コスパ最強マイク『SENNHEISER(ゼンハイザー) MKE200』比較&レビュー。ノイズ情報も。

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映像コンテンツではよく「高画質より高音質な映像の方が視聴しやすい」と言われますが、確かに画質にこだわった4K動画でも、音がこもっていたり風の音のような意図しない環境音が続くとやはり視聴時に気になってしまうことが多いです。

最近は我が家でも家族旅行などで動画を撮る機会が増えてきたので、評判の良い外部マイクを購入してみました。

それが今回紹介する「SENNHEISER(ゼンハイザー) MKE200」。

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ゼンハイザー(Sennheiser)
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このマイクは僅か60gの超小型&軽量ながらショックマウントを内蔵しており見た目もスマートですし、なんと言ってもプロの現場でも採用されるゼンハイザー社製で信頼性も高い。

この記事ではその「ゼンハイザー MKE200」の魅力と問題点、SONYミラーレス一眼「α7C」と組み合わせて撮影した映像による音声比較など紹介していきます。

「SENNHEISER MKE200」の特徴

「SENNHEISER(ゼンハイザー)」は、音楽業界や映画制作現場などでも活躍するドイツの音響機器メーカーです。

今回紹介する「MKE200」は該社のガンマイクとしても最もコンパクトで、ミラーレス一眼など機動性の高い機材との相性は抜群です。

軽くて小さく収まりのいいデザイン
クリアでフラットな音質
プラグインパワーで電池が不要
ショックマウント内蔵で堅牢性が高い
幅広い機材に対応
手頃な価格感

軽くて小さく収まりのいいデザイン

小型軽量のコンデンサマイクには定番の「RODE(ロード)VideoMicro」などもありますが、個人的にはどうもあの蜘蛛の巣のような見た目のショックマウントが気になります・・・

「MKE200」はショックマウントも本体に内蔵されていてデザイン性がよくとても収まりがいい見た目です。

本体重量はわずか48gとオンカメラでも重さを感じず、機動性を損いません。せっかくコンパクトで軽量なミラーレス一眼を使うならアクセサリも同等のものを使いたいというニーズにぴったり合います。

マイク本体の円筒状の外殻もしっかりしているので、カメラに装着したままバッグに入れて持ち運ぶようなズボラな運用も出来そう(?)。

 

クリアでフラットな音質

カメラ本体の内蔵マイクは基本的に、音の鮮明さより「音を取りこぼさないこと」に重点を置いており会話や環境音を分け隔てなく録音するため、濃淡のないのっぺりした音になりがちです。

一方、指向性のある外部マイクは撮りたい方向の音のみを鮮明に録音、見えている映像と音声の方向を合わせたり音に厚みが出ることで映像の完成度も上がります。

「MKE 200」も指向特性のある「スーパーカーディオイド」を採用。横からの音をカットし正面からの音を主に拾う設計ですが、背面の音源にもやや感度が高くなっている点が特徴です。

実際に使用してみても前方の音はかなり先の方までクリアに拾いますし、近くを自動車が走行しても歪みません。音自体も直接耳で聞くそのままの音でとてもフラット。

実際の音の感じは、α7C内蔵マイクとの比較動画を参考にして頂ければ幸いです。

 

プラグインパワーで電池が不要

上位モデルの「MKE400」や「MKE400-Ⅱ」は単4電池が必要でしたが、「MKE200」はマイク端子から供給される電力のみで動作します。

バッテリー切れの心配がなく電池交換も不要で、本体にケーブルを挿せばすぐに使える手軽さがいいですね!(もちろん、軽さにも寄与しています。)

カメラへの装着手順

①コールドシューに装着
②マイク本体にTRSケーブルを接続
③マイク端子に挿入する(以上)

 

ショックマウント内蔵で堅牢性が高い

「MKE 200」は 振動によるノイズを軽減するショックマウントと、風切り音を抑えるウインドスクリーンを内蔵することで、機能と堅牢性を両立させています。

出典:sennheiser.com

ハニカム構造で強度も高そうなウインドスクリーンですが、風防機能もしっかり機能していて多少の風なら付属のウインドジャマーを装着しなくてもきちんと風の音をカットしてくれます。

ウインドジャマー(もふもふ)装着時

うーん、ただモフモフを装着するとやはり存在感が出ますね・・・

 

