下町情緒と歴史に浸る!東京 葛飾柴又さんぽで寅さんに会いに行こう

葛飾柴又といえば、フーテンの寅さんでお馴染みの『男はつらいよ』の舞台そのままの情緒ある街並みで有名ですよね。

観光名所の『柴又帝釈天』『矢切の渡し』や、こち亀のテーマソングで登場する『とんがり帽子の取水塔』などももちろん有名ですが、実際には映画を見たことがない人でも柴又=寅さんというイメージは強いのではないでしょうか。

そんな下町 柴又をカメラ片手に散歩をしてきましたので、ルートと共にいくつかの写真を紹介させて頂きたいと思います。

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のんびり歩いて食べて見学をしても2時間あれば充分下町情緒を堪能出来るルートですので興味があれば是非追体験して頂ければ幸いです。

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目次

柴又でのお散歩コースを紹介

 京成電鉄「柴又駅」
柴又帝釈天参道
柴又帝釈天
 矢切の渡し 渡し場
 とんがり帽子の取水塔
 葛飾柴又寅さん記念館(山田洋次ミュージアム)
 山本亭

ルート自体は3kmに満たない距離ですが、途中ご飯を食べたり、のんびり土手を歩いたり、観光したりと時間にして約3時間程度(多分1時間くらいは何か食べてる時間です^^)の散歩でしたが見所は沢山でしたよ。

それではそれぞれのルートと見所を紹介していきます。

 

京成電鉄「柴又駅」

スタート地点は京成電鉄「柴又駅」です。

本来であれば駅出てすぐ『フーテンの寅像』と『見送るさくら像』が迎えてくれるはずなのですが残念ながら現在は工事中でしたので駅ホームの写真です。

駅ホームからして既に『男はつらいよ』一色です。せめて1作品くらい見てくれば良かった。

 

柴又帝釈天参道

駅を出て左に折れるとすぐ『柴又帝釈天参道』です。

明治から大正にかけて形成された参道でとても情緒があります。ここでそのまま映画を撮れそう!

ちょうどお昼時だったので、寅さんや山田洋次監督も通ったという天丼屋『大和家(やまとや)』で名物の天丼を食べました。甘辛い味付けがいかにも東京っぽくてとても美味しかったです。

大和家(やまとや)天丼上1,620円。甘辛いタレとサクサクの衣が◎

店内も広くはないですが昭和ムードたっぷりのいい雰囲気のお店でしたよ。

 

柴又帝釈天

外観を撮影するのをすっかり忘れて唯一撮っていたのがこの写真です・・・

柴又帝釈天(しばまたたいしゃくてん)は正式には経栄山 題経寺(きょうえいざん だいきょうじ)というそうで、江戸時代初期の寛永6年(1629年)に開創された歴史ある寺院です。

寅さんゆかりのお寺としても有名で当日も沢山の参拝者がいらっしゃいました。

御神木の松と本堂の緑色の屋根、梁に施された彫刻がとても美しかったです。

 

矢切の渡し 渡し場

東京都葛飾区と千葉県松戸市を隔てる江戸川を結ぶ江戸時代初期から続く渡し船で、昭和歌謡にもなった『矢切りの渡し』です。

しばらく見てると最初は櫂(かい)を使ってゆっくりと人力で進んでいたのですが、ちょうど写真の中腹辺りまでで突然モーター音が響き渡り加速していきました。なんだかちょっとアレですよね・・・

渡し場は簡素な木と鉄の桟橋です。特に運行時間などはなく人が集まれば順次運行という感じのようです。

運賃は一人200円でしたが、松戸に渡っても特にすることはないので今回は見学だけにしました。モーターボートだったしね。

 

とんがり帽子の取水塔

渡し場からそのまま河川敷を歩いて600mほど北上すると、アニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のオープニングソング(だったかな?)でも登場する金町浄水場の『取水塔』に到着します。

茶色いレンガでちょっと可愛らしい風貌ですが、何故か近くに死んだ魚が数匹浮いていて心配になりました。浄水前とはいえ大丈夫?

道中、4匹で仲良く飛ぶ蝶々や、川に入らないと明らかに乗り込めないボートがあったのでおまけの2枚。

 

葛飾柴又寅さん記念館&山田洋次ミュージアム

ここから来た道を戻り『葛飾柴又寅さん記念館』に向かいます。

いまいちどこから入り口なのか分からず外観の写真は撮れませんでしたが、文字通り『男はつらいよ』に登場する風景や実家(?)のセット、ミニチュアの街並みなどが再現されています。(繰り返しになりますが1作くらいは見ていくべきでした・・・)

ほんの一部ですが館内の様子を掲載します。(撮影禁止ではなかったと思うのですが万一問題ありましたら下の問い合わせフォームよりご指摘下さい)

ちなみに『葛飾柴又寅さん記念館』を出てすぐの『山田洋次ミュージアム』にも立ち寄ったのですが、写真はありません。

『男はつらいよ』シリーズの山田洋次監督作品の時系列や当時の撮影機材、小道具などを見ることが出来ますよ。

 

山本亭

『葛飾柴又寅さん記念館』から柴又駅に向かう道中にあるのが、大正末期に建てられた葛飾区登録文化財の邸宅『山本亭』です。

恐らく当時の贅を尽くしたであろう和洋折衷の建築美と美しい日本庭園が見所ですが、中で抹茶や甘味を頂くことも出来ます。

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建物や庭園自体はもちろん、調度品も時代を感じられる素敵なものばかりでした!

 

まとめ

画像引用元:photoAC

同じ都内で直線距離なら10kmくらいの場所なのですが、京成電鉄との乗り換えの問題で到着まで約1時間を要す近くて遠い『柴又』でしたが、天気にも恵まれとても気持ちの良いさんぽコースでした。

同じ都内の下町でも浅草や神保町とはまた違う魅力のある柴又。きっと『男はつらいよ』を見てから来るともっと楽しめるのではないでしょうか。

なかなか遠方へのお出かけが困難な今だからこそ是非訪れてみて欲しいエリアです。

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