こんにちは、カナちひ(@kana_chihi)です。
iPhoneスタンドって意外と生活の必需品。例えば動画を視聴するときや料理中にレシピを確認するとき、いちいち手に持たなくてもいいというだけで作業効率や利便性がぐっと上がります。
そんなスマホスタンドの中でもひと味違う存在感を放つのが、今回紹介するMOFTの新商品『MOFT 8-in-1多機能スタンド』。
文字通り8通りの使い方ができる便利なスタンドなんですが、魅力はそれだけに留まりません。
特に高級感においては他を圧倒するほどの仕上がりで、意味もなくカフェでスタンドを立ててみたりすること請け合い(僕だけかも知れませんが)。
この記事では、そんな「MOFT 8-in-1多機能スタンド」について、特徴や使用感、気になったポイントなど商品写真をたっぷりと交えながらレビューしていきます。
MOFT 8-in-1多機能スタンド の特徴
商品を手がけるのは、おりがみのように折り畳んで携帯できるスマホスタンドで有名な「MOFT」。
実際、僕も普段からMacBook用のスリーブケースを愛用しているのですが、ヴィーガンレザーの質感や手触り、折るだけで簡単に高さを変えられる構造など、使いやすさも正に「折り紙付き」。
シンプルな機能美において、MOFTに比肩するメーカーにはなかなか出会えないと思います。
「MOFT 8-in-1多機能スタンド」についても、独自素材「MOVAS™」によるスタイリッシュで高級感のある質感、薄く折り畳める携帯性、MagSafe対応のマグネット吸着など、デザイン性と実用性が高いレベルで融合されています。
製品スペック
モデル | 8-in-1多機能スタンド | 七変化マルチスタンド |
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画像 | ||
カラー | ● ● ● ● ● | ● ● ● ● ● ● ● ● ● |
サイズ | 96.5 x 63.5 x 9.4 mm | 96.5 × 63.5 × 6.9 mm |
重量 | 96 g | 85 g |
本体素材 | MOVAS™ヴィーガンレザー | MOVAS™ヴィーガンレザー |
最大調整高さ | 20 cm | 20 cm |
カード収納 | 2枚 (NFC対応) | |
iPhone以外への装着 | ||
価格 | ¥6,780 | ¥5,780 |
Check | Check |
基本構造やデザインは昨年9月に発売された「七変化マルチスタンド」がベースとなっていますが、NFC対応のカードポケットが追加され、厚みや重さはやや増しています。
このカードポケットはNFCに対応していて、カードキーやマイナンバーカードなどiPhoneに内蔵できない物理カードを入れておけば、カードを取り出さなくてもかざすだけで使えて本当に便利。
「JOURNAL STANDARD FURNITURE」コラボの絶妙なカラーバリエーションも、選ぶ楽しさをさらに演出してくれますね。
カラーバリエーション
デザインと外観
折りたたんだ状態の見た目はこんな感じ。
僕は「トープ」を選びましたが、iPhone 16 Proのナチュラルチタンによく合う、とても落ち着いたカラーです。
実際の色味はこっちの方が近いかも。
こんな風にヒンジを中心とした3層構造になっていて、どれを使うかによって2段階に高さ調整が可能です。
真ん中の中心部分が開いて支柱になる構造。小窓からのぞく普段は見えない部分もちゃんとデザインされているのがMOFTっぽい。
カードポケットは折りたたんだ際に内側に入るように設計されています。
汚れたり落としにくいのもあるけど、ひと目につかないので防犯上もなんとなく安心。
それにしても、MOVASというヴィーガンレザーは手触りもしっとりとしていて本当に呼吸感がありますね。
正直「スマホスタンドに7000円!?」と思いましたが、こうして手に取ってみるとなんとなく納得してしまいました。
iPhoneにくっつける側。このフライパンっぽい形がMagSafeの証です。
マグネットの吸着力も結構強い。ぶら下げて振ったくらいでは簡単に外れません。
厚さはヒンジ部分で約9mmと、3層構造であることを考えるとかなり薄め。少なくともポケットに入れて邪魔に感じるほどの厚さではありません。
続いてMOFT製品の真骨頂、変形機能を見ていきます。
スタンド機能
まずはシンプルなL字型スタンド。
可動域は広いものの、勝手に倒れたり閉じたりしない実用範囲はおよそ40°〜90°くらいです。
もうひとつが3層すべてを使う逆Y字スタンド。外側の2枚は先端部分も繋がっていて三脚でいうステー(開く角度を制御する部品)のような役割をしています。
そのおかげでiPhoneを浮かせた状態でもフラつくことなく固定できます。
L字の時より目線に近い位置にiPhoneを持ってこれるので、姿勢改善にも期待できそう。
「マンガン鋼製回転ヒンジ」の強さを利用して、自撮り棒的な使い方もできたりします。
iPhoneスタンドという結構シンプルなプロダクトではあるのですが、見た目の高級感だったり遊び心のある変形機構だったり、所有欲を満たすポイントをよく分かっているんだよな、これ。
MOFT 8-in-1多機能スタンド レビュー
というわけで、ここからは僕が実際に使ってみた感想をレビューしていきます。
所有欲を満たす抜群のおしゃれ感
「所有欲を満たす」という行為は必ずしも良いことばかりではないけど、せっかくお金を出して買うなら少しでも価値や満足度を感じたいですよね。
その点、「MOFT 8-in-1多機能スタンド」の価値は何といってもこの高級感と完成度。なんかもうカッコいいんですよ、すべてが。
僕が選んだのは「トープ」という新カラーなんですが、やや茶色掛かったグレーという感じがめちゃくちゃオシャレで手に持っているだけで思わず嬉しくなってしまいます。
異なる素材との色わせや縫い目に至るまで細部にもこだわったこの仕上がりだけでも、この商品を選ぶ価値は充分にある、と思いませんか?
