こんにちは、カナちひ(@kana_chihi)です。
MacBookをモバイルで使う人ならきっと誰もが気になるバッテリーの問題を、片手に収まるほどのサイズで華麗に解決してくれるのが、この『CIO SMARTCOBY TRIO』。
一般的にノートPCでも使えるモバイルバッテリーって「嘘だろ!?」ってくらい巨大で、僕自身なかなか持ち歩く気にならなかったのですが、この製品はちょっとワケが違うみたいです。
今回はそんなSMARTCOBY TRIOの特徴や使用感など、僕の活用シーンも交えながらどんな人におすすめの製品なのかレビューしていきます。
CIO SMARTCOBY TRIO の特徴
数多くのモバイルバッテリーを展開するCIO製品の中でも、特に多様な付加価値を持つのがSMARTCOBYシリーズ。
CIO SMARTCOBY TRIOは、とにかくコンパクトで大容量&高出力が魅力のモバイルバッテリーで、本体に蓄電しながらMacBookへの急速充電もできるパススルーにも対応した、ノマドワーカーにぴったりのアイテムです。
製品名 | SMARTCOBY TRIO |
---|---|
外観 | |
カラー | ホワイト / ブラック |
ポート数 | USB-C × 2 / USB-A × 1 |
容量 | 20,000mAh |
充電目安 | iPhone16:約3.5回 / iPad Pro 11インチ:約1.5回 / MacBook Air:約0.8回 |
蓄電時間 | 90分 |
最大出力 | 67W |
機能 | 高速パススルー充電 / 電力自動振り分け / デジタル残量表示 |
サイズ | 95 × 69 × 29.5 mm |
重量 | 333 g |
Check |
用意された3つのUSBポートは接続するデバイスに適した電力を自動的に振り分けてくれるなど、運用面でも快適性を発揮してくれます。
以下に各ポート毎の最大出力と複数同時に使用した場合の合計出力をまとめてみたのでご覧ください。
ポート別の出力配分
ポート | C1 | C2 | A |
ポート位置 | |||
単独 | 最大67W | 最大22.5W | |
2ポート | C2:合計65W A:合計67.5W | C1:合計65W A:合計67.5W | 合計67.5W |
3ポート | 合計60W |
さらに同容量のモバイルバッテリーとして世界最小級というサイズ感や、革製品のようなシボ加工が施された高級感のあるデザインも魅力。
この辺りは製品の写真を見ながら解説していきます。
製品デザインと基本設計
SMARTCOBY TRIOは5,000mAhのモバイルバッテリーを2つ重ねたようなサイズ感で、3つのUSBポートとディスプレイ、バッテリー残量確認ボタンが装備されています。
充電ポートは入出力対応のUSB-Cが2つと出力専用のUSB-Aがひとつ。LEDディスプレイには、バッテリー残量に加え、急速充電/急速蓄電中を示す
マークが表示されます。側面のボタンはディスプレイ表示用。押すと3秒ほどバッテリー残量が表示されます。
裏面には製品の仕様を印字。商品名や安全表示のほか、各ポートの出力構成が詳細に記載されています。
表面素材はプラスチックですが、細かいシボ加工が施されていてサラッとした手触り。CIOのロゴがキラリと光ります。
パッケージや同梱品は以下の通り。
- SMARTCOBY 本体
- USB-C to Cケーブル
- 説明書(日本語)
身近なモノとの大きさ比較
サイズ感を視覚的に伝えたくて、バッグの中にあったモノを横に並べてみました。
比較対象のアイテムはいずれも片手にすっぽり収まるくらいの大きさなので、やっぱり20,000mAhのモバイルバッテリーとしてはかなりコンパクト。
ちなみに公式で「カードサイズ」と表現されていましたが、さすがに誇大表現そこまでではないです。
最大2年間の無料製品保証
SMARTCOBY TRIOに限らずCIOの製品は公式サイトを通じて、無料で最大2年間の長期保証が受けられます。
タップして延長保証の登録手順をみる
無料製品保証にはCIOアカウントの取得に加え、以下購入情報が必要です。
- 商品型番
- 購入月
- 購入時のレシートか注文番号
事前に用意した購入情報を入力したら登録ボタンをタップして完了。
登録した商品は「マイページ」の「MENU」から一覧で確認できます。
モバイルバッテリーという比較的製品寿命が短い製品にも関わらず、通常使用の範囲内で発生したトラブルに対して2年間もの保証が受けられるのはとても安心ですよね。
CIO SMARTCOBY TRIO レビュー
ここからは僕の活用シーンから使用感を紹介します。良いところ、気になるところもまとめておくので参考にしてみてください。
MacBookユーザーには必需品かも
MacBook約1回分のバッテリー容量を持ち、作業しながら充電も可能な67W出力のSMARTCOBY TRIOは、出先で作業をするユーザーにはもはや必需品といってもいいアイテムだと思います。
もちろん僕も外出前にはしっかりMacBookを充電してから出かけるのですが、それでも映像編集などで使うと丸1日は持たないんですよね。
PD充電器を持っていても充電できる環境であるとも限らないし。
そんな時でもこれさえ持っておけばコンセントのないカフェでも、何だったら公園のベンチでだってバッテリー切れを気にせず作業に没頭できます。
3ポートあれば必要充分
ポート数が3つあるのも実用的。出先での僕の三種の神器「MacBook」「iPhone」「Wi-Fiルーター」をまとめて充電してくれます。
すべてのポートを同時に使っても、ちゃんと自動的に電力配分してくれるから基本的には空いているところに挿せばOK。ポート毎の出力の違いを考えなくて良いのはとても楽チンです。
贅沢を言うならUSB-Aはいらないから、USB-Cを3つにしてくれたらもっと良かったかも?
