久し振りに新しいクレジットカードを作りました。それが、2021年7月1日にリリースされたばかりの「三井住友カード ゴールド(NL)」。
クレジットカード飽和状態の現在において、2,300万人以上の会員を誇る国内最大手、三井住友VISAブランドのゴールドカードでありながら、年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が「永年無料」、且つ10,000ポイント付与(1P=1円)というお得感に加え、普段使う機会の多いコンビニやマクドナルドでの利用で最大5%還元などとても魅力的な設計です。
※記載のサービス・特典は2021年8月12日現在のものです。
もちろんゴールドカードの特典である、空港ラウンジや専用ゴールドデスクサービスなどはそのまま使えるので、出張や旅行などが多い方はよりメリットを感じられるのではないでしょうか。
券種 | 一般(NL) | ゴールド(NL) | ゴールド |
券面デザイン | ![]() | ![]() | ![]() |
年会費(初年度) | 無料 | 無料 | 無料 |
年会費(翌年以降) | 5,500円 ※年間100万円利用で永年無料 | 11,000円 ※年会費割引特典あり | |
旅行傷害保険 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 (自動付帯300万円) | 最高5,000万円 (自動付帯1,000万円) |
ショッピング補償 | 無し | 年間300万円まで | 年間300万円まで |
対応電子マネー | iD|PiTaPa|WAON|Apple Pay|Google Pay | ||
ポイントサービス (Vポイント付与) | 利用金額200円につき1ポイント(0.5%還元) ※コンビニ3社&マクドナルド利用時最大5%還元 ※その他対象店(事前登録要)利用時+0.5%還元 | 利用金額200円につき 1ポイント(0.5%還元) ※コンビニ3社&マクドナルド利用時最大3%還元 | |
※2021年8月12日現在の諸条件を抜粋(出典:三井住友カード)。申し込み時には必ず三井住友カードのHPにて諸条件をご確認下さい。 |
それではこのカードの魅力やデメリットについて紹介したいと思います。
Contents
「三井住友カード ゴールド(NL)」のメリット
● 国内最大手故の安心感
● 年間100万円以上の利用で 翌年以降の年会費が「永年」無料
● 年間100万円以上の利用で10,000ポイント還元
● コンビニ3社とマクドナルドで最大5%、選んだお店で+0.5%還元
● Apple PayやGoogle Pay、iD対応でスマホ支払いが便利
国内最大手故の安心感
クレジットカードを持つ上でもっとも懸念すべきなのは不正利用対策。定期的にテレビでスキミング被害等のニュースを目にすることが多いのも現実です。
三井住友VISAでは、業界最高水準の不正使用検知システムで24時間365日の不正利用チェックや万一の場合の補償も特徴とうたってます。
被害に遭わないのが一番ですが、有事の際の対処や補償の意味で大手銀行系カード会社故の安心感は高いです。
年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が「永年」無料
「年間100万円以上の利用」という条件があるものの、ゴールドカード特典が付いたクレジットカードが年会費無料で使えるという点はとても魅力的です。
100万円のハードルがポイントになりますが、家族4人世帯の我が家を例にすると、毎月の固定料金だけでも年間102万円以上(水道光熱費(約3万円/月)、携帯電話やインターネットなどの通信費(約2万円/月)、保険料※(約3.5万円/月))となる為、同様の家族構成であれば問題なく使用出来る範囲だと思います。
※保険料については「提携会社からの収納事務を委託された一部の保険料」など対象外となる場合もあります。
交通系含む電子マネーへのチャージや分割払い手数料など一部集計対象外となる支払いもあるので注意しましょう。
年間100万円以上の利用で10,000ポイント還元
「三井住友カード」自体のポイント還元率は0.5%と一般的ですが、年間100万円以上使用した場合は継続特典として別途10,000ポイントが還元されます。
