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文字を書くことが好きになる!?普段使いに最適な1万円未満の万年筆5選

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このブログでよく紹介するガジェットをはじめ基本デジモノが好きな僕ですが、アナログなステーショナリーも結構好きです。

その中でも会社員になってからずっとこだわって使ってきたのが「万年筆」。

[speech_balloon_left2 user_image_url=”https://cotonohablog.com/wp-content/uploads/2021/03/boy_09.png” user_name=”カナちひ”]ボールペンほど手軽でもなく手入れに手間もかかりますが、個人的にはその不便さを補って余りある魅力が万年筆にはあると思っています。[/speech_balloon_left2]

この記事ではほぼ毎日万年筆を使っている僕の実感をもとに、普段使いに最適な機能性とデザイン性、コスパを兼ね備えた万年筆5選を紹介したいと思います。

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目次

万年筆の魅力(お勧めポイント)

画像引用元:photoAC

本題に入る前に僕が「なぜ万年筆を使うのか」、その魅力についていくつか紹介したいと思います。

⚫︎ 書き心地のよさ
⚫︎ 多様なインク色が選べる
⚫︎ 綺麗な文字が書ける(気がする)
⚫︎ 手間がかかる分愛着がわく

 

書き心地のよさ

万年筆を使う理由として最も大きい要素はこの書き心地のよさだと思います。

筆圧によって押し付けて書く鉛筆や、ペン先のボールを転がして書くボールペンと違って万年筆は紙の上を「滑らせて書く」筆記用具です。

あえてペン先を潰して太い線を書く場合以外は筆圧は不要で、ペンの重さだけでさらさらと”文字を描け”るので、ずっと使っていても疲れにくい特徴があります。

今回紹介する万年筆のニブ(ペン先)はスレンレス製が中心ですが、18金のニブはより滑らかな書き心地を楽しめます。もちろんその分値も張りますが。

 

多様なインク色が選べる

万年筆は「コンバーター」というインク吸入器を使うことで販売されている様々なメーカーのインクを使うことができます。

一般的な黒や青以外にもメーカーやシリーズによって赤や茶色などのインクが選べたり、同じカラーでも微妙なトーンの違いがあったり自分の思う色味に近いインクを好きに選べる点も万年筆のいいところです。

ちなみに僕のお勧めのボトルインクは、PIROT(パイロット)社の「iroshizuku<色彩雫>」。

▷動画引用元:PILOT

特に「tsuki-yo<月夜>」というインクは灰掛かった青緑というのかなんともいい青色なんですが、このシリーズの色味は全て本当に素敵で普段カートリッジを使っている人にも是非お勧めしたいインクです!

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綺麗な文字が書ける(気がする)

ボールペンなどと違って、筆圧で線に抑揚をつけることが出来るのも万年筆の特徴です。

画像引用元:photoAC

実のところ万年筆は日本語、特に漢字を書くことが苦手(細かい文字は潰れやすい)なのですが、その分意識して丁寧に書くことで普段より綺麗な文字が書けます。

その結果文字を書くことがいつもより少し楽しくなり、より綺麗な文字が書けるようになる効果もあるような気がします。

 

手間がかかる分愛着がわく

万年筆は定期的にメンテナンスをしないとインクが固まったり、漏れて手や他のステーショナリーを汚したりとなかなか手がかかります。

しかし、しっかりお手入れをしていれば1万円以下の比較的安価な万年筆であっても10年単位で長く使うことが出来ます。(僕の持っている一番古い万年筆も10年以上普通に使っています)

「手がかかる子供ほど可愛い」といいますが、長く大事に使っているとそんな気持ちに近い愛着が湧いてきます。

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万年筆の不便なところ

⚫︎ インク補充が必要
⚫︎ 文字が滲みやすい
⚫︎ 手や手帳が汚れる
⚫︎ 定期的なメンテナンスが必要
⚫︎ 小さい文字が書きにくい

 

