体重計に毎日乗るのって、なんであんなに億劫なんでしょう。
健康に気を遣いたい気持ちはあるし、数値を把握しておきたいとも思っている。
でも洗面所の隅に置いてある体重計に、わざわざ乗りにいくのが面倒で、気づいたら1週間以上ご無沙汰——なんて人も、けっこう多いんじゃないかと思います。もちろん、僕もそのパターン。
「継続できない理由って、意志の問題じゃなくて、動線なんじゃないか」
そう気づかせてくれたのが、今回紹介するissinの『Smart Bath Mat(スマートバスマット)』です。

これ、見た目はちょっと分厚いバスマット。
でもその正体は、乗るだけで体脂肪率・筋肉量・内臓脂肪レベルなど15項目の体組成データを自動で計測してくれる、体組成計マットなんです。
お風呂から上がって、バスマットを踏む。それだけで計測が完了。意識しないまま、毎日自然とデータが蓄積されていきます。
継続できる秘訣はシンプルに、動線の上に置いてあるから。意志に頼らなくていい仕組み。結局、それが一番大事だったりするんですよね。
この記事では、この賢いバスマットを実際に使って感じたリアルな使用感を中心に、スペックや家族での使い勝手まで、じっくりとレビューしていきます。
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Smart Bath Mat ってどんなもの?

Smart Bath Matを手掛ける「issin(イッシン)」という会社は、東京大学発のスタートアップ。
「生命力溢れる世界を実現する」というビジョンを掲げ、日常の動作に健康管理をさりげなく組み込むプロダクトを開発しているチームです。
「バスマットで体組成を測る」というアイデアは、一見するとちょっと突飛なようで、考えてみるとお風呂上がりにバスマットを踏まない日はほぼないんですよね。
「ならば、その動線上に計測機能を仕込めば良い」という発想は、シンプルだけどかなり鋭いなと感じました。
シンプルな外観で、高級感のある佇まい
こちらがそのSmart Bath Mat。本体は強化ガラスと金属で構成され、持ち上げるとずっしりとした密度を感じます。

重さは約4.8kg。サイズも一般的な体組成計と比べるとちょっと大きめなんですが、薄型設計でパッと見の存在感はそこまでには感じません。
オムロン体組成計とのサイズ比較


底面には大きめの滑り止めが用意されていて安定感は十分。

マット部分が本体と分離していて、使うときに本体の上に乗せる仕様です。
固定パーツがあるわけではないのですが、裏面の滑り止めがピタッと吸い付くように本体に密着するので、乗り降りで滑ってしまう心配もありません。

そして、このマットが面白いんです。
「ソフト珪藻土マット」という名前の通り、繊維に珪藻土が織り込まれていて吸水性抜群。素材自体もスポンジマットに近いやわらかさです。
表面は革のような質感に仕上げられていてサラッとしており、足を乗せたときに張り付くような嫌な感覚もありません。体組成計という無骨なイメージとはかけ離れた、上品な仕上がりだと思いました。

本体の側面にはインジケータライトが内蔵されていて、状態に合わせて色が変わります。
測定時にブルーに点灯する他、充電中はイエロー、充電完了でグリーンというように、ディスプレイがなくても本体の状況がひと目で把握できます。

充電は本体側面にある専用のマグネット端子で行う仕様。

バッテリー持ちはフル充電で3ヶ月以上と優秀ですが、ケーブルの替えが効かないので無くさないようには注意が必要です。
カナちひ頻繁に充電する必要はないけど、正直、一般的なUSB端子かつ側面にあった方が便利な気がします。
スペックと同梱物をチェック
パッケージに同梱されているのは本体・ソフト珪藻土マット・充電ケーブル(2m)・電源アダプター・クイックスタートガイドの5点。


余計なものが入っていないシンプルな構成で、開封してすぐ使えるのは好印象です。
主なスペックはこちら
| Smart Bath Mat | |
|---|---|
![]() ![]() | |
| 計量範囲 | 6〜180kg |
| 計測精度 | ±100g(〜90kg)/ ±200g(90〜180kg) |
| 計測項目 | 15項目(体重・BMI・体脂肪率・内臓脂肪レベル・筋肉量・体内年齢・基礎代謝量・体水分率・推定骨量・皮下脂肪率・タンパク質・除脂肪体重・体脂肪量・骨格筋量・ボディタイプ) |
| 登録人数 | 最大8名(自動識別) |
| 防水規格 | IP65 |
| 耐荷重 | 200kg |
| 通信方式 | Wi-Fi 2.4/5GHz(802.11a/b/g/n)/ Bluetooth 5.0 |
| 対応OS | iOS / Android |
| マット | ソフト珪藻土マット (スマートバスマット体組成計モデル用) |
| サイズ | 500 × 350 × 20mm |
| 重量 | 4.8kg |
| 価格 | 19,800円(税込) |
| Check |
体組成計としてのスペックは申し分なく、防水規格もIP65対応なので、当然水濡れを心配する必要もありません。
セットアップもとても簡単
初期設定は、「ウェリー」アプリの画面の流れに沿って進めるだけなので、とても簡単。
STEP.1 アプリをDL


