MacBookはトラックパットの使い勝手がいいのでマウスは使わないひとも多いのではないでしょうか。
僕自身もこれまで「マウスいらない派」だったのですが、動画編集などで細かい作業やトラックパットの唯一の弱点(?)であるドラッグ&ドロップを使うことが増えてきたため、ついにMacBook用のマウスを購入しました。
それが今回紹介する「SATECHI M1 Wireless Mouse」。

もちろん純正のMagic Mouseも検討したのですが、実際に触ってみるとその薄さと形状がどうにもしっくりこず、MacBookと同じアルミ製でデザインもいい「SATECHI M1」を選びました。
実は以前から取引先のデザイン会社のひとが使っていて気にはなっていたのですが、MacBookと同配色で結構かっこいいんですよね!
「M1 Mouse」をおすすめしたいひと
- MacBookユーザーでマウスが必要なひと
- 純正Magic Mouseは高いと感じるひと
- 細い操作やドラッグ&ドロップを多用するひと
- 見た目や高級感にもこだわりたいひと
- クリックはしっかり目の反応が好きなひと
この記事では「SATECHI M1 Wireless マウス」の商品紹介と、はじめてマウスを使うときに気になるトラックパットとマウスホイールの逆スクロールの解決方法についてまとめていきます。
SATECHI M1マウスの特徴
メーカーである「SATECHI」はアメリカのサンディエゴの本社を置くPC用アクセサリーメーカーで、主にApple製品に互換、マッチするデザインの製品を中心に展開しています。
「M1 マウス」もMacBookに近い意匠で、特にスペースグレイは同色のカラー配置を踏襲していてとても馴染むデザインになっています。
商品スペック(Magic Mouse比較)
まずは商品スペックを見ていきます。(比較対象はApple純正 Magic Mouse)
さすがにMagic Mouseのような「Multi-Touch」もないですし、価格差も3倍近いので単純比較では勝ち目はなさそうですが、手に馴染む形状や、Type-Cの充電ポートは「SATECHI M1」が優位だと思います。
あと充電切れの際にも使用しながら充電できる点は完勝ですね!
パッケージと付属品
パッケージはシンプルで至って普通。マウス本体とUSB Type-C to Aケーブル、日本語付きの説明書が同梱されています。
Macを意識したマウスであればUSBケーブルは「C to C」の方が良かったですね。


MacBookに馴染む美しいデザインと形状
SATECHIの製品は美しいデザインにも定評がありますが、「M1 マウス」も同様です。

ベース素材にアルミニウムを使い、左右完全対称のデザインはAppleの意匠に近く高級感もあります。

グリップしやすいホイールボタン
ホイールボタンは金属製で滑りにくいローレット加工がされています。

前後に回転でスクロール、押し込みで右クリック、操作音は控えめです。
尚、スクロールの方向をトラックパットと逆にする方法は記事の後半で紹介します。
充電は全面のUSB-Cポートから

充電は全面のUSB-Cポートから行ないMagic Mouseのようにひっくり返す必要もありません。
もちろん使用しながらの充電も可能なので充電切れの際も安心です。
電源とペアリングボタンは底面に配置
電源スイッチとペアリング用のボタンは底面に配置されています。

ちなみに「M1 マウス」は複数のデバイスをシームレスに切り替えて使う「マルチペアリング」には対応していません。
そのため他のデバイスでも使用する場合はその都度繋げなおす必要があるのでペアリングボタンは意外とよく使うボタンです。

クリック反応はしっかりめ
最近のマウスは音のしないフェザータッチの商品も増えていますが、「M1 マウス」は割としっかり反応があり小気味の良いクリック音がします。
これは好みによるので良し悪しはありませんが、質感も含め個人的には使っていて気持ちのいいマウスだと思います。
MacBookへのペアリング方法
MacBookへのペアリングは非常にカンタンです。
MacBookへの接続方法
- マウスのペアリングボタンを長押し(青色LEDが点滅)
- システム環境設定からBluetoothアイコンをタップ
- Bluetooth設定から「Satechi M1 Mouse」に接続




マウスだけスクロール方向を逆にする方法
はじめてMacBookでマウスのスクロールボタンを使ったときに戸惑うのがスクロールの方向。
一般的なスクロールの方向
トラックパット:下にスライドさせると画面も下に流れる
スマートフォン:下にスライドさせると画面も下に流れる
マウス:ホイールを下に回すと画面は上に流れる
上記の通りマウスでのスクロールはトラックパットとは逆に設定したいのですが、なぜかMacは仕様で同一方向にしか設定できません。

これを解決するために必要なのが「Scroll Reverser」というアプリです。ここからそのアプリのインストール方法と設定を説明していきます。
- Scroll Reverser
- For macOS 10.12 and later
Download Scroll Reverser 1.8.2

Scroll Reverserをインストール
「Scroll Reverser」はこちらからダウンロードします。

「Scroll Reverser」のダウンロードが完了したらMacBookにインストールしていきます。

Finder > ダウンロード > 「Scroll Reverser」のアイコンを[プリケーション]にドラック&ドロップ

アプリケーション > 「Scroll Reverser」をダブルクリック

ポップアップで確認が入りますので > [開く]をクリック

MacBookのメニューバーに「Scroll Reverser」のアイコンが追加されました。

「Scroll Reverser」のアイコンをクリック > [設定]

画面の通り設定してください。以上でマウスのホイールだけ逆方向になりました。
まとめ

MacBookのベストマッチマウス「SATECHI M1 Wireless Mouse」と便利なホイール設定についてまとめてみました。
「MacBookはトラックパットで充分だよ!」という意見はおおむね同意なのですが、トラックパットとマウスと併用することでより便利に使うこともできると思います。

ピンチアウト/インはトラックパット、カーソル操作やドラッグ&ドロップはマウスというようにうまく使い分けることできっと作業性がアップするはずです。
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