インク補充が必要

万年筆のインク補充は、先程のコンバーターでインクを吸引する方法とカートリッジ自体を交換する方法があります。

後者はボールペンのように交換するだけなので簡単ですが、コンバーターにインクを充填するには少し手間が掛かります。

▷動画引用元:セーラー万年筆

コンバーターはメーカーや万年筆によりいくつか種類がありますので参考までに代表的なものを紹介します。

インク交換方式 交換時間 作業方法
カートリッジ式  インクカートリッジ毎交換
回転式 ×  つまみ部分を回転させて吸引
プランジャー式  ペンの尾栓を押し込んで一気に吸引
ピストン式  ノック部分を数回プッシュして吸引

 

文字が滲みやすい

インクには顔料と染料がありますが、一般的に使う染料は水性のため文字が滲みやすく乾燥させる時間が必要です。(通常1〜2分程度ですが)

また水分量が多く紙に浸透しやすいため使用する紙を選ばないと裏映りしますし、乾燥後でも濡れた手などで触ると滲んでしまいます。

顔料インクを選べば滲みは軽減されますが、反面 固まりやすいのであまり使わないでいるとインクが出なくなってしまうデメリットもあります。

 

手や手帳が汚れる

文字の滲みと重複しますが、しっかり乾燥していない状態で手帳を閉じると重ねたページに色移りしますし、触ると手について汚れます。

またコンバーターでのインク補充作業時はもちろん、普通に文字を書いているだけでもいつの間にかペンを握る指が汚れていて時々「なんでこんな面倒くさいペンを使っているのだろう」と疑問になることも。

インク汚れがむしろいい味になることもあります

でも手は洗えばいいことですし、ちょっとくらい道具が汚れてもそれはそれで万年筆の醍醐味と割り切っています。

 

定期的なメンテナンスが必要

コンバーターを使うにしろ、カートリッジを取り替えるにしろその都度ペン先を洗う必要があります。

画像引用元:photoAC

同じインクであれば継ぎ足しで使えないこともないのですが、細かい隙間でインクが固まっていることもありますし、使っているうちにペン先も汚れてきますのでこの時がペン洗ういいタイミングです。

他のペンは「水で洗う」なんてことはあまりないと思うのでこれはこれで楽しい気もします。

 

小さい文字が書きにくい

万年筆のニブ(ペン先)は EF(極細字)、F(細字)、M(中字)、B(太字)の4種類が一般的ですが、海外製の万年筆は元よりアルファベットを書くことを想定されているので、M以上のニブでは日本語、特に漢字など線間の少ない文字は潰れてしまいがちです。

経験上、日本製はF(細字)で問題ありませんが、海外製はFE(極細)一択です。それでもメーカーによっては日本製のFより太めですのでやはり小さい字は書き難いです。

 

普段使いにお勧めの万年筆5選

それでは本題の「普段使いにお勧めの万年筆5選」を紹介します。今回は以下の評価項目で比較しますが、前提として1万円以下の製品に絞っています。

⚫︎ 文字の書きやすさ
⚫︎ デザインの美しさ
⚫︎ ウエイトバランス
⚫︎ コストパフォーマンス

 

LAMY(ラミー)|アルスター

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文字の書きやすさ   ★★★
デザインの美しさ   ★★★★
ウエイトバランス   ★★★
コストパフォーマンス ★★★★★

パッと見、定番のSafari「サファリ」なのですが、このアルスターはアルミ製で少し太く、重い仕様になっています。万年筆は多少重さがある方が書きやすいので、その点は◎。

ウエイトバランスはキャップをつけた状態でやや尻軸側にあるため少しブレる感じがするかも知れません。

ペン先はスチール製で少しカリカリとした書き心地ですがインクフローは滑らか。ただFEでも少し太いので細かい字を書くのにはやや不向きです。

デザインについてですが、この「グラファイト」は落ち着いた印象でビジネスの場で使用するのに適した仕上げだと思います。価格は3,000円以下と非常にリーズナブル。

 

LAMY(ラミー)|ステュディオ

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文字の書きやすさ   ★★★★
デザインの美しさ   ★★★★
ウエイトバランス   ★★★★
コストパフォーマンス ★★★

同じくLAMYの万年筆ですが、クセのないシンプルなデザインと胴軸のブルーが美しい商品です。

僕はFEのニブ(ステンレス製)を使用していますが、アルスターと違いこちらはしっかり細い線が書けるので手帳用にぴったりです。(しかも滑らか!)