幅広い機材に対応

同梱される3.5 mm (1/8インチ) TRSケーブルとTRRSケーブルを付け替えることで、カメラだけでなくスマホにも対応します。

スマホ用のTRRSケーブル(左)も付属

別売りの変換アダプタを使えばiPhoneやGoProにも使用できますし、汎用性が高く使い回しが効く点は嬉しいポイントです。

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手頃な価格感

マイクに関わらずカメラ機材は高額なものが多い中、「MKE200」は実売で12,000円台とオンカメラマイクとしては比較的安価でコスパは高めです。

パッケージにはウインドジャマーや専用ポーチも同梱

もし現在他の外部マイクを持っていないなら、とりあえず最初の1台として買っておいても損はないかも。

以下にSENNHEISERのMKEシリーズの比較表を載せておくのでご参考まで。

製品名 MKE 200 MKE 400-Ⅱ MKE-600
サイズ 69x60x39mm 126x67x37mm 256x20x20mm
本体重量 48g 93.5g 128g
指向特性 super cardioid super cardioid / lobar
耐音圧 120dB SPL 132dB SPL 132dB SPL
バッテリー なし 内蔵 内蔵
価格 ¥12,336 ¥21,873 ¥39,391
※価格は2022年5月現在のAmazon価格

「MKE200」購入前に確認してほしいこと

出典:photoAC

性能やコスパの面でとても魅力的なマイクですが、購入前にいくつか確認しておきたいポイントもいくつかありますので紹介します。

集音・指向特性の変更は不可
ステレオ録音はできない
ノイズの不具合情報がある

集音・指向特性の変更は不可

商品の特徴でも触れましたが、「MKE200」の指向性はスーパーカーディオイドのみで変更はできません。

あくまで周囲の環境音を抑え前方の音を拾う設定のため、前方を撮影しながら自分の声も強調したい場合は、マイクの方向を物理的に変える必要があります。

また音量調節や電源のON/OFFもマイク側ではできないため、調整は全てカメラ側で行う必要がある点は押さえておきたいポイントです。

 

ステレオ録音はできない

α7Ⅳやα7Cなどの内蔵マイクはステレオですが、「MKE200」はモノラルマイクのためステレオ録音は出来ません。

複数での楽器演奏や、音の方向性にもこだわるようなステレオ収録をしたい場合は「MKE 440」などのステレオマイクがお勧めです。

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ノイズの不具合情報がある

SNSなどで「MKE200」を検索すると、屋内撮影時のホワイトノイズや、給電中のハムノイズに関する投稿がいくつか見られます。

https://cotonohablog.com/wp-content/uploads/2021/03/boy_09.png
カナちひ

これは実際に僕も試してみたところ、ホワイトノイズはそれほど気になりませんが、確かに給電中はハムノイズ(低いブーンという音)が入りますね。

個体差もあると思いますが、感度が高い分電気ノイズに弱いのかも。(充電しながらの撮影を多用される人は要注意)

公式HPでもカメラのAGC(オートゲインコントロール)によるノイズの可能性に触れていて、気になる場合はAGC機能のON/OFFを確認にするよう記載されています。

 

内蔵マイクとの音質比較

出典:photoAC

「MKE 200」とα7C内蔵マイクの比較動画を撮影しましたのでご参考まで。

なお撮影時はウインドジャマーを装着、編集でゲイン(音量)のみ一定になるよう調整しています。

天気の良い日でしたが、少し風があり内蔵マイクではどうしても風切り音を拾ってしまいますが「MKE200」はかなり軽減されていますね。

特徴として鳥の声や人の会話、波音などがきれいに拾えているかなと思いますがいかがでしょうか。

まとめ

出典:photoAC

さて普段の動画撮影のレベルを一段引き上げてくれる外部マイク「SENNHEISER(ゼンハイザー) MKE200」についてまとめてみました。

最近ではスマホでも4K高解像度の動画撮影ができるなど、どうしても画質に意識がいきがちですが、実際にはクリアな音質は動画にとってとても重要です。

映像同様に音質もこだわればキリがない分野ですが、少なくとも屋外撮影時にはこの外部マイクがあると音声による失敗の可能性は大きく減るのではないかと思います。

気になった方は是非チェックしてみてください!では。

カナちひ

カナちひ

好きなものは写真、登山、自転車、街歩き、昼寝です。多趣味な反面少し飽きっぽいのが玉に瑕。大好きなガジェットのレビューなど徒然にまかせてここに綴ります。

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