つまり100万円ちょうど利用した場合の還元率は1.5%相当(15,000ポイント)となり、用途を限定しない還元率としては、他のクレジットカードと比較しても高還元率です。
とは言え、上記の通りECサイトでの買い物時はそれぞれのカードで支払った方がお得になるケースがほとんどですので、普段の買い物や支払いで年間100万円以上使うなら「三井住友カード ゴールド(NL)」がお得!と考えるといいかも知れませんね。
コンビニ3社とマクドナルドで最大5%、選んだお店で+0.5%還元
「三井住友カード(NL)」&「三井住友カード ゴールド(NL)」を、コンビニ3社(セブンイレブン|ファミリーマート|ローソン)とマクドナルドで使うと最大5%も還元してくれます。(支払い方法によって2.5%〜5.0%)
またマツモトキヨシやすき家、スターバックスなど約60店舗の加盟店から事前に登録しておくことで、通常ポイントに加え+0.5%還元してくれます。(対象店一覧はこちら)
普段使いにもクレカやスマホ支払いなどを利用する人なら嬉しいサービスですよね。
Apple PayやGoogle Pay、iD対応でスマホ支払いが便利
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三井住友カードは「Apple Pay」や「Google Pay」、「iD」などの電子マネーに対応。スマホをかざすだけでコンビニやスーパーなどで支払いが可能です。
カード自体にも非接触のVISAタッチがついているのでこちらを使ってもいいですね。(コンビニでの特別還元はiDなら2.5%、VISAタッチなら5.0%です)
「三井住友カード ゴールド(NL)」の弱点
● 海外旅行傷害保険がやや脆弱
● ナンバーレスは確認に手間がかかる
● 年間利用額100万円未満であれば平凡なカード
● 大手ECサイトでの利用中心ならメリットが少ない
海外旅行傷害保険がやや脆弱
「三井住友カード ゴールド(NL)」は年会費無料(条件あり)&日常の買い物など普段使いに特化した設計のため「三井住友カード ゴールド」などと比較すると、海外旅行傷害保険はやや見劣りします。
特に海外旅行の際の病気や怪我の治療費用の限度額100万円は手術や入院を伴う場合は心許ないです。
ナンバーレスは確認に手間がかかる
「三井住友カード(NL)」&「三井住友カード ゴールド(NL)」は、券面にカード番号などのカード情報が記載されないため、都度スマートフォンの「Vpassアプリ」で確認が必要です。
よく使うECサイトなどであれば1度登録すれば問題ありませんが、初回は正直ちょっと面倒臭いです。(紛失時の安全性は高いのでしょうが・・・)
年間利用額100万円未満であれば平凡なカード
「三井住友カード ゴールド(NL)」のメリットを享受する肝は前述の通り、年間100万円以上の利用です。
逆に利用額が年間100万円未満の場合は、ごく平均的なカードで新たに作るメリットは低いかも知れません。
大手ECサイトでの利用中心ならメリットが少ない
年間利用金額100万円で最大1.5%還元相当は確かに魅力的ですが、楽天市場やYahoo!ショッピングで買い物をするなら「楽天カード」や「Yahoo!JAPANカード」には敵いません。
あくまで「サービスの充実したゴールドカードが実質年会費無料、且つ普段使いのポイント還元率が比較的優秀」という点をどれだけメリットと感じるかがポイントになるかと思います。
まとめ
ということで三井住友カードから先月リリースされたばかりの「三井住友カード ゴールド(NL)」についてメリットとデメリットをまとめてみました。
結論、年間100万円以上の利用を見込めるかが検討のポイントになりそうですね!
個人的にはこの記事で紹介した金銭的なメリット以外にも、旅行や出張時に役立つゴールドカードでありながらどことなく控えめな券面のデザインも気に入ってます。(且つ銀行系のカードはPTO問わず出しやすい点も◎!)
2021年9月30日までは「初年度年会費無料キャンペーン」を実施していますので、気になった方は一度作ってみてはいかがでしょうか。(上のバナーから申し込めば+2,000円相当の特典も貰えますよ。)
それでは!
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