うちの家族はみんな本当にお風呂が大好き。
みんなで一緒に入るワケではないんですが、毎日必ず湯船にお湯を溜めて入るので、時間になるといつもお風呂場から誰かしらの鼻歌が流れてくる愉快なカナちひ家です。
そんな我が家は入浴剤やバスボムも大好きです。でも毎日「ラッシュ」って訳にもいかないし、バブとかも気持ちいいんですが楽しさはありません。
「だったら自分たちで作っちゃおう!」と、この「バスボムラボ ポッピング」を買ったのですが、これが作るのも楽しくってお勧めしたい商品だったのでレビューしてみたいと思います。
「バスボムラボ ポッピング」とは
「バスボムラボ ポッピング(BATH BOMB LAB. popping)」とは学研から発売されているバスボム作成キット(おもちゃ)です。
バスボム自体は「重曹(炭酸水素ナトリウム)」と「クエン酸」に水を含ませてラップなどで丸めれば簡単に作れるのですが、このキットを使うことで、楽に攪拌(かくはん)でき、キレイな円形に作ることが出来ます。
パッケージに同梱されているもの
パッケージには基本的に必要なものは全て同梱されていますが、実はこれだけでは真っ白のバスボムしか作れないので注意が必要です。
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バスボムを上手に作る(失敗しない)コツ
子供向けのおもちゃなので誰でも簡単に作れるはずなんですが、実はいくつか失敗するポイントがありますので、実際に作ってみて分かったうまく作るコツを紹介します。
・分量は正確に
・水を入れてからは手早く作業を
・スプレーはちゃんと立てて使う
・黄色は多めに、赤・青は少なめに
・スキムミルクは使わない
分量は正確に
バスボムを丸めるために最後に「ポッピング」で押し固めるのですが、分量が多いとロック出来ませんし、少ないとしっかり固まりません(出す時に割れます)。
重曹とクエン酸は付属するスプーン分量分、ちゃんと「すり切り」で計りましょう!
分量は「すり切り」です。多いと最後に固められなくなるので注意!
水を入れてからは手早く作業を
重曹とクエン酸を混ぜたあと、スプレーで水を吹きかけてまた攪拌するのですが、水を含ませた時点から置いておくだけでも再乾燥や材料の重さで固まってきます。
色付けやトッピングをしないのであれば問題ありませんが、その準備などで時間がかかってしまうと、いざ混ぜようとする頃にはゴロゴロの塊になっていて上手く色やトッピングが馴染まなくなります。
混ぜものをするのであれば先に全て準備をしておくほうがいいです。
時間がかかりそうな場合は適宜シェイクして固まるのを防ぎましょう
スプレーはちゃんと立てて使う
付属するスプレーは立てた状態で使って適量の水が出る仕組みです。
横にしたり押す力が弱いと水の量もまばらになってしまうので注意しましょう。ちなみに水分量が少な過ぎると、固める際に結合が弱くなり割れやすくなってしまいます。
黄色は多めに、赤・青は少なめに
食用色素を混ぜて使う場合は、使う分量に少し注意が必要です。
同じ量を使っても黄色と青色では色の強度が違います。具体的には黄色+青色を同量を使うとお湯に溶けた際、イメージしているよりも青緑になります。キレイな緑のお湯にしたいのであれば黄色を1.5倍程度多めに入れるようにしましょう。
ちなみに色強度は「黄色<赤<青」のイメージです。(赤と青でも結構青よりの紫になります)
これで大体、青1:黄色1.5くらいです(水に溶けると更に顕著になります)
スキムミルクは使わない
食用色素だけではビビッドな湯色になるので少し白濁させたい気もしますが、スキムミルクを混ぜるのはやめた方がいいです。うちでやったら泡や白い塊になってひどい目に遭いましたから。
白濁させるならコーンスターチなどを混ぜて使うのがいいのだとか。でもスキムミルクもネット情報のおすすめだったのであまり信用出来ませんが・・・
一緒に買うといいもの(おすすめのバスボム)
バスボム作りに必須ではないですが、あるともっと楽しくなるもの紹介します。
・食用色素
・重曹とクエン酸
・アロマオイル(精油)
・バスソルトやチョコスプレーなどのトッピング材料
食用色素
真っ白なバスボムはお湯に溶けると無色透明になるので、バスボム自体を可愛く作る・お湯の雰囲気を出すには着色をするのが良いです。
着色には食用色素を使いましょう。うちでは赤・青・黄色・緑を買いましたが、緑は青と黄色で作れるので必要なかったかも。色料3原色(CMY)があればかなりの色が作れますよ!