残量が数字で分かるのは助かる
よくあるLEDインジケーターじゃなくて、数値を1%刻みで表示してくれるメリットは「先を考えて運用できる」こと。
例えばバッテリー残量が25%なら「この後も長いから、iPhoneフル充電分だけは残しておこう」みたいな。
インジケーターによくある「あと2メモリあったのに実際はほぼ空じゃん」的な失敗が減ります。
本体への蓄電時間が1.5時間というのも嬉しいところです。
朝起きたときに充電があとわずかでも、出かける前の短時間で何とかフルパワー近いところまで充電できるのは実際かなり助かります。
パススルー対応も嬉しい
カフェなどでコンセントがひとつしかなくても、SMARTCOBY TRIOなら蓄電しながらデバイスの急速充電が可能。
パススルー時の最大出力は11V/6A(66W)と充分過ぎる出力です。
とはいえ、もちろん充電器とケーブルの限界以上の出力はでないので、使うデバイスにあったモノを準備しておきましょう。
CIO SMARTCOBY TRIO 気になった点
本質的な部分ではとても満足度の高い製品ですが、気になるところもあるので紹介しておきます。
とはいえ重いは重い
確かに20,000mAhのモバイルバッテリーとしては小さいのですが、重さは300gを超えるのでちょっとポケットに入れて出かける、みたいなイメージとは違うかも。
あとこのずんぐりとした形状、意外とバック内では嵩張るんですよね。インナーポケットに入りきらないこともありました。
どちらかというと「よし!今日は気合い入れて作業するぞ!」という日のアイテムなので、iPhoneを充電したい人が「大は小を兼ねるさ」くらいの気持ちで買うと持ち出すのが億劫になってしまいそうです。
付属ケーブルがショボい
サービスで付けてくれるのだから文句をいうつもりはありませんが、正直ケーブルはショボいです。
僕はいくつもCIOのケーブルを持っていますが、流石にそれ単体で売られているモノより質が劣ります。硬いし、しなやかさにも欠けるので、できれば違うケーブルを使うことをおすすめします。
ちなみに商品として販売されているCIOのケーブルは本当にいいですよ。
ふるさと納税の返礼品でもゲットできる
SMARTCOBY TRIOは2024年12月20日現在、大阪府守口市のふるさと納税の返礼品にもなっています。
寄付金額は33,000円となっていますが、ほぼ税金から控除されることを考えれば、現状もっとも安く手にいれる方法だと思います。
\ 返礼品のSMARTCOBYはこちら! /
同市では他にもCIO製品での返礼を行なっているので、気になる商品があれば返礼品でゲットしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
MacBookの充電1回分に相当する20,000mAhの大容量ながら携帯性の高い「CIO SMARTCOBY TRIO」は、いざという時の頼れるアイテム。これ一台あればもう外出先でデバイスのバッテリーを気にする必要はありません。
国内メーカー品という安心感やUSB充電器代わりにもなることを考えると、コスパ的にも良い選択肢だと思います。
現時点では総合力で最高のMacBook用モバイルバッテリーとなっているので、気になった人はぜひポチってみては?
以上、カナちひ(@kana_chihi)でした。
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