インテリア性も高い コンパクト防湿庫「Re:CLEANドライボックス」を紹介

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一眼レフカメラを手に入れたら一緒に買いたいカメラ用防湿庫。

精密機械である本体はもちろん、ガラスで構成されているレンズも衝撃や湿気に弱く破損やカビなどから守るために保管環境を整えることはとても大切です。(保管環境はリセールバリューにも影響します)

大事な機材を守るためにも保管する環境は大切
画像引用元:photoAC

とはいえ、撮影に影響しないものに無駄なお金をかけたくないし、置き場所の問題もあるのでドライボックスで十分という人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな人にも響きそうなコンパクトでロープライスな防湿庫を紹介したいと思います。良し悪しのポイントや実際の使用感もなどレビューしていますので是非最後までお付き合い頂ければ幸いです。

 

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目次

「Re:CLEAN ドライボックス RC-21L」のスペック

まず今回購入した防湿庫「Re:CLEAN カメラ用ドライボックス RC-21L」の商品スペックを紹介します。

発売元はリンテクト・ジャパンという国内企業で、商品のコンセプトの『カメラ防湿庫はインテリア(Re:CLEAN)』に違わず、シンプルでミニマルなデザインの商品を展開をしています。

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この「Re:CLEAN」シリーズは、僕の買った一番小さい21L以外にも収納量に合わせ全7商品がラインナップされています。(リストからは割愛していますが180Lの商品もあります)

RC-21L RC-25WH RC-30L RC-50L RC-80L RC-120L
容量 21L 25L 30L 50L 80L 120L
カラー ブラック ホワイト ブラック ブラック ブラック ブラック
無し 無し 1段 2段 3段 5段
収納台数 2~4台 3~5台 6~8台 9~12台 12~20台 18~30台
サイズ H:25.2cm
W:35cm
D:27.5cm
H:30cm
W:39.9cm
D:27.5cm
H:41.5cm
W:29cm
D:36cm
H:58cm
W:29cm
D:36.5cm
H:60cm
W:38cm
D:43cm
H:99.8cm
W:38cm
D:43cm
重量 4.6kg 4.9kg 6.2kg 9.1kg 12.4kg 21.5kg
価格※ ¥7,980 ¥9,800 ¥10,800 ¥14,800 ¥22,800 ¥32,800
※2021年3月現在のAmazonの参考価格です

対応湿度範囲は25%~75%RHとカメラ用の防湿庫としては充分な除湿性能です。(下げ過ぎも良くありませんからね)

 

「Re:CLEAN RC-21L」のお勧めのポイント

・充分な収納量
・コンパクトで場所を取らない
・シンプルなデザインでインテリア性も高い
・消費電力が少なく経済的
・稼働音がまったくしない
・安価でメーカー保証も長い

 

充分な収納量

一番小さな21Lでもミラーレス一眼レフ1台+レンズ数点程度には余裕ある庫内です。

α7cだとかなり余裕があり、少々レンズが増えても対応可能。

高さもあるので別売りのスポンジマットで2段収納にすれば更に収納量を増やすことも可能。普通に使うのであればこのサイズで必要十分ではないでしょうか。

 

コンパクトで場所を取らない

外寸で幅35cm、奥行27.5cmと省スペースで設置出来る点もとても良いです。意外に置き場所に困るんですよね防湿庫。

今まで使っていた別メーカーの防湿庫では奥行き的に無理だったのですが、「RC-21L」はコンパクトなのでIKEAの「BESTÅ(ベストー)」という棚の中に丸ごと入りスッキリ収納できます。

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電源は棚裏に取り付けた配線孔キャップから配線しています

穴を開けてスリットの入ったキャップを嵌めるだけで埃などの侵入も防いでくれますし見た目も悪くないです。

 

シンプルなデザインでインテリア性も高い

うちではラックの中に収納しているためあまり関係ないのですが、部屋に置くなら見た目もこだわりたいポイントです。

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正面にありがちなメーカーのロゴもなく非常にシンプルですし、右上の丸いアナログ湿度計がおしゃれですよね!

扉のガラスは強化ガラスになっているので多少の衝撃であれば割れることもなさそう。また鍵をかけることも出来るので子供などのいたずらからも機材を守れます。

見た目だけでなく誤差±3%以下という性能や視認性も◎

 

消費電力が少なく経済的

「RC-21L」の消費電力は公称3.5Wなので、単純計算で電気代はおおよそ月間65円、年間で797円と軽微です。(電気料金は東京電力の料金プランを参考にしています)

※カタログスペックでは1日約1.8円とのことですが、一般家庭の電気代26円/1kWhで計算すると上記程度になるかと思います。

いずれにせよこれくらいの価格であれば簡易なドライボックスなどで使う除湿剤と比較しても充分経済的と言えます。

 

稼働音がまったくしない

動作音はしません。まったくの無音と言っていいです。

このドライボックスは「ペルチェ式」という冷却媒体を使った除湿器を採用していますが、コンプレッサーを使わず除湿能力が高くない分、静音性に優れています

以前の防湿庫もあまり音はしなかったのですが、改めて駆動音がしないという点は置き場所を選ばず設置できいいですよね!