使う量は1個のバスボムに対し付属のスプーン3〜4杯で充分です
重曹とクエン酸
商品についてくる量はそれぞれ約8個分ですのですぐになくなります。
余っても掃除などに使えますので一緒に買っておくことをお勧めします。僕は重曹で腕時計も丸洗いしましたよ!
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うちはこれを買いました。国産品1kgで600円台はかなりお得ですよ! (画像から商品詳細に飛べます) |
アロマオイル(精油)
色付けの食用色素に対して、アロマオイル(精油)は香り付けに使います。
使う量はオイルの香りの強さによって変わると思いますが、僕は2〜3滴ほどが適度な香りでちょうどいいと感じます。ベルガモットやラベンダーなど好きな香りを使いましょう!
バスソルトやチョコスプレーなどのトッピング材料
バスボム自体のデコレーションに使います。
うちではケーキなどに使う星型やハート方のスプレーシュガーでバスボムをデコレーションしてましたが、使う量は少量なのでお湯で溶ける素材ならなんでもOKです。
素材によっては湯船の底が多少ぬるぬるする場合もありますが、ちゃんと洗えば問題ありません。
「バスボムラボ ポッピング」の注意すべき点
我が家では大活躍の「ポッピング」ですが、注意すべき点もいくつかあるので紹介しておきます。
・辺り一面が粉だらけになる
・押し固めるのに結構力がいる
・食用色素をこぼすと面倒くさい
・毎回洗って乾かすのが面倒
辺り一面が粉だらけになる
バスボムを作った後は机の上や床など細かい粉末だらけになります。
一つは重曹などをスプーンで救う際にこぼれるもの、もう一つは「ポッピング」を使ってシェイクしたあとネジ部分に残った粉末がこぼれるためです。
あとからの掃除機は必須、作る場所もカーペットなど敷いていないフローリングなど掃除しやすい場所で遊びましょう。
押し固めるのに結構力がいる
最後に丸く形成するためにグリップをカチッとはまるところまで押し込む必要があるのですが、ここに結構力が入ります。
「対象年齢6歳以上」の商品ですが、7歳女児でも一人では最後まで押し切れないので毎回ここで呼ばれてしまいます。
食用色素をこぼすと面倒くさい
白いバスボムだけだと楽しくないのでおそらくみんな食用色素も使うと思うのですが、子供だけでやると服についたり床にこぼしたりして後片付けが面倒くさいです。
衣類であれば食器洗剤と歯ブラシで叩いて浮かせたあと洗濯すればある程度きれいになりますが、カーペットなどにこぼすと最悪です。
すぐ拭けるテーブルやフローリングで遊ぶことをお勧めします。
毎回洗って乾かすのが面倒
使ったあと放っておくとレバーや上側の部品の隙間に材料入り込みガチガチになります。水などで洗えばすぐ取れるのですが、今度は水が隙間に入って乾くまで次のバスボムが作れません。(水分量が変わってしまうので)
また隙間に前のバスボムの色が残っていて、次に作ったバスボムが汚くなってしまうケースも。出来れば使用後は毎回洗って乾かしておいた方がいいです。
まとめ
少し材料を減らして小さな人形を仕込む事でびっくり箱みたいなバスボムもできます。色や柄、香りなど色々カスタマイズ出来て作っているだけでも楽しいですよ!
こんな感じで層になるように混ぜていくとマーブルのバスボムになります
いろいろ混ぜてとても綺麗なバスボムができたと思っても、お風呂に入れると汚い茶色のお湯になったりするのですが、それはそれで子供たちには楽しいようでお風呂でから「めっちゃ汚い〜」と笑う声が聞こえてきます。
色々な精油を混ぜることでリラックス出来たり、身体もあったまる効果を出すことも出来るのでこの時期にぜひバスボム作りにチャレンジしてみてください。
それでは!
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