東京駅から高速バスで約2時間。銚子港から鹿島神宮までののんびり散策コースを写真で紹介

東京では本日(2021年4月25日現在)から3回目の非常事態宣言ということで、来週予定していた神栖市での予定を宣言前の昨日に前倒したついでに、両隣の鹿島〜銚子付近を散策して来たので観光ルートの参考として紹介したいと思います。

 銚子港
・ 銚子漁港
・ 魚介料理「鈴女(すずめ)」
・ 今川焼き「さのや」
 神栖「日川浜海岸」
 常陸国一之宮「鹿島神宮」

ちなみに東京から行く場合の交通手段としては、東京駅八重洲口のバスターミナルからの高速バスが便利です。

始発6:30から最終22:50まで1日51便が15分〜20分間隔(戻り便もほぼ同様)で運行していて予約も不要、Suicaを使えば片道運賃¥1,850で2時間と気軽に日帰り往復が可能です。

ちなみに現地の移動にはやはり車が便利です。(海岸沿いを走るバスもありますが、鹿島駅⇆銚子駅までは100分以上必要です)

▷もっと近くでお気軽散歩なら葛飾柴又もお勧めです。
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目次

銚子港

銚子漁港

銚子漁港は全国第1位の年間水揚量を誇る日本3大漁港の一つで、3つの卸売市場の見学や直売センター「ウオッセ21」、「銚子ポートタワー」なども見所です。

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今回は時間的に市場には寄りませんでしたが、港には大小様々な船団の漁船がたくさん並んでいて漁港ならではの風景が楽しめます。

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ちなみに「ウオッセ21」で新鮮な海鮮丼を頂くのもいいですが、ランチなら次に紹介する魚介料理「鈴女(スズメ)」がお勧めです。

 

魚介料理「鈴女(すずめ)」

鹿島から銚子まで向かった目的の一つが魚介料理「鈴女(すずめ)」の海鮮料理です。

質良し味良し、ボリューム良しで地元でも有名な海鮮料理店でランチタイムは行列が出来る人気店です。もちろん使われているのは銚子港で獲れた新鮮な魚介で、日替わりで東京ではあまり見かけない魚が並ぶこともあります。

今回僕が頂いたのは「かんぱち刺身とホウボウの唐揚げ定食(¥1,800)」と「タイのお頭の煮付け(¥500)」。

新鮮なお刺身はもちろんですが、初めて食べたホウボウも見た目は少しグロテスクですが、身が柔らかく旨みのしっかりした白身で一緒に頂いたタイに勝るとも劣らない美味しさでした。(味もタイに似ていると思います)

店内は30席ほどの広さで、週末のランチタイムはいつも並んでいるとのことなので11:30のオープンを狙うなら30分くらい前に並ぶことをお勧めします。(僕達は20分前に到着して10組目くらいでギリギリ一巡目で入れました)

 

今川焼き「さのや」

デザート(にしては重いですが)は、「鈴女(スズメ)」から約1kmほどの距離にある今川焼き「さのや」がお勧めです。

ここの今川焼き、味・量・価格全てにおいての満足度を保証します!

メニューはスタンダードな黒あん(粒あん)と白あんの2種類(¥150円)のみですが、たっぷりのあんとモチモチの生地でズシリと重く、味もこれまで食べた今川焼きで1・2を争う美味しさでした。

とても気に入ったのでこれをお土産に買って帰ることにしましたが、8個入りと4個入りで計12個、相当重かったです・・・


帰って温め直してもちゃんと美味しい今川焼きでした

 

神栖「日川浜海岸」

銚子から鹿島へ戻る道中にあるのが夏には海水浴場として賑わう神栖「日川浜海岸」です。

鹿島灘は外海だけあって波が高く普段はサーファーも多いとの事でしたが、当日は釣り人(砂浜から投げ釣りで何が釣れるんだろう)や、犬を散歩する人が数人くらいの閑散とした海岸でした。

特徴的だったのが数kmに亘って並ぶ風力発電用の風車群でしょうか。風が強い場所なので砂浜の風紋の美しさも印象的です。

先の方は遠すぎて足の部分がモヤがかってよく見えません

その他は特に何もない砂浜の海岸ですが、海と波の音を聞きながらのんびり散歩するにはとてもいい雰囲気です。

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常陸国一之宮「鹿島神宮」

再びスタート地点に戻ってきて、常陸国一之宮「鹿島神宮」を散策です。

「鹿島神宮」は神武天皇即位元年の紀元前660年創建と言われる東国三社の一つで、日本建国・武道の神様である「武甕槌大神(たけみかづちのかみ)」を祀る神社です。

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参拝以外の見所としては、重要文化財に指定された境内の「社殿7棟」や、地震を起す大鯰の頭と尾を抑えていると云われる「要石(かなめいし)」、大人が入っても子供が入っても胸の高さを越えないと云われる神池「御手洗池(みたらしいけ)」が有名です。

