こんにちは、カナちひ(@kana_chihi)です。
炎天下で火照った身体をサッとクールダウンしたい時に最適なネッククーラー。今回はTV番組でも紹介された人気のRANVOO AICEシリーズの最新作『AICE LITE 』をレビューしていきます。

このネッククーラーの魅力はなんといっても、冷却プレートと冷風ファンのハイブリッドによる強力な冷却性能。この涼しさを体験してしまうと、もうただ風を送るだけのハンディファンには戻れなくなってしまいます…!
この記事では、新型AICE LITE プラスの特徴や前作との違い、実際に使ってみたわかったメリット・デメリットなど詳しく紹介していきます。

RANVOO AICE LITE PLUS の概要

中国深圳に本拠地を置くRANVOO社は、世界68ヵ国に2000万人以上のユーザーを持つハイテク家電メーカーで、ハイエンドのネッククーラーブランドとしても高い人気を誇っています。
なかでも2023年発売の「AICE 3」は、テレビ朝日で「猛暑を乗り切る酷暑対策の最新グッズ」として紹介され、Makuakeでは12百万円を超える応援購入を集めるなど大きな話題となりました。
本日2025年4月1日に発売された「AICE LITE プラス」もその系譜を受け継ぐ最新モデルで、以下のような特徴を持っています。
- 高い冷却性能:高性能半導体冷却プレートと専用の導熱素材を組み合わせた「ICEMAX™ Plus」により、冷却効果を通常の2.6倍に向上。15,020mm²の冷却面積と半導体チップの最適配置で性能を31%向上
- 360°の立体冷風:82,000mm²のヒートシンク表面冷気を、7,600rpmの強力なファンと45枚の放熱フィンで360°送風。体感温度を-21℃まで冷却。
- 最長16時間の長時間運転:6,000mAhの大容量バッテリーとAIによる管理システムで、冷暖ともに40%の省エネを実現。
- AI自動温度調整:AI及びNTC温度制御チップ搭載により周囲の環境に合わせて自動的に温度・風量を設定。専用アプリでの操作も可能。
- 快適なフィット感:AICE 3より15%軽量化。重量を均等に分散、首の中央部には柔らかいメモリーシリコン素材を採用し、長時間でも疲れにくいフィット感に。
特に首全体を覆うように配置された広大な冷却プレートと、首から背中にかけて立体的に吹き抜ける冷風は、火照った身体を瞬時に冷却し、暑さによる疲労を大幅に軽減してくれます。

仕様とスペック
商品名 | AICE LITE プラス |
---|---|
外観 | ![]() |
冷却面積 | 15,020mm² |
運転モード | 冷却 / 暖房 / 送風 |
バッテリー容量 | 6000mAh |
連続運転時間 | 最長16時間(送風のみ) |
充電時間 | 約1.5時間 |
充電ポート | USB-C |
サイズ | 22 x 6 x 18 cm |
重量 | 525g |
動作温度 | 0℃ – 45℃ |
実勢価格 | ¥31,364 |
Check |
前作からの進化点
今回リリースされたAICE LITE プラスは、昨年発売されたAICE LITEの強化版という位置付けで、購入者の声を元に以下の改善が加えられたそう。
- 冷却性能向上:新開発の金型採用で前作より特に高温環境下での放熱性能を向上
- 風量の強化:風道システムの刷新により、各送風口の平均風速を50%向上
- 装着感の向上:ヒンジ部分の機構を改良し、装着感の向上と落下防止機能を強化

AICE LITEで気になった、首の細さによって側面に隙間ができる点も改善され、より幅広い体系にフィットするようになりました。


デザインと外観
AICE LITE プラスの形状自体は、よくある首掛け式のネッククーラーといった感じですが、白と黒で構成されたシンプルなデザインや、マットな表面加工など落ち着いた印象で、変に主張が強くないのは好印象。


外観は前作から大きな変化はありませんが、液晶ディスプレイが光沢から非光沢に変更されるなど細かい変更は加えられていますね。


内側にはAICE LITEシリーズの最大の特徴である山型にレイアウトされた広大な冷却プレートを配置。
一般的には死角となる首の後ろまでしっかり冷却できるのがこの製品を選ぶ大きな優位性といえます。


さらにこのプレートで冷やされた空気は、顔の側面に広く当たるよう設計された「上部スリット」と、汗をかきやすい背中に流れるように設計された「背面スリット」から放出され、首回りを360°包み込むように冷却してくれます。




なお、排熱は身体に当たらないよう本体側面から真横に放出。


吸気口は背面にあるんですが、髪を巻き込まないようシールドできちんと保護されています。


操作系は左アームの先端あたりに配置。装着した状態で目視確認は出来ませんが、ボタンに凹凸があり指や感触で問題なく操作可能。


電源ボタンで切り替えられる4つのモードは、それぞれ3段階の調節が可能です(アプリでさらに細かい調整にも対応)。
- 自然風モード(緑):送風のみ(3段階)
- 冷却モード(青):冷却+送風(3段階)
- 暖房モード(赤):暖房(3段階)
- AIモード(白):設定温度に自動調整
各状態は以下のようにディスプレイとインジケーターの色で判別できます。
4つの運転モード








アームの調整幅はセルフ計測で直径約10〜13cm、首周りに置き換えるとだいたい30〜45cmくらいまでが対応範囲になると思います。




ジョイント部分は柔らかいシリコンゴムで覆われているので、髪を挟んだり汗などが侵入する心配はなさそう。




充電ポートは左手ディスプレイの下に配置されています。
付属のUSBケーブルを使えばアームに沿って配線できるので、充電しながら使っても邪魔になりにくいのは嬉しいですね。