多彩なポジショニングに対応
商品名の通り多様な使い方ができる汎用性の高さも魅力。
なんと言ってもiPhoneを浮かせて固定できるこの形が至高。
7〜11cmほど目線を上げられるので、下向き特有のストレートネックの予防や疲労軽減にもつながるはずです。
また卓上三脚のような使い方も便利。
L字型だとこんな風に下向きにすることは出来ないので、物撮りや高い場所から見下ろして撮影したいときにも重宝しそうですよね。
カメラ用アクセサリとしても優秀
こんな感じで手に持って撮影もできます。
まあ正直持ちやすくはないんですが、人混みで頭越しに撮影したいときや、ローアングル撮影時などの延長グリップとしては充分使えます。
旅先で三脚がわりになるのも良いです。濡れた地面に直接iPhoneを置かなくてもいいし、わざわざミニ三脚を持ち歩かなくて済むのはかなり嬉しいポイントです。
もちろんiPhoneをWebカメラとして使うときのスタンドとしても優秀。
実際使ってみると、意外と活用シーンが多くて驚いています。
MOVAS™iPhoneケースとの相性抜群
今回、iPhone 16 Pro用のレザーケースも送ってもらったんですが、このケースとの組み合わせがまた最高なんです。
同素材によるデザインやカラーの一貫性はもちろんなんですが、マグネットの吸着力も強化され意図しない場面で外れることはほぼ無くなります(ポケットから出すときもスタンドを掴んで取り出せるレベル)。
参考までにレザーケースの詳細も載せておくので、気になったら以下のタブからチェックしてみてください。
MOVAS™レザーケースの情報を見る
独自開発の新素材「MOVAS™」を採用した高耐久で汚れにくいiPhoneケース。
表からは分かりませんが、MagSafeにも対応していてケースをしたまま充電や対応機器の装着が可能になっています。
モデル | iPhone 16シリーズ対応 MOVAS™レザーケース |
画像 | |
カラー | ● ● ● ● ● ● |
素材 | MOVAS™ヴィーガンレザー |
対応機種 | iPhone 16/ iPhone 16 Plus/ iPhone 16 Pro/ iPhone 16 Pro Max |
寸法 | 152×75.5×13.5mm / 164.6×81.6×13.2mm / 153.2×75.2×14.4mm / 167x81x14.2 mm |
重量 | 32g / 37g /32g / 37g |
MagSafe対応 |
内側はPhone本体を傷つけないスエード素材。
ボタン部分は高反発で高級感のある金属製。カメラボタン部分は切り欠き加工がされていて、スライド操作がしやすくなっています。
USB端子とマイク部分の形状はこんな感じ。
フレームは1.3mm、カメラ部分は1mmほど高くなっていて、擦り傷を防止してくれます。
ちょっと高いけど予算に余裕があるなら、一緒に購入するのが本当におすすめです。
実はiPhone以外でも使える
付属のアイアンリングを使えば、iPhone以外のスマホにも対応可。
裏側が両面テープになっていて、ガラスや金属など「ツルツルした素材」に装着することで、iPhone同様の使い方ができます。
当然、凸凹のあるプラスチックや汚れた状態では外すとき両面テープ側が剥がれてしまうので、その点は注意(貼り直し不可)。
MOFT 8-in-1多機能スタンド の気になったところ
なんせデザインや質感が良すぎて、ここまではベタ褒めレビューになってしまいましたが、安心してください、ちゃんと気になる点もあります。
それなりに重さがある
単体でも約100gの「MOFT 8-in-1多機能スタンド」は、ケースと一緒にiPhoneに装着すると「336g」。これは率直に重いです。
構造や剛性を考えるとやむなしと言えなくもないですが、携帯性に重きを置くなら違う選択肢があるかも知れません。
スタンドを立てたまま操作しにくい
実用面で気になったのは、スタンドを立てた状態での操作性。
以下の動画を見てもらえるとわかる通り、指で触れるとバネのようにぐわんぐわん揺れます。
といっても不安定なわけではないんです。むしろこんな角度で支えられるほど安定性やバランス自体は良好。
自由な角度調整を可能にするためには縦板を置くわけにもいかず、操作時はできるだけ優しくタッチするように心がけるしかありません。
価格はお高め
ここまで読んで頂いたならなんとなくイメージできると思いますが、価格はお高めです。
まあ、Apple純正ウォレットは1万円だし、品質や機能性を考えれば納得もできるのですが、約7千円という価格はちょっとハードルかなとは思います。
まとめ
そんな感じで、今回はMOFTの新商品『8-in-1多機能スタンド』をレビューしました。
とにかく独自素材MOVAS™を使った高級感のあるデザインが抜群で、満足度の高さは折り紙付き。このクオリティだけ見てもさすがMOFTといった感じです。
重さとコストが気になる人も当然いるとは思いますが、実際に購入して使ってみれば少なくとも後悔することない商品だと思います。
まもなくブラックフライデーも始まるので、気になっている人はとりあえず欲しいものリストに保存をおすすめします。
以上、カナちひ(@kana_chihi)でした。
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