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【レビュー】BOSE SoundLink Flex(第2世代)|海でもBBQでも大活躍する高音質ポータブルスピーカー

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こんにちは、カナちひ(@kana_chihi)です。

夏といえば海や川での水遊びやBBQなど、外でのアクティビティが捗る季節。
最高のロケーションで大好きな音楽と過ごす時間はいつもよりちょっと特別に感じられて、バカンス気分も一層盛り上がりますよね。

今回はそんな夏のお出かけにぴったりのポータブルスピーカー『BOSE SoundLink Flex Portable Speaker(第2世代)』をレビューします。

濡れたBOSE SoundLink Flex(第2世代)を掴んで歩く筆者
濡れてもへっちゃら、タフネス設計

BOSEらしい厚みのあるサウンドと、防水・防塵に対応したタフなボディ。コンパクトで持ち運びやすく、アウトドアとの相性がとにかく抜群なんです。

この商品の特徴
  • BOSEらしい迫力の重低音
  • IP67規格の防塵・防水設計
  • 最長12時間のタフネス使用
  • Bluetooth5.3で低遅延
  • 約590gの小型・軽量設計
小さくても、ちゃんとBOSE!

見た目的には以前紹介した第1世代モデルとほぼ同じなんですが、Bluetooth 5.3対応や便利なショートカットボタンの追加など、使いやすさの面でしっかりと進化しています!

この記事では、僕が実際に屋内外で使ってみた感想や、第1世代との違いも交えながら、このポータブルスピーカーの魅力をじっくりと紹介していきます。

カナちひ

「今年の夏、外でも使える良いスピーカーが欲しいな」と思っている人は、ぜひチェックしてみてください。

目次

BOSE SoundLink Flex(第2世代)|商品概要

いやあ、それにしてもBOSEサウンドってなんでこんなに心地良いんだろう。

Bluetooth接続だしこのサイズなので、ピュアオーディオに求める「音の解像感」みたいなのは正直それほど…って感じなんですが、聴いていると”いつのまにか音楽に合わせて身体を揺らしてる”ような心地いい音の表現が抜群に上手いんですよね。

そんな「BOSEらしい」サウンドはそのままに、携帯性と屋外で使うためのタフネスさを併せ持つのが、このSoundLinkサウンドリンク Flexフレックスシリーズ。

BOSE SoundLink Flex(第2世代)とiPhone16Pro

価格は1万円台と同社のスピーカーとしては比較的安価ながら、使用環境を検知して音の広がりを自動的に最適化してくれる「PositionIQポジション アイキュー™テクノロジー」や、同機種2台をL/Rスピーカーとして使う「ステレオモード」など、こだわりの機能も充実。

屋外で大音量で使うのもよし、自宅でじっくり音楽に耳を傾けるもよしの、汎用性の高いポータブルスピーカーに仕上がっています。

第1世代とのスペック比較

というわけで、まずは前作との違いを簡単に。

SoundLink Flex(第2世代)SoundLink Flex(第1世代)
発売日2024年9月27日2022年4月21日
カラー
Bluetooth規格Bluetooth 5.3Bluetooth 4.2
コーデックSBC / aptX AdaptiveSBC
連続再生時間最大12時間最大12時間
防塵防水性能IP67IP67
マイク
マルチポイント
(最大2台)

(最大2台)
向きの自動検知
ステレオペアリング
(第1世代とは接続不可)

(第2世代とは接続不可)
操作ボタン電源 / ペアリング / ショートカット / 音量+ / 音量- / 再生(一時停止)電源 / ペアリング / マルチファンクション / 音量+ / 音量-
インターフェイスUSB-CUSB-C
対応アプリBose アプリBose Connect アプリ
サイズ9 × 20.1 × 5.2 cm9 × 20.1 × 5.2 cm
重量約590g約590g
CheckCheck

ご覧のとおり基本的にはマイナーチェンジではあるんですが、第1世代で気になっていたBluetooth規格のアップデートや、それによる高音質コーデック「aptX Adaptive」への対応など、オーディオスピーカーとしての基本性能が強化されています。

