マキタの掃除機といえば業務用として世界中に展開されている信頼性と低価格が評判で、気になっている方も多いのではないでしょうか。
しかしコードレス掃除機一つをとっても意外に種類があり、しかも見た目や型式が似通っていてどれを選んでいいのかいまいち分かりにくいメーカーでもあります。
今回我が家で「CL281FD」を購入するに至った理由から、モデルや型式の違い、比較するべきポイントなどを纏めましたので、買い替えの際の参考にして頂ければ幸いです。
[speech_balloon_left2 user_image_url=”https://cotonohablog.com/wp-content/uploads/2021/03/boy_09.png” user_name=”カナちひ”]▷この記事の内容は以下の通りです。
① どんな人にお勧めの掃除機なのか
② マキタ製掃除機の選び方と「CL281FD」を買った理由
③ マキタ製スティック型クリーナーのラインナップ
④ マキタ製掃除機を安く買う裏技
⑤ まとめ
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掃除機の性能は日々の家事の時短に直結しますので拘りたいところです
画像引用元:photoAC
どんな人にお勧めの掃除機なのか
マキタの掃除機は基本的に業務用のため、一般家庭で使用する際は少々環境を選びます。まずはどんな人にお勧めの掃除機なのかを解説します。
・簡単にササっと掃除を済ませたい方
・ゴミを吸う機能以外は特に不要という方
・主にフローリングの掃除が中心の方
・シンプルなデザインが好きな方
・壊れにくい掃除機を求める方
簡単にササっと掃除を済ませたい方
家事は重労働。少しでも時短・軽減のために手軽さは大切です
画像引用元:photoAC
マキタのスティック型コードレスクリーナーの特徴の一つとしてその軽さがあげられます。
国内の某有名テーマパークや新幹線の清掃にも使われており、限られた時間でパッと出してササっと掃除が出来るよう軽量に作られています。また持ち手側に重量がくる設計でヘッドが軽い点も楽に掃除が出来るポイントです。
反面、バッテリーも小さく軽い物を使っているので、時間をかけてじっくり掃除をしたい人には物足りないかも知れません。(最大出力だと10〜15分程度しか持たないモデルが大半です)
ゴミを吸う機能以外は特に不要という方
業務用ということもあり基本的に「ゴミや埃を吸う」以外の特別な機能はありません。
排気も綺麗になりませんし、吸ったダニを殺すこともなく、ヘッドも自走しませんが、その分パーツが少ないので故障し難く軽くて丈夫、低価格さにも繋がっています。
掃除をする上で便利なアタッチメントはいくつか別売りされているので必要に応じて買い足すことは可能です。
主にフローリングの掃除が中心の方
マキタのヘッドは回転ブラシや自走機能がないため、毛足の長いカーペットなどには不向きです。(使えない訳ではありませんが出力を上げる分、使用時間が短縮されます)
その分ヘッドが小さく軽いので取り回りやすく狭い場所の掃除には向いています。
ご覧の通り非常にシンプルなヘッドでモーターもブラシもありません
ソファーの下や、机や椅子の足の間などもスイスイ掃除が出来る点は嬉しいポイントです。
シンプルなデザインが好きな方
マキタのコードレスクリーナーは基本的に白か黒の部品で構成されており、形状も非常にシンプルです。
機能美を求める方はともかく、装飾や可愛い配色は望めませんので好みは分かれるところだと思います。
それにしてもマキタのクリーナーはどれも形や色が似過ぎていて見分けがつきません。同形状でアタッチメントを共有できる利点もあるのでしょうが、少しくらい遊び心があってもいい気はしますよね!
