Apple Watchのバンドもアストロンも!重曹を使って超簡単に腕時計を綺麗にする方法

前回の記事で「重曹(炭酸水素ナトリウム)」でバスボムを作りましたが、さすがに1kgの重曹はそうそう使いきれないのでもう一つ有効な活用方法を紹介したいと思います。

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それが腕時計の洗浄です!・・・といっても、重曹の洗浄力はお掃除業界(?)では有名ですので珍しくもないですよね。

ですが今回は重曹水に腕時計をドボンとつけて丸洗しようという内容です。

イメージの通り本当にめちゃくちゃ綺麗になるのですが、当然リスクや注意点もありますのでそこら辺も含めてご紹介させて頂きます。

目次

重曹水で洗浄した腕時計の比較画像

洗浄後のビフォーアフターを画像で紹介します。(写真は拡大できます)

特に汚れが溜まりやすいベルトのコマの隙間や、ベルトのジョイント部分がとても綺麗になっていると思います。これ、ただ重曹水に浸けただけですよ!

こんなに汚かった(左)が、超簡単にこんなに綺麗(右)になりました。

うーん、汚れが落ちると逆に小傷が気になりますね・・・

 

重曹水で洗浄出来ない腕時計について

どんな腕時計でもこの方法で洗浄出来るわけではありませんのでまずNG(絶対やっちゃダメ!)な腕時計について説明致します。

・5気圧防水以下の腕時計
・経年や破損のある腕時計
・アルミや真鍮などの素材
・革製のベルト

 

5気圧防水以下の腕時計

今回の洗浄方法は重曹水のつけ置き洗いのため、防水性能の低い腕時計はNGです。

5気圧防水とは「日常生活用強化防水」(ケース表記:WATER RESISTANT 5BAR/ W.R.5BARなど)で水泳などの運動も可能と分類されるが、あくまで「真水」の話なので浸透洗浄性のある重曹水はやめた方がいいです。

引用元:SEIKO Watchs.com

一手間増えますが、素材的に問題なければベルトのみの重曹水で洗浄し、文字盤(本体部分)は綿棒などで清掃しましょう!

 

経年や破損のある腕時計

同じ理由で10気圧防水以上であっても、経年や破損のある腕時計も以下の理由からやめておいた方が無難です。

経年品パッキンが劣化していて水が浸透する可能性がある
破損品風防などの僅かな亀裂でも水が入る可能性がある

こちらも安全を期してベルト部分のみの洗浄としましょう。

 

アルミや真鍮などの素材

アルミや真鍮、銅などは重曹(炭酸水素ナトリウム)と化学反応を起こし変色する場合があるのでやめておきましょう。しかも一度変色すると元には戻せませんので本当に注意してください。

もちろんアルミ製のApple Watchとか絶対やっちゃダメですよ!!

ただシリコンベルトについては重曹水を含んだタオルなどで拭くと黒ずみがとても綺麗になるので是非試してみてください。

左が重曹水で拭く前、右が拭いた後です。重曹ってすごい。
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革製のベルト

もちろん、革製のベルトは水洗い不可です。

革ベルトは中性洗剤を含んだ布などで拭いて汚れを落としたあと、固絞りした別のタオルで拭きとるだけでOKです。(水分が残るとカビが生えるのでしっかり乾燥を!)

 

重曹水を使った腕時計の丸洗い手順

それでは腕時計を洗浄していきます。手順は以下の通りです。

・外観の傷や破損のチェック
・重曹水の作成
・時計を重曹水に浸ける(約10分間)
・貯めた真水で優しく流す
・クロス(タオル)で拭き取る

 

外観の傷や破損のチェック

前述の通り文字盤に破損や亀裂がないか確認します。

裏蓋に打痕がある場合は、パッキンに隙間が出来ている場合もありますので疑わしい場合はやめておきましょう!

 

重曹水の作成

100cc以上のカップにあふれない程度のぬるま湯と、小さじ1杯の重曹を加え、粉が完全に溶けるまでよく混ぜるだけです。

分量は大体でOKですが重曹を入れすぎると溶けきらないので注意

 

時計を重曹水に浸ける(約10分間)

作った重曹水に腕時計を優しく浸けます。特に擦ったりかき混ぜたりする必要はありませんので10分程度そのまま置いておきましょう

10分程度で十分汚れは取れますので余分に時間をかける必要はありません

10分後にはこんな感じで汚れが浮いてきます。

 

貯めた真水で優しく流す

こんなに汚れが!残りの汚れは水で洗って綺麗にしましょう

10分間の入浴で汚れが落ちたあとは真水で洗い流します。

慎重を期すため水道の流水で直接流さず、洗面器などに真水を張って優しく振って流すようにしましょう。水道は水圧によっては割と危険です。

 

クロス(タオル)で拭き取る

真水で洗ったあとは、クロスやタオルで拭き取ります。

まだベルトやジョイント部分に結構汚れが残っているはずですので、汚れてもいいクロスを使うようにしてください。

水分を残さないよう隙間なども綿棒でしっかり拭き取ってこれで終了です!

ベルトやリューズの隙間もとても綺麗になりました!(その分小傷が気になる・・・)

 

まとめ

汚れているものが綺麗になるのって気持ちいいですよね!しかもこんなに簡単に。

ただし繰り返しとなりますが、この方法で洗浄出来ない素材だったり、清掃後にパッキンなどに多少のダメージが残る可能性もありますので少しでもリスクを追いたくないのであれば、きちんと専門店に持っていくことをお勧めします。


せっかく専門店に出すならオーバーホールも検討したいです

それにしても「重曹」ってほんとに便利アイテムですね!

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