第1世代との違い
  1. aptX Adaptiveコーデックへの対応|音質強化
  2. Bluetooth規格のアップデート|遅延改善・安定性強化
  3. カラーバリエーションの刷新
  4. 再生/停止ボタンの追加|操作性の向上
  5. 操作アプリの変更|EQの調整に対応

※Qualcommが開発したBluetoothオーディオコーデックで、最大96kHz/24bitの高音質と、50ms~80msの低遅延を実現。SBCと比較しても圧縮効率が高く、可変ビットレートにより安定性も向上。

対応アプリが「Bose Connectアプリ」から「Boseアプリ」に変わったことで、イコライザー設定(音質の調節)が可能になった点も高ポイントです。

外観とデザイン

全体的に丸みを帯びたカプセルのようなデザインのSoundLink Flex(第2世代)は、厚みもそれほどなく、ちょっと大きめのポケットならすっぽりと収まるくらいのサイズ感。

片手に持ったBOSE SoundLink Flex(第2世代)

正面のスチールグリルには無数のパンチホールが空いていて、音質への影響は最小限に抑えつつ内部のスピーカー本体をがっちり保護してくれます。

正面パネルの拡大図
パウダーコーティングのサラッとした手触り

背面にも同じようなグリルがありますが、この裏にはちょうどパッシブラジエーターが配置されていて、低音が強く出てきますね。

本体の四隅には小さな突起がありますが、これが横置きにしたときの脚代わりになる仕様。

BOSE SoundLink Flex(第2世代)の背面

底面にも脚替わりの突起がありますが、こちらの安定感はいまいち。ちょっと小突くだけで簡単に後ろに倒れてしまいます。

BOSE SoundLink Flex(第2世代)の底面

操作系は天面に集約。表面をシリコンで覆われていますが、ちゃんと押し感のある物理ボタンになっています。

BOSE SoundLink Flex(第2世代)の天面に配置された各種ボタン
ボタンを指で押す様子

本体の状態は、以下3つのインジケーターで確認可能です。

BOSE SoundLink Flex(第2世代)のLEDインジケーター
インジケーター表示システムの状態
白の点灯満充電
オレンジの点灯バッテリー残量低下
オレンジの点滅充電が必要
白の遅い点滅充電中
白の 3回点滅 (繰り返し)ソフトウェアアップデート中
白の速い点滅 (3秒間)リセットの完了
白とオレンジの速い点滅 (交互)エラー – Boseカスタマーサービスに連絡してく
ださい
オレンジの 3回点滅 (繰り返し)バッテリーの故障 – Boseカスタマーサービスに
お問い合わせください

パッケージや付属品についてはこんな感じ。

BOSE SoundLink Flex(第2世代)のパッケージ
BOSE SoundLink Flex(第2世代)の同梱品
同梱品一覧
  • Bose SoundLink Flex Portable Speaker (第 2世代 ) 本体
  • USB Type-C to Aケーブル
  • 取扱説明書

それにしても、ケーブルはさすがにそろそろUSB-C to Cに統一してもいい気がしますよね。モバイルバッテリーとの相性も含め、今後に期待したいところです。

付属のUSB-C to Aケーブル

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BOSE SoundLink Flex(第2世代)|レビュー

音質、操作性、堅牢さ、持ち運びやすさ……どれを取ってもよくできているSoundLink Flex(第2世代)ですが、ここでは特に気に入ったポイントを紹介します。

小さくても、ちゃんとBOSEサウンド

SoundLink Flex(第2世代)のサウンドは、いわゆる「ドンシャリ系」。高音と低音が強調されたメリハリのあるチューニングで、ロックやEDMのようなノリのいい楽曲とは抜群に合います。

特にサイズ感からは想像できないほど力強い重低音は、”ちゃんとBOSE”してて個人にはかなり好み。

BBQ会場に置いたSoundLink Flex(第2世代)
BBQなど屋外でも物足りなさは感じません

とはいえ、ただの低音番長ではないのがこのスピーカーの良さ。
屋内で少し音量を下げて聴いたときにも、音のバランスが崩れず、ボーカルやピアノなど中音域も気持ちよく伸びてくれます。