壊れにくい掃除機を求める方
シンプルな作りで壊れにくいのもマキタ製のクリーナーの特徴です。
メーカーのマキタは愛知県に本社を置く国内の総合電動工具メーカーで、プロユースの電動工具をメインに開発・販売をしており、業務用充電式掃除機の分野に於いては世界でもトップシェアを誇っています。
そんな背景もあり様々な環境下に於いてその吸塵力・壊れにくさには定評があります。
マキタ製スティック型コードレス掃除機の選び方
画像引用元:photoAC
マキタのスティック型コードレスクリーナーには似たような性能や見た目のラインナップが多く存在します。ここでは選び方の4つのポイントと、僕が「CL281FD」を選んだ理由について紹介したいと思います。
ポイント①「吸込仕事率」
ポイント②「集じん方法」
ポイント③「操作スイッチ」
ポイント④「連続使用時間」
吸込仕事率
「吸込仕事率」とはJIS規格で定められた吸引力の目安で、掃除機の性能を比較する上で重要なデータとなります。(最近では公表しているメーカーが少なく他社品との比較は困難です)
僕はメインの掃除機として使う予定でしたので上位の60Wモデルを選びましたが、別の掃除機を持っていてサブで使う前提であればもっと軽い30W以下のモデルを選ぶ選択肢もあります。
集じん方法
集めたゴミをパックごと捨てられる「紙パック式」と、コストが掛からず繰り返し使える「カプセル式」の2つのモデルから選択可能です。
僕は「カプセル式」のモデルを購入しましたが2つの違いは凡そ以下の通りです。
集じん方法 | 良い点 | 悪い点 |
紙パック式 | ・そのまま捨てられて手軽 ・粉塵が舞いにくい |
・使い捨てでコストがかかる ・ダストバッグ※では利点が生きない |
カプセル式 | ・コストがかからず経済的 ・集じん容量が大きく廃棄する手間が減る |
・捨てる際に粉塵が舞いやすい ・カプセル掃除の手間が掛かる |
ちなみに、別売りの「サイクロンアタッチメント」を装着すれば本体側にゴミを送らず処理出来るので、その場合はどちらを選んでも変わりません。
このアタッチメントは遠心分離が出来てゴミ捨ても簡単になるのでとてもお勧めです。
ブルーの部分が「サイクロンアタッチメント」です
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操作スイッチ
総じてシンプルな操作方法ですが、ON/OFFスイッチには「ボタン式」と「トリガー式」の2つのモデルが存在します。
トリガー式は上位モデルの「CL280FD」以外は常にスイッチを指で押し続ける必要がありますので、ここは迷わず「ボタン式」を選びましょう。
連続使用時間
運転モード(パワフル|強|標準)により増減しますが、「強」以下で使うことはあまりないと思うので、その連続使用時間で比較しましょう。
よほど広い家でない限り充電済みであれば途中で電池がなくなることはないと思いますが、充電の際はバッテリーを外して充電する必要があり、毎回充電するのと2回に一度では手間が変わってくるので出来るだけ容量の大きいモデルをお勧めします。
マキタ製スティック型コードレス掃除機のラインナップ
マキタのスティック型コードレスクリーナーのラインナップを対応電圧ごとに分類して紹介します。(前述の選び方のポイントの箇所に色付けをしています)
・18Vモデル (CL20*FDシリーズ|CL18*FDシリーズ)
・14.4Vモデル(CL14*FDシリーズ)
・10.8Vモデル(CL10*FDシリーズ|CL10*DWシリーズ)
・7.2Vモデル (CL07*DSシリーズ)
18Vモデル(吸込仕事率37〜60W)
14.4Vモデル(吸込仕事率29W)
10.8Vモデル(吸込仕事率14〜32W)
7.2Vモデル(吸込仕事率14W)
マキタ製掃除機を安く買う裏技
マキタ製品は業務用ゆえに部品によっては他の電動工具とも互換性があり流用が可能です。
互換性の高いパーツはサードパティ(他社)にとっても参入しやすく、上手く活用することでトータルの購入金額を抑えることが可能です。
具体的にはマキタ製クリーナーをフルセットで購入せず、本体以外のバッテリーや充電器はサードパーティ製を買うという方法です。僕の購入した「CL281FD」を例に見ていきましょう。
CL281FD(セット) | 純正品(バラ) | 社外品 | |
本体価格 | ¥38,580 商品をチェック |
¥12,930 | (純正本体のみ購入) |
バッテリー (価格) |
BL1860B 18V 6.0Ah 商品をチェック |
互換バッテリー 商品をチェック |
|
¥14,280 | ¥,2998 | ||
充電器 (価格) |
DC18RF 商品をチェック |
互換充電器 商品をチェック |
|
¥10,480 | ¥3,599 | ||
合計 | ¥38,580 | ¥37,690 | ¥19,527 |
※価格は2021年3月現在のAmazon価格 |
純正品で揃えてもバラで購入した方が若干安く、サードパーティ製に至ってはセット品の約半額に抑えることが可能です。
品質についても実際に僕が使っている範囲では、使用時間が短くなるなどの問題もなく普通に使えています。
経済的な面以外でもバッテリーを別で購入することでセット品より容量の大きいバッテリーを使うことができ使用時間を伸ばすことも出来ます。(その分重くはなりますが)
まとめ
マキタのスティック型コードレスクリーナーを選ぶ際のポイントやラインナップ、お得な買い方などご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。少しでもお役に立てていれば幸いです。
さて本文には入れなかったのですが、個人的に一緒に買って良かったと思う商品がありますので最後一つ紹介させて頂きます。
Clena|掃除機スタンド(ホワイト)
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実はマキタのスティック型掃除機は自立せず、保管の際は持ち手のフックを何かに引っ掛けて支えることが必要です。
吊るし収納でもいいのですが、写真のようなスタンドがあるととても便利です。良かったら一緒に検討してみてください。
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