App Store / Google Playで「ウェリー」を検索。
iPhoneにダウンロードします。
STEP.2 管理者アカウントの作成
初期設定で行うのは、主に次の3つ。
- メールアドレス
- 性別 / 生年月日 / 身長
- 慢性疾患の有無や身体活動レベル
メールアドレス以外は後から変更できるので、サクッと入力しておけばOKです。



国内製だけあって、すべて日本語で分かりやすく解説されているのも◎。
STEP.3 本体の電源をONにする


裏面にあるボタンを押して、電源を入れます。
ライトが青色に点灯したらペアリング開始。
STEP.4 バスマットの初期設定


アプリのガイダンスに沿って、選択していきます。
Wi-Fiパスワード以外はわざわざ調べる必要もなく、5分もあれば設定は完了します。
Smart Bath Mat の使用感をレビュー


ここからは、僕が実際にSmart Bath Matを導入してみて感じた点をまとめていきます。
お風呂のついでで、自然と続けられる
使い始めて最初に気づいたのは、「計測していることを忘れている」という感覚でした。
体組成の計測は、マットに乗ったあと3〜5秒ほど静止するだけ。「ピッ」という音が1回鳴れば体重の計測完了、2回鳴れば体組成まで計測できたサインです。
この間、わずか数秒。意識して「測ろう」とする必要がまったくないので、気づいたら終わっています。
しかも計測結果は本体に一切表示されず、アプリに自動で記録される仕組みなので、「今日は食べすぎたから見たくないな」という気持ちが入り込む余地もないんですよね。体重の増減に関係なく、淡々とデータが積み上がっていくワケです。


使い始めて1週間が経つころには、マットに乗ること自体がお風呂上がりの一連の動作に完全に溶け込んでいました。
歯を磨いたり、タオルで髪を拭いたりするのと同じレベルで、意識のスイッチが入らないまま計測が完了している感じです。
「続けるぞ」という意気込みが一切要らない——これが、Smart Bath Matの正直な使用感です。
ここまでわかる。15項目の詳細体組成データ
計測できるデータは全部で以下の15項目。
- 体重
- BMI
- 体脂肪率
- 内臓脂肪レベル
- 筋肉量
- 体内年齢
- 基礎代謝量
- 体水分率
- 推定骨量
- 皮下脂肪率
- タンパク質
- 除脂肪体重
- 体脂肪量
- 骨格筋量
- ボディタイプ
並べると圧巻ですが、見ていて混乱しないのは、美しくレイアウトされたアプリの恩恵。


個人的に気に入っているのは、体内年齢とボディタイプの表示。
体重だけを見ているとどうしてもそれだけに一喜一憂しがちですが、「体内年齢と実年齢の比較」とか「ボディタイプがどのゾーンにいる」という視点が加わることで、受け取り方が少し変わってきます。
大事なのは単純な増減じゃなく、体の状態をいかに多角的に把握できるのかという点。気になるところを、ひとつずつ改善していくことで、自然と体全体が整っていく——というわけです。
なお精度については、90kgまでは±100g、90〜180kgの範囲では±200gとのこと。体組成の推定値はあくまで参考値という側面もありますが、日々の傾向を把握するには十分な精度だと思います。
AIコーチ「ウェリー」がかわいい
アプリに内蔵されているAIコーチ「ウェリー」は、毎日の計測データをもとにアドバイスをくれる機能です。
特徴的なのは、日々の数値ではなく週単位の平均を見て分析してくれること。
体重って、食事・水分量・時間帯などによって日々けっこう変動するものなので、毎日の数値を気にする意味はあまりなかったりします。
ウェリーはそのあたりをちゃんと踏まえた上で、週平均ベースで傾向を教えてくれます。焦らせない・追い詰めない、そっと寄り添うようなやさしい伝え方で。






有料プランもありますが、以下のように基本的なデータ確認や食事の栄養分析などは無料で使えます。
| 機能 | 無料版 | 有料版 |
|---|---|---|
| 体重・体組成データの自動記録 | ||
| 体重グラフ・データ確認 | ||
| 食事写真でAI栄養分析 | ||
| スイカゲーム エクササイズ版 | ||
| Apple ヘルスケア連携 | ||
| ファミリー機能(最大8名) | ||
| 専門家によるコンテンツ配信 | ||
| 週間レポート(毎週日曜配信) | ||
| ウェリー相談(AI相談・24時間対応) | ||
| 定期フォローメッセージ |
ちなみに有料プランは月額3,000円と、年額25,000円の2種類。1週間の無料トライアルもあるので、まず試してみるのもありだと思います。
ただし自動更新なので、継続しない場合はトライアル期間中に解約手続きを忘れずに。解約はアプリまたはiPhoneのサブスク管理画面から簡単にできます。



