炊き立てのごはんの匂いを嗅ぐとしわせな気持ちになるのは僕だけではないはず(?)
これまで10年近く我が家の食卓を支えてきたのが妻とこの炊飯器「SANYO おどり炊き」です。今でも充分美味しいごはんが炊けるのですが、流石に外観のくたびれ感も目立ってきましたので思い切って新しい炊飯器を購入しました。
色々リサーチした結果、この炊飯器を購入するに至った理由と感想を書いていきます
購入したPanasonic「Wおどり炊き」SR-MPW100
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Contents
「Wおどり炊き」SR-MPW100を選んだ理由
他にも多くの魅力的な炊飯器と比較検討した結果この商品を購入するポイントとなったのは以下の点です。
・3〜5合炊きで充分だった
・炊飯方式が圧力IH式
・ごはんの炊き分けが出来る
・お手入れのしやすさ
・スタイリッシュな見た目にひかれた
3〜5合炊きで充分だった
これまで使ってきた炊飯器は1升炊きでした。購入当時はまだ妻と2人暮らしでしたが「今後家族が増えるだろう」ことを見越してあえて大きめを購入。
しかし実際には家族4人となった今でも毎回1〜2合しか炊かず、乾燥が気になる保温機能も使わない派なので、ただただ場所を取るだけという結果に。ちなみに1升(10合)はお茶碗23杯分だとか。我が家の1週間分です。完全に無用の長物でした。
また1升炊きと5合炊きでは火力(電力)も違いますし、釜が大きいため、少量炊きの水加減も難しいことなどから、次に買い換えるなら3〜5合と事前に決めていました。
炊飯方式が圧力IH式
炊き上がるごはんの美味しさは炊飯器の加熱方式の違いが大きいようです。
これはある程度炊飯器の価格と比例するようですが、ごはんは毎日食べるものなので多少値が張っても、高圧力・高火力で炊き上げる「圧力IH式」を選択しました。
炊飯方式 | 加熱方法 | 価格帯 | ポイント |
マイコン式 | 釜底からの加熱のみ | 数千円〜1万円 | 安さ重視ならお勧め |
IH式 | 窯全体から加熱 | 1万円〜4万円 | 味と価格のバランスが○ |
圧力IH式 | 釜全体+圧力で加熱 | 3万円〜10万円以上 | 高価格帯だが拘るならこれ |
ガス式 | ガスの高火力で加熱 | 1.5万円〜5万円 | ガス元栓への接続が必要 |
火力が強いと本当にカニ穴が出来きますね!炊き上がったごはんも艶つやです。
ごはんの炊き分けが出来る
僕は白飯はもちもち食感が好きなのですが、チャーハンや丼ものはハリが強くしゃっきりしたごはんが合います。時には栗ごはんや炊き込みごはんも食べたい!
そんな目的に合わせてしっかり炊き分けできる機能がついている点も好印象でした。実際にモードを変えて食べ比べてみると「もちもち」と「しゃっきり」で素人の僕でもはっきり違うと感じました。
画像引用元:photoAC
お手入れのしやすさ
炊飯器は毎日使うものですので、お手入れのしやすさ、洗いやすさはとても重要なポイントだと思います。特に圧力IH炊飯器はパーツが多くどうしても洗うものが増えてしまいます。
ここについては事前に近所の電気屋さんに現物、特に「裏蓋」が、どう構成されているのか見に行きましたが、部品数やジョイントの仕方がメーカーによって結構違うことがわかりました。
部品数も増えると洗う量も増えますし「丸洗いできるか否か」「水が溜まりやすい釜の受けの部分(蓋との接触部分)の凹凸」と「素材(ステンレス製がプラスチックか)」で、結構掃除の手間に違いが出そうです。
以上の点から比較的お手入れしやすそうと感じたのが、Panasonic製の炊飯器でした。
スタイリッシュな見た目にひかれた
ここまで機能的な部分中心に書いてきましたが、見た目も決め手の一つでした。やっぱりキッチンであまり主張し過ぎず、他の調理機器と馴染む方がいいです。
写真引用元:Panasonic.jp
