前回SanDiskのポータブルSSD購入以来、この機会に溜まったデータを整理しようと思いまた別のポータブルSSDを買ってみました。
▷耐久性No.1!?『SanDisk ポータブルSSD』のレビューはこちら
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今回新しく購入したのがバッファローの『SSD-PSMU3』ウルトラホワイト 960GBです。
PeyPeyモールのポイント還元で1TBが実質9,000円は破格!
今回はあえてポータブルSSDにする必要はなかったのですが、読み込み速度も比較的高速でUSB-Cにも対応し、1TBで実質9,000円(!)というコスパの良さに惹かれて購入しました。
商品自体も想像以上に小さくて軽くそして使える商品だったので紹介したいと思います。
『SSD-PSMU3シリーズ』の基本スペック
まずは『SSD-PSMU3』シリーズのラインナップと基本スペックをまとめてみます。
モデル | 250GB | 480GB | 960GB |
型式 | SSD-PSM250U3 | SSD-PSM480U3 | SSD-PSM960U3 |
商品画像 | ![]() |
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カラー | モスブルー|スモーキーピンク|ウルトラホワイト | ||
読み込み速度 | 430MB/s | ||
サイズ | W33 × D9.5 × H59.5 mm | ||
質量 | 約15g(ケーブル含まず) | ||
対応デバイス | PS5/PS4, ノートパソコン, Windows 10/8.1/7、Mac OS X 10.11以降 | ||
電源 | USBバスパワー | ||
インターフェイス | USB 3.2(Gen1) | ||
付属品 | USB 3.2(Gen 1)ケーブル(Micro-B to Type-A,30cm) 変換アダプター(Type-A to Type-C) |
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セキュリティ | SecureLock Mobile2(暗号化:AES 256bitソフトウェア方式) | ||
堅牢性 | 米国MIL規格「MIL-STD-810G 516.6 procedure IV」準拠 | ||
参考価格(税込) | ¥5,830 | ¥8,580 | ¥14,630 |
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やはり特徴的なのはフリスクよりも小さいというそのサイズですよね!参考価格も競合品と比べて安めの設定です。
『SSD-PSMU3シリーズ』のお薦めポイント
『SSD-PSMU3』シリーズを実際に使用してみて特にお薦めできるポイントをいくつか紹介してみたいと思います。
・小型軽量で持ち運びには最強クラス
・速度も充分でちゃんとSSDの良さを発揮
・見た目がカワイイ
・変換アダプタが便利
・国産製品らしい豊富なサービス
小型軽量で持ち運びには最強クラス
左から『外付けHDD』『MINTIABREEZE』『SanDiskポータブルSSD』『SSD-PSMU3』
とにかく小さい。ほぼ消しゴムです。本当に中身入っているのか疑わしい軽さです。(入っています)
携帯性については何ら注文はありません。逆にうっかり落としても気づかなさそうなので本体にストラップホールがついているのは嬉しいですね。
【参考】他社ポータブルSSDスペック比較
E30 GH | T5 | SSD-PSM | |
メーカー | SanDisk | Samsung | BUFFALO |
最大読出し速度 | 520MB/秒 | 540MB/秒 | 430MB/秒 |
付属ケーブル | USB-C⇆Aのみ | USB-C⇆C USB-C⇆A |
USB-B⇆A A⇆C変換アダプタ |
寸法(WxHxD) | 47 x 97 x 10 | 74 x 57 x 11 | 60 x 33 x 10 |
質量 | 40g | 51g | 15g |
パスワードロック | ◯ | ◯ | ◯ |
実勢価格(500MB) | ¥9,500 | ¥8,900 | ¥6,300 |
※実勢価格は2021年3月末現在のAmazon価格です |
他社品と比較しても相当小さく軽いのがお分かり頂けると思います。
速度も充分でちゃんとSSDの良さを発揮
コンパクトながらも読み出し速度430MB/sとHDDの4倍近い高速転送が可能です。
実測値の参考として『Amorphous Disk Mark』で測定したベンチマークがこちらです。
『exFAT』でフォーマットしたせいかカタログ値ほどの速度は出ませんでしたが、それでも充分な速度と言えます。
見た目がカワイイ
完全に好みの問題ですが、ミニマルで真っ白な筐体が可愛すぎます!