 

安価でメーカー保証も長い

防湿庫の相場は安くても1万円台だと思うのですが、「RC-21L」は税込で約8,000円とリーズナブル

また5年間の長期メーカー保証がついているので安心です。

 

「Re:CLEAN RC-21L」の残念なポイント

・パワー調整がよくわからない
・照明がなく庫内が見えにくい
・金属部分が保護されていない

 

パワー調整がよくわからない

湿度調整は奥にある除湿器本体のつまみをひねって行うのですが、どれくらいひねればどれくらい湿度が下がるのかいまいち分かりません

右に捻る(数字を上げる)とつまみの上にあるLEDの光量がアップするので右側が「強」だと思うのですが、適当に捻ってしばらくおいて湿度計をみてまた調整という工程が結構面倒くさいです。

湿度を指定出来るのが一番いいですが、せめて各数字の目安(”6″がおおよそ30〜40%とか)があるともう少し調整が楽になると思うのですが・・・

 

照明がなく庫内が見えにくい

価格的にも必要最低限の構成なのか庫内に照明はありません。そのため暗い場所では庫内が見えにくいです。(カメラ機材は黒色が多いため余計見えにくい)

しかしこれは解決する良い方法を見つけましたので紹介しておきます。僕も使っているその商品がこちら。

この商品のいいところは電池式(単4×3本)なので配線が不要な点と、マグネットが内蔵されていて防湿庫の天井に簡単に貼り付けられる点。暗い時にカチッLED部分を押し込むだけで使えます。

しかもサイズもぴったりで安いので照明のない防湿庫を買うなら絶対お勧めの商品です。

 

金属部分が保護されていない

コンパクトな分、間口が狭いのでカメラを取り出す際によく上の縁にぶつけてしまいます。

塗装はしてありますが緩衝材などついておらず、いつかカメラを傷つけそうで怖いです。この点は同じ作りの他の防湿庫でも同様かも知れませんが何らかの対策がしてあればいいのになあと感じます。

自分で対策するのであれば少し美観は悪くなりますが「危なそうな場所に黒いビニールテープ貼る」くらいでしょうか。

 

他の購入者の口コミを紹介

僕以外の購入者の意見として同じ21Lの商品レビューのみ抜粋していくつか紹介するので参考まで。好意的なレビューばかりではありませんが全体的には高評価の印象です。

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://cotonohablog.com/wp-content/uploads/2021/03/boy_03.png” user_name=”かる坊さん”]「二年たっての評価」購入後二年が経ちましたが、現役バリバリで稼働中です。特に不具合や故障もなく動いています。扉を開けてしばらくは50%位まで上がりますが、閉めれば40%前後に落ち着きます。以前は頻繁にタイムセールに出ていたのですが最近は全然見かけないので、またタイムセールをやってもらいたいですね。次は50Lを買いたいと思います。[/speech_balloon_left1]

[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://cotonohablog.com/wp-content/uploads/2021/03/boy_08.png” user_name=”leckさん”]「必要十分です。」プラスチックケースでは取り出しが面倒なのとシリカゲル交換も鬱陶しくなって入門機として購入しました。本体は相当軽く薄めの金属棚にパッキンを当てたような感じで、開けた瞬間は正直「これ大丈夫か…?」という不安が。ただツマミを最大にして2時間程放置した所60%→35~40%まで下がり安定しました。他の湿度計も入れていましたがほぼ同等の数値を示しています。大きめと言われる一眼レフ(レンズ付)に短めのレンズ3本入れても丁度くらい。長めの望遠を入れる予定がある方は大き目を選んだ方が良いかなと。
強いて不満点を言えば、鍵の金具(内側)が取り出す際に当たりそうで怖いのでせめてゴムカバーでも標準で付いていれば親切でした。(DIYで何とか出来るレベルなのでマイナス点と言えるほどではないです)
総評としては他社でお高いのもありますが、これで十分良くない?という印象です。[/speech_balloon_right1]

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://cotonohablog.com/wp-content/uploads/2021/03/boy_05.png” user_name=”そらすーさん”]「ドライボックスからの移行。運用がとても楽になり、安心して機材を管理できるようになった」
・開け締めしてもすぐに目的湿度に達し、安定して湿度を維持できる。
・乾燥剤の取替時期など気にする必要がないし維持コストも低い。
・機材をディスプレイ出来る。(湿度計も見やすい)取り出しもしやすい。
などなど、移行して感じたメリットを挙げ始めるときりがないくらいです。以前は冷房を切った後の除湿運転で湿度が80%を超えたり、カメラ機材の管理に不安がありましたが、今は周りの環境に全く影響されずしっかり湿度をキープしてくれているので安心です。目的の湿度を設定するのではなく、除湿の強さをつまみで調整するのが面倒かなと思いましたが、杞憂でした。
現在は1~7ある調整メモリの5に設定して、湿度40%をキープできています。雨の日や除湿運転後など様々な湿度で運転していますが、これでBEST表示の湿度域(30~50%)を外れることは見たことがないので、無調整運用出来ています。まだ除湿の強度も上げれますし、安心して長く使えそうで良かったです。[/speech_balloon_left1]

[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://cotonohablog.com/wp-content/uploads/2021/03/boy_02.png” user_name=”Amazonカスタマーさん”]「明書がわかりにくい。肝心なことが書いてない」保証があるけど段ボールを保管しないといけないので場所とる、説明書に湿度設定の仕方が書いてなくてわからない。値段は安いが残念です。奥に湿度設定のとこがあるが奥なので文字も見えなくてどこに合わせたら下がるとかわからない。納品書入ってたかな?保証書にもなんの記載もない[/speech_balloon_right1]

 

まとめ

除湿剤を入れて使う簡易なドライボックスでも用途は充分果たせるのですが、定期的に除湿剤を入れ替えたりする手間がかからない点、防湿庫はとても便利な商品です。

特に一年を通して多湿な日本ではメンテナンス不足や保管環境が悪いとカビが生えたり機器の寿命が短くなったりする場合もありますので、あらかじめ環境整備をしておいた方が良さそうです。(以前使っていたニコンD7200も経年でも劣化が少なく、それなりの価格でリセールできたのは防湿庫のおかげかも)

この記事が少しでも防湿庫を検討される方の参考になれば幸いです。

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