自宅でゆったり音楽を楽しみたいときや、作業用BGMとして使いたいときには、Boseアプリで低音をほんの少し下げてあげるもおすすめ。音の広がりがより自然に感じられて、PCスピーカーとしても活躍してくれるはず。

デスクに置いたSoundLink Flex(第2世代)
遅延が少ないから動画視聴にも使いやすい

MacなどaptX対応デバイスと組み合わせれば、より高音質なサウンドを楽しめるのも嬉しいですよね。

カナちひ

音質に妥協したくない人にこそ、おすすめしたいポータブルスピーカーです。

\ じっくり良音に浸りたいならこちらもおすすめ! /

シンプルな操作性と使いやすいアプリ

そのままでも充分に音のいいSoundLink Flex(第2世代)ですが、ちょっとしたイコライジングにも対応。

第1世代では非対応だった、「低音・中音・高音」の3つの音域調整が可能になりました。

Boseアプリのイコライザー画面
ポップスならこれくらいが聴きやすい

実際試して見ましたが、どう調整しても音のバランス自体が大きく崩れることはないので、不慣れな人でも扱いやすと思います。

加えて、Boseアプリ自体がシンプルで直感的なのも◎。
本体アップデートやショートカットキーの設定、音声ガイドの言語切り替えなどもこのアプリひとつで完結するのも便利ですね。

音楽を再生するiPhone16ProとSoundLink Flex(第2世代)

あと、本体側の操作ボタンも以前より細分化されていて使いやすいです。

再生/一時停止のボタンが独立したことで、誰のスマホから鳴っているかわからない時でもサッと停止できるようになったのは結構ありがたいポイント(以前はマルチファンクションボタンの機能のひとつでした)。

さらに「ショートカットボタン」には、任意で以下の機能を割り当てられます。

ショートカットボタンでできること
  • 2台のスピーカーのリンク
  • 同期している機器の音声アシスタントを起動
  • Spotify Tap(直近再生していたプレイリストを呼び出す)

※どの機能を割り当てるかはBoseアプリで設定

屋外で使いやすいタフな設計

ポータブルスピーカーって、やっぱり外で使いたいじゃないですか。その点でもSoundLink Flex(第2世代)は本当に頼れる存在。

まず素晴らしいのが、自転車のカゴにぽんと放り込んで運べる手軽さ。
もちろんカバンに入れてもいいんですが、せっかく外装がしっかりしてるんだし、これくらいラフに扱ってもいいですよね。

自転車のカゴに入ったSoundLink Flex(第2世代)

そして何より嬉しいのが、汚れてもすぐ水で洗える点。

砂浜に置いたSoundLink Flex(第2世代)

IP67防水で砂や泥で汚れても水道でさっと洗い流せるなんてとても実用的じゃないですか!

水で丸洗いされているSoundLink Flex(第2世代)

しかも本体は水に浮く設計なので、うっかり川に落としてしまっても、しばらく浮いていてくれるのも安心ですよね。

カナちひ

アウトドアだけでなく、お風呂スピーカーとしても全然アリだと思います。

持ち運びもラクラク、どこでも連れていけるサイズ感

「持ち運びやすさ」という点でもこのスピーカーはかなり優秀。

ペットボトル感覚でリュックのサイドポケットに差し込んで持ち運べるので、荷物が多いキャンプやBBQでも、これならスピーカーのために収納を圧迫することもありません。

リュックのサイドポケットに入ったSoundLink Flex(第2世代)
まさに夏の外遊びにぴったり

さらに、ズボンのお尻ポケットにもギリ入るくらいのサイズだったりするので、ちょっとした移動くらいならこのスタイルでもOK。

ズボンのバックポケットに差し込まれたSoundLink Flex(第2世代)

カラビナ装着用のストラップも標準装備されているので、バッグにぶら下げて持ち運ぶのもありですよね!