ちなみに一見セパレートカラーに見えますが、少し角度がついてそう見えるだけで本体カラーは一色です。(裏面はグレーや黒です)
普段使いのものだからこそ主張が控えめでシンプルな見た目は大事だと思います。
変換アダプタが便利
本体に対してゴツめの『USB Micro-B to Type-A』ケーブルは不評のようですが、付属する『Type-A to C』変換アダプタは他でも使えてとても便利です。
ケーブル同様『USB 3.2(Gen1)』対応のため、転送速度は最大5Gbps(約635MB/s)となりますが、1GB/sを超えるような最新機器でもない限りボトルネックとなることは少ないはずです。
国産製品らしい豊富なサービス
まず各種サポートが日本語で受けられる点はとても安心できるポイントです。
次に付帯するサービスについても、PS4のゲームをSSDにインストールしたり移動する方法を解説する「PS4かんたん接続マニュアル」を初め、故障の予兆を診断し事前に教えてくれる故障予測サービス「みまもり合図」やデータ復旧サービス(無償|有償)など色々と充実しています。
※サービスについての詳細はバッファロー商品紹介ページを参照ください。
大事なデータを保管する商品だからこそ、万一の際の対応や故障の予防に繋がるサポートが付帯されているのは嬉しい点です。
『SSD-PSMU3シリーズ』の少し残念な点
次に実際に使用してみて個人的に残念だと感じた点を3つ紹介します。
・大量データ転送時の発熱と速度低下
・本体側の端子が『USB Micro-B』
・付属のUSBケーブルがいまいち
大量データ転送時の発熱と速度低下
通常、SSDには『サーマルスロットリング(熱暴走制御装置)』が備わっており、SSDの動作限界目安の70度を超えると自動的に処理速度を落とし発熱による故障を防止してくれます。
『SSD-PSMU3』も100GB程度のデータフォルダを転送した際はかなり発熱し明らかな書き込み速度低下を確認しました。(100MB/s以下まで低下)
もちろん他のSSDでも負荷が掛かれば発熱するのですが『SSD-PSMU3』は比較的早々に熱を帯びる感じがします。
僕の想像も入りますが、筐体が小さく密度が高いこと、プラスチック性で放熱しづらいことも多少なり影響している気がします。
本体側の端子が『USB Micro-B』
おそらくバッファロー商品の統一規格が『USB Micro-B』なのだと思いますが、他に用途がないため専用にケーブルを持ち歩く必要があり少し不便です。
この小ささにマッチした『USB Type-C』を採用してくれると、汎用性もあってもっと使いやすくなるのになあと感じます。
付属のUSBケーブルがいまいち
付属の『Type-B to A』ケーブルは、かなりしっかりしたケーブルで硬く柔軟性がありません。
その為せっかくの超小型のSSDなのにこのケーブルのせいでどうしても展開するための場所をとってしまいます。
ある程度の剛性は必要なのかも知れませんがもう少し柔らかいケーブル、もしくはUSBメモリのように直接挿せるともっと小さなボディを生かせる気がします。
購入者の口コミ
Amazonのレビューから購入者の口コミをいくつか抜粋して紹介したいと思います。
もちろん賛否ありますが個人的には今のところ満足しています。
[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://cotonohablog.com/wp-content/uploads/2021/03/boy_01.png” user_name=”kukucomさん”]非常にコンパクトでいいです。アダプターが残念???これがいいのですよ。この製品は、非常にコンパクトでフォーマットをexFATで行うとipadでもWindowsでも両方で使用できます。
TYP-CのアダプタタはMac・ipad proで使えて、windowsではUSB3.1で接続、外付けHDDもexFATでフォーマットしたらTranscendの1TBがつながりました。これで大きい動画や写真、重要書類も移動簡単になりました。iCloudを使うことがほとんどなくなりました。[/speech_balloon_left1]
[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://cotonohablog.com/wp-content/uploads/2021/03/girl_07.png” user_name=”快速待ち合わせ
さん”]とても活躍!ちっちゃく色もかわいいー
私はiMacで使用しています。Catalinaを入れ起動ディスクに設定しています。今まで電源を入れてお茶をとりに行ってもまだロード中だったのにボタンを押してものの数秒で起動するようになりました。写真より二回りちっちゃかったです。[/speech_balloon_right1]
[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://cotonohablog.com/wp-content/uploads/2021/03/boy_05.png” user_name=”macaot
“]PS4で使用、かんたん!PS4接続用のマニュアルが入っており、まったくそのとおりにやりましたが、とっても簡単です。
久しぶりに、モンハン、DBD、スト5で試してみましたが、モンハンが一番効果を発揮してると思います!!
あの遅いローディングがこんな早くなるとは・・・びっくり。
DBDはあんまり違いがわからなかった。
スト5は、タイトル画面くっそ遅いので早くなるかなあと思ったけど体感的にあまりかわらないような気も・・?
あと、各ソフトのアップデートファイルのインストールが早くなったような感じはありました。
モンハンをPS4でやっている方には間違いなくおすすめ。
ただ、USB接続部分が一個潰れるのでその部分だけ注意。[/speech_balloon_left1]
[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://cotonohablog.com/wp-content/uploads/2021/03/person_15.png” user_name=”Yumi”]データ転送速度、最低。データ転送速度430MB/sと表示してあるにもかかわらず、全然遅くて驚きました。
PCより約500GBをこの超小型SSDに転送したところ、前半は180MB/s、後半になると35MB/s前後で話になりません。因みにプロセッサはi9、メモリー32GBのPCを使用してます。どういうことでしょうか???[/speech_balloon_right1]
まとめ
最後に改めて僕の考える『SSD-PSMU3』のお薦めポイントと、少し残念な点をまとめるとこんな感じです。
良かったポイント | 残念なポイント |
・小型軽量で持ち運びには最強クラス ・速度も十分でちゃんとSSDの良さを発揮 ・見た目がカワイイ ・変換アダプタが便利 ・国産SSDらしくサービスが豊富 |
・大量データ転送時の発熱と速度低下 ・本体側の端子が『USB Micro-B』 ・付属USBケーブルがいまいち |
もちろん100点満点ということはありませんが、総じて非常に満足度の高い商品であることは間違いないと思います。
この商品はAmazonでもよくセール対象になっているので、気になっている方は是非そのタイミングを狙って購入すことをお薦めします。
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