率直な感想として、無料の範囲だけでも日常使いには十分。有料プランは、より本格的に健康管理に取り組みたい人向けといった感じです。
家族みんなで使えるのがうれしい
Smart Bath Matは1台で最大8名まで登録でき、誰が乗っても自動でその人のデータとして記録される仕組みです。
ここで素晴らしいのが、体重・身長などのプロフィールをもとに自動判別して、家族それぞれのスマートフォンに個別でデータが届くという点。
管理者のアプリから招待を送り、受け取った側が簡単なプロフィールを入力するだけでOK。データを共有したくない場合は非公開にすることも可能です。


気になるのが「体格の近い家族を正しく識別できるのか」という点ですが、実際に体重差3kg未満の娘2人でテストしてみたところ、それぞれのスマホにちゃんとデータが送られていて、精度面の不安もなさそう。
乗る人によってわざわざ手動で切り替える煩わしさが一切ないので、家族がいる家庭では特に恩恵を感じやすいと思います。
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Smart Bath Mat の気になった点


そんなSmart Bath Matですが、毎日の使用するなかでいくつか気になった点もあったので紹介しておきます。
使わないときの「置き場所」問題
まずは、本体サイズ500×350mmという一般的な体重計の約2倍のフットプリントを、どこに保管するかという点。
薄型とはいえ、厚さ2cmは足の小指をぶつけるには十分だし、ロボット掃除機が乗り越えるにも少し高すぎます。「バスマットだから出しっぱなしでいい」とは言えない厚さです。
そこで、我が家では洗濯機と壁の隙間に立てかけて保管しているのですが、本体重量が5kgほどあるので、毎回出し入れするのもちょっと大変なんですよね。


「動線に置いてあるから続けられる」というのが最大の魅力である製品なだけに、収納問題はちょっとした矛盾点。
設置場所に余裕のあるバスルームなら気にならないかもしれませんが、狭い脱衣所での運用は少し工夫が必要になると思います。
替えマットのランニングコストが高い
ソフト珪藻土マット自体は洗濯機で丸洗いできて、速乾性も高め。
ただ、頻繁に買い替えるものではないとは言え、替えマットは1枚4,680円(体組成計モデル専用)と、普通のバスマットと比べると、割高感は否めません。


何回洗えるかという耐久回数が公式に明記されていないので、質感の劣化がいつ頃から始まるのか判断しにくく、交換時期の目安が立てにくいのはちょっと不安に感じます。



清潔さを重視する人や、頻繁に洗濯したい人にとって、年間でどのくらいのコストになるか読みにくい点は悩ましいところです。
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体重がその場で確認できない
先ほど触れたとおり、Smart Bath Mat本体にはディスプレイがなく、計測結果はすべてアプリで確認する仕組み。
「数字を見て一喜一憂しなくていい」という意味では、メンタル的にはむしろ良い設計だと思う反面、アプリを開く習慣が薄れてくると、計測しているのにデータを見ていないという状況が生まれやすいのも事実です。


乗るだけで計れるから続けられる——その手軽さは本物なのですが、アプリを開く一手間をサボり始めると、「そろそろやばいかも」という体重変化への気づきも鈍くなってしまいそうなのは気になるポイント。
計測と確認はセットで習慣にする、ウェリーの週次レポート通知をうまく活用など、アプリを開くタイミングを自分なりに決めておくことが重要です。
まとめ


Smart Bath Matを使って一番感じたのは、「とても合理的な製品だな」ということでした。
15項目の体組成計測も、AIコーチのウェリーも、家族8名の自動識別も、どれも機能として面白い。
でもこの製品の本質は、そういったスペックよりも「お風呂上がりに3秒間踏むだけ」というシンプルな動線設計にあると思います。
計ろうとしなくても計れている。その体験が、これまで続かなかった体重管理を、気づいたら習慣にしてくれていました。
- 体重計を買っても続かなかった経験がある人
- 家族みんなの健康を一台でまとめて管理したい人
- 体の状態を多角的かつ長期的に把握したい人
置き場所の問題や替えマットのコスト、ウェリー有料プランの価格帯など、気になる点がないわけではありません。
ただそれを差し引いても、”毎日自然にデータが蓄積されていく”という価値は十分にあると思います。「最近体型が気になるな……」と感じているなら、続かないジム通いよりも、続けられる体重管理をしてみてはいかがでしょうか。
以上、カナちひ(@kana_chihi)でした。
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