この商品はボディが艶消しのホワイトで表面加工もサラサラしています。天面に備え付けられた黒色の反転液晶も相まって落ち着いた佇まいです。
SR-MPW100で炊いたごはんの感想
まず食べ比べの比較レビューや各メーカーの商品紹介などから機能的な特徴を以下にまとめてみました。
メーカー | ブランド名 | 釜素材 | 炊き上がり | その他 |
バルミューダ | THE GOHAN | アルミ釜 | もちもち系で粘り強め | 非圧力式、保温機能なし |
アイリスオーヤマ | 銘柄量り焚き | 銅釜 | しゃっきり系でみずみずしい | よそう量でカロリー表示 |
パナソニック | Wおどり炊き | 銅釜 | 甘み強くやや柔らかめ | ー |
三菱 | 本炭窯 | 炭素釜 | しゃっきり系で炭の風味 | 非圧力式 |
東芝 | 炎匠焚き | 鉄釜 | しゃっきり系でやや硬め | ー |
日立 | ふっくら御膳 | 鉄釜 | もちもち系で香りが強め | 蒸気が出ない |
象印 | 炎舞炊き | 鉄釜 | 甘み強くふんわり | ー |
タイガー | 土鍋ご泡火焚き | 土鍋 | さっぱり系でやや柔らかめ | ー |
個人的には以前より使っていた「SANYO おどり炊き」とコンセプトを継承した、Panasonic製「Wおどり炊き」の炊き上がりのごはんの味は予想通りでとても満足できました。
各メーカーにより「美味しさのコンセプト」はそれぞれ違いますが、実際に食べてみるとPanasonicの炊飯器も、個人的には充分もちもち感がありとても美味しいと感じています。
操作性やお手入れについて
外装はさらさらした加工もあって指紋や汚れは目立ちにくくて良いです。ただし天面は普通の光沢仕上げのため、液晶パネル部分も含め定期的に拭く必要はあります。
また各操作ボタンは物理ボタンの上からシートを貼ってあるタイプですので、やや押し込みが必要です。液晶パネルはバックライト方式で見やすく操作自体はも非常にシンプルだと感じました。
炊飯の都度、かかった電気代が表示されるのも節電思考の高い人にはよい機能だと思います。
モノトーンの反転液晶はバックライトもあり視認性も高い
写真引用元:Panasonic.jp
お手入れについて気にするべきポイント
水分が溜まりやすいフレーム部分
釜を支えるフレームの部分、蓋を開けた際に天面となる部分です。ここは蓋から垂れる水分が溜まりやすい部分で、特に蓋をバチンと留める部分は凹凸もあって放っておくとカビや水垢が発生する可能性があります。
このシリーズはフラットな形状で素材もステンレスのためサッと拭けてとても衛生的だと感じました。
裏蓋と蒸気蓋
蒸気の中にはごはんのおねばも含まれているためここも原則、毎回清掃が必要となります。
分解して洗うことになりますが部品数が多いとそれだけ手間も増えるので出来るだけ少なく、部品形状もシンプルなものを選んだ方が良いです。
SR-MPW100の部品は全部で3つと高機能炊飯器としては少なく、作業も比較的簡単です。
まとめ
画像引用元:photoAC
ひとくちに炊飯器と言ってもメーカーやグレードによって機能や価格もさまざまで、結構悩みどころの多い家電だと思います。一度買い換えると5年〜10年は使うものですし。
しかし一番肝心な「味」に関しては電気屋さんに見に行っても、カタログを眺めても分からないですし、結局は口コミや誰かのレビューを参考にする他ないのが現実です。
ただある程度の価格帯の今の炊飯器であれば結局どれを選んでも美味しいはずだと僕は思います。なんせ各メーカーの専門家が美味しいごはんを炊くために日々研究して作られているワケですから。
結局「自分がいいと思ったものが一番いい」という逃げ口実的な結論で恐縮ですが、今回はそんな感じで終わりたいと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました!
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