ハイキングや散歩などのライトなアクティビティならこちらの方がおすすめかも知れません。

2台つないでステレオ再生にも対応

これ、僕は実際に試せていないんですが、SoundLink Flexを2台使うことでステレオ再生や、家の中と外で音楽をシームレスに楽しめるパーティモードにも対応しています。

両手に2台のSoundLink Flex(第2世代)を持つ女性
引用:bose.co.jp

アウトドアでもっと広いリスニング領域をカバーしたいときや、自宅でよりリッチな音響体験をしたいときなど、シーンに応じて拡張できるのはうれしい限り。

ちなみにこの機能は、”Boseアプリに対応したBluetoothスピーカー同士“である前提で以下のような組み合わせが可能です。

同じモデル同士の組み合わせ:ステレオモード(左右分離)またはパーティモード(同じ音を同時再生)に対応
異なるモデル同士の組み合わせ:パーティモード(同じ音を同時再生)のみ対応

つまり第1世代のSoundLink Flexとはペアリングできないので、その点には注意が必要ですが、必要に応じて後から買い足せるのは、無駄がなくて良いと思いました。

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BOSE SoundLink Flex(第2世代)|気になったところ

逆に個人的に気になった点は、以下の2つ。どちらも限られたシチュエーションに限ったお話しですが、ご参考まで。

バッテリーの持ちがいまいち

ひとつめはバッテリーの持ち。SoundLink Flex(第2世代)の連続再生時間は最大12時間と、日帰りの外出やちょっとしたお出かけには充分なんですが、キャンプなど1泊以上のアウトドア利用ではやや心もとない印象。

そういう時って、夜中までBGMを流しっぱなしなんてことも多いと思うんですが、そうなると途中でのバッテリー切れが心配になりますよね。

モバイルバッテリー(CIO SMARTCOBY TRIO 65W)とSoundLink Flex(第2世代)
充電時間4時間で12時間の再生が可能

同じようなサイズ感のポータブルスピーカーにも、AnkerのSoundcore3や、BeatsのPillみたいな24時間連続再生ができるモノもあるので、もう少しバッテリー持ちがいいと良かったなと感じました。

まあ最近は以下のようなコンパクトで大容量モバイルバッテリーも増えているので、別でひとつ用意しておくと安心ですね。

スイートスポットがやや狭い

もうひとつ惜しいと感じたのが、スイートスポットの狭さ。

このサイズゆえに”音のまわりこみ”が少なく、少し離れた場所からBGM的に音楽を流すような使い方だと、やや印象の薄い平坦な音に感じられます。

リビングで上向に置いたSoundLink Flex(第2世代)
上向にすると多少広がりは感じる

PositionIQによって設置方向で音を最適化してくれる機能はあるものの、やはりSoundLink Flex(第2世代)は”ある程度大きな音量で、正面で聴く”ためのスピーカーだと思います。

あわよくば「SoundLink Revolve」のように、リビングなどに置いて部屋中に良音を届けられたら…なんて思ってたんですが、さすがに360°スピーカーのようにはいきませんでした。

Bose
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まとめ

無造作に庭に置いたSoundLink Flex(第2世代)

というわけで、今回はBOSEのポータブルスピーカー「SoundLink Flex Portable Speaker(第2世代)」をじっくりレビューしてみました。

コンパクトなサイズ感ながらも、しっかりBOSEらしさを感じる重低音と、シンプルで直感的な操作性、防塵防水の安心感など、日常使いからアウトドアまで幅広く活躍してくれる一台だと思います。

こんな人におすすめ
  • コンパクトでも音質にこだわりたい
  • アウトドアやキャンプで使えるタフなスピーカーを探している
  • BOSEの重低音サウンドが好きな人
  • Bluetoothでも高音質で聴きたい人(aptX Adaptive対応)
  • iPhoneやMacと組み合わせて使いたい人

2万円弱という価格も、BOSEのオーディオ機器としてはかなりお求めやすく「初めてのボーズ」という人にもおすすめ。

このサイズでこの音質を実現しているスピーカーはそう多くはないので、夏のレジャーや週末のリラックスタイムをひとつ上の音で楽しみたいなら、SoundLink Flex(第2世代)はかなりいい選択肢になると思います。

気になっている人はぜひチェックしてみてください。

以上、カナちひ(@kana_chihi)でした。

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