少し重量がありバランスはややペン先寄りですが、持った時にしっくりくるのはグリップの太さのおかげかも。

シンプルなためそれほど高級感はありませんが、上品で飽きの来ないデザインで僕は約4年ほどメインで使っています。

 

WATERMAN(ウォーターマン)|エキスパートエッセンシャル

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文字の書きやすさ   ★★★★
デザインの美しさ   ★★★★★
ウエイトバランス   ★★★★
コストパフォーマンス ★★★

いわゆる高級万年筆のスタイルそのままに高級感のあるデザインです。

胴軸中央が太くペン先に行くほど細くなるフォルムは個人的にはストレートのものより握りやすく使いやすく感じます。

ニブはステンレス製で23金ゴールドメッキとのツートンカラー。しなりはしませんが滑らかな書き心地で紙あたりはいいと思います。バランスがほぼセンターなのもいいところです。

一転、クリップ部分の強度が弱く手帳のペンストラップに挟んでいただけで早いうちに折れてしまいました。キャップだけで4,000円くらい取られたのでコスパはいまいちかも・・・

 

CROSS(クロス)|ATX 886

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文字の書きやすさ   ★★★
デザインの美しさ   ★★★★
ウエイトバランス   ★★★
コストパフォーマンス ★★★

CROSS(クロス)は他にボールペンも持っているのですが、共に品質も高くデザインも洗練されていて大好きなメーカーです。

この「ATX886」は太軸でそこそこの重さもありとても握りやすいです。

ただし、CROSSも比較的線が太くFを買ったのですが手帳用には太すぎて使えずノート用にしています。鉄ニブですがインクフローもよく書き心地は滑らかな方だと思います。

 

PILOT(パイロット)|キャップレスFCN-1MR

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文字の書きやすさ   ★★★★
デザインの美しさ   ★★★★
ウエイトバランス   ★★★
コストパフォーマンス ★★★

最後は少し個性的なキャップレス万年筆です。

PILOTでは高価格帯も含めノック式のキャップレス万年筆をラインナップしていますが、キャップの付け外しないでいいのはそれだけでとても便利です。

またペンを握る部分にクリップがあり一見握り難そうですが、上手く指の間に挟まり意外に違和感はありません。むしろペン先の角度が正しい位置に調整されて使いやすいかも。

この価格帯にも関わらずペン先に18金を使用していますが、ニブの小ささもあってかなり柔らかい書き心地です。他のペンの感覚で筆圧をかけると曲がってしまいそうです。

あと万年筆としてはかなり軽い(30g)ので、ペンの重みで滑らすというより「しっかりペンを持って書く」感じ。個人的にはもう少し重さが欲しいところです。

 

まとめ

「普段使いにお勧めの万年筆5選」いかがでしたでしょうか。

「使用したことのある」「1万円未満」と条件付けした結果、ある意味偏った5選になったかも知れませんが、個人的はどれもコスパがよくデザインも好きなものばかりです。(海外製ばかり担ったのも個人的趣向の表れですね・・・)

実際、実用性を考えると万年筆には難点が多いのも事実ですが拘っていくと手間と思える部分こそ、それぞれの良さがありハマる分野だと思っています。

今回は紹介しませんでしたが最近では1,000円を切る万年筆もありますので、もし気になった方はまず1本購入して試して頂ければと思います!

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