鹿を神使とすることから境内で鹿を飼っているのも面白いですよね。

それでは境内の様子を写真で紹介していきたいと思います。

 

大鳥居(おおとりい)

本殿、奥殿をまっすぐ結ぶ参道の入り口にあるのが高さ10.2mの大鳥居です。

現在の鳥居は境内の杉(樹齢600年の御神木)で木造されたもので、平成23年の東日本大震災で倒壊するまでは御影石で出来た鳥居でした。(そちらも昭和43年に竣工したもの)

木口が銅板で葺き上げられた美しい鳥居ですね。

 

楼門(ろうもん)

大鳥居から入り正面に立つ朱色の門が鹿島神宮の「楼門」です。

日本三大楼門の一つに数えられ高さ約13m、国の重要文化財にも指定されています。

寛永11年(1634)に水戸徳川初代藩主の徳川 頼房(とくがわ よりふさ)により奉納された楼門で、昭和15年の大修理を経て今の姿に成ったようです。

 

社頭(しゃとう)

楼門をくぐると、現在は大助(おおすけ)人形が飾り付けられた社頭になります。

これは新型コロナウイルスの早期沈静の願いを込めて昨年から飾られているもので、鹿島神宮の「大神」が東北の地を平定した際に、神を助けた武士の姿を象っているようです。

和紙に描かれた顔が凛々しいのですが、腰に帯びた刀がまるで腹や胸に刺さっているように見えてちょっと怖いです・・・

 

本殿(ほんでん)

楼門をくぐり社頭と程近い場所に位置するのが鹿島神宮の本殿(本殿・拝殿・石の間・幣殿)です。

この本殿・石の間・幣殿・拝殿の4棟からなる社殿も国の重要文化財に指定されています。

4棟のうち、漆塗りで華美な装飾が施されているのが本殿と石の間、白木造りなのが正面の拝殿と幣殿、建物の奥にそびえる一際大きな杉の木が、推定樹齢1,200年、樹高43mの鹿島神宮御神木です。

 

仮殿(かりでん)

仮殿(かりでん)は権殿(ごんでん)とも呼ばれる神霊を仮安置するために設けられた建物です。

こちらも国の重要文化財で元和5年(1619)の現本殿の造替時に建立されています。

仮殿の奥にある一際大きい建物は祈祷殿と社務所です。

 

奥参道と鹿園

本殿から奥宮に続く森林に囲まれた「奥参道」と「鹿園」です。

奈良の春日大社創建の際、分霊の運び手となった白い神鹿が奈良の鹿の発祥とも云われています。なお、鹿島神宮の鹿はフェンスで囲われており触ることは出来ません。

 

御手洗池(みたらしいけ)と大黒社(だいこくやしろ)

御手洗池(みたらしいけ)は1日に40万リットル以上の水が湧く、水底が見渡せるほど澄んだ池です。鳥居の前でその湧き水を飲むこともできますよ。

参拝前の禊を行う場所であり、現在でも年始に大寒禊を行っているそうです。水も綺麗ですが苔むした鳥居を始め全てが緑色の景色でとても美しい場所です。

御手洗池にほど近い場所にひっそりと立つ「大黒社」は国造りの神である大国主命(おおくにぬしのみこと)が御祭神として祀られています。

 

まとめ(帰路)

画像引用元:photoAC

さて東京からバスで2時間、日本一の水揚げ量を誇る銚子港から神社仏閣好きなら一度は訪れたい鹿島神宮まで約5時間程度の行程でしたが如何でしたでしょうか。

最後に訪れた鹿島神宮から東京駅行きのバスが発着する「鹿島神宮駅」までは1km弱、徒歩で10分程度です。帰りの便も15分〜20分間隔で運行していますので時間を気にせず気楽に散策出来るのも魅力ですよね!

今年のGWも残念ながら自粛生活確定となりましたが、コロナ明けには是非、日帰り旅を楽しんで頂ければと思います。

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