重さは実測で520g。それなりに重いので、長時間使用では気になるかも。


パッケージや同梱品についてはこんな感じです。






- ネッククーラー本体
- USB-C to Aケーブル(1m)
- 操作ガイド
- 取扱説明書


RANVOO AICE LITE PLUS レビュー


ここからは僕が実際にRANVOO AICE LITE プラスを使ってみて感じたメリット・デメリットを紹介します。
業界トップクラスの冷却性能
まず肝心の冷却性能については看板に偽りなし。電気的に冷やすので当たり前かも知れませんが、外気温に関係なく冷却プレートはほぼ18℃固定でひんやり感が続きます。
当記事の撮影日は28℃と3月末とは思えない夏日だったのですが、屋内では少し寒く感じるくらいの冷感。


特に首の後ろを広くカバーする冷却プレートはかなり効果的で、接触面をしっかりと冷やしてくれます。


一方で、冷風に関しては屋外使用では気休め程度と考えておいた方がいいかも。
確かに風量自体は前作より向上している感じですが、それでも外気を吹き飛ばすほどの威力はなく、肌にあたる風の温度はさほど周囲との差を感じません。


ではどこで冷風の恩恵を得られるかというと、無風状態の屋内シーン。
密室空間だと背中に抜ける冷風をはっきりと感じることができ、汗が引いていく感覚があります。これ、電車内とかだと最高だと思います。
シンプルで明瞭な操作性
本体に用意された電源ボタンと+/−ボタンによる操作もシンプルで使いやすいのですが、新アプリ「RANVOO」を導入することでさらに使い勝手が向上します。


例えば本体からは設定できない「静音モード」や「省電力モード」への切り替え、操作音のON/OFF、冷却プレートの温度や風量の細かい調整などなど。
何より装着しまま目で確認しながら調整できるのはかなり便利。




アプリとの接続も初回のペアリング以降は自動的に繋がるので煩わしも感じません。





Bluetooth接続の最適化により、以前のアプリよりスムーズにデバイスに繋がるようになっています!
集中力UPにも効果的
暑さ対策はもちろんのこと、手軽に首元を冷やせるAICE LITE プラスは、作業中のちょっとした気分転換グッズとしても優秀。
長時間作業で集中力が落ちてきたと感じた時など、首元をクールダウンすることで結構リフレッシュできます。


500gという重さもデスクチェアのヘッドレストに預けてしまえば気にならないし、かなりおすすめの使い方。
寒い時期は温湿布モードで使うのもありですね!


最大出力でも3.5時間使える
スペック上の最長使用時間は16時間ですが、これはあくまでファンのみを動かす自然風モードの場合。じゃあフルパワー(16℃設定の最大風量)で使った場合はどうかというと実測で3.5時間前後。
「随分と目減りするなあ」と思うかも知れませんが、エアコン然り「モノを冷やす」というのはかなりエネルギーが必要みたいです。
それでもAICE LITE プラスの機能性を考えると、競合品と比べてもわりと優秀な部類。
モデル | AICE LITE PLUS | REON POCKET 5 | COOLiFY 2S |
---|---|---|---|
外観 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
メーカー | RANVOO | SONY | TORRAS |
バッテリー容量 | 6000mAh | 不明 | 5000mAh |
使用時間 | 約3.5※〜16時間 | 約4〜17時間 | 約3〜28時間 |
充電時間 | 約90分 | 約170分 | 不明 (80%充電で60分) |
冷却範囲 | 15,020mm² | 不明 | 8,040mm2 |
冷暖送風機能 | |||
アプリ操作 | |||
実勢価格 | ¥26,390 | ¥19,800 | ¥33,980 |
Check | Check | Check |
真夏だともう少し短縮されるかも知れませんが、それでも通勤通学には十分だし、外作業でも休憩時間に充電ができる環境であれば、一日の大半を快適に過ごすことができるはずです。
ちなみに充電しながらも使えるので、大容量のモバイルバッテリーと組み合わせれば、それこそ一日中使い続けることだって出来ちゃいます。




温湿布モードで血行促進にも
RANVOO AICE LITE プラスは冷却だけでなく、温熱モードにも対応。
実際冬に使ってみないとこれにどれだけ温暖効果があるかは分かりませんが、少なくとも50℃前後の熱でじんわりと首を温めることの心地よさは体感できます。


首の血管を温めることで血流促進効果も期待できそう。肩こり対策なんかにも効果的かも知れません。
ほんのりですが温風も出すことができるのも寒い冬には嬉しいですよね。


RANVOO AICE LITE PLUS の気になったところ


逆に気になった点は以下の3点。メリットの大きさを考えると妥協できる範囲ですが、ご参考まで。
動作音は大きめ
まずひとつ目は送風ファンの動作音。送風口が耳の真下にあることで、ファンと風の音がダイレクトに耳に入ってきます。


さすがに上の画像ほどではありませんが、最大風量では常に5〜60dB程度(掃除機やエアコンの室外機くらい)の音がします。
騒音レベルの目安
大きさ | 音の目安 | 具体例 |
---|---|---|
120dB | 聴覚機能に支障をきたす | 飛行機エンジンの近く、近くの落雷 |
110dB | 自動車のクラクションの近く | |
100dB | きわめてうるさい | 電車が通るときのガード下、フルート |
90dB | 犬の鳴き声、騒々しい工場の中 | |
80dB | うるさい | 地下鉄の車内、電車の車内、ピアノ |
70dB | 騒々しい街頭、蝉の鳴き声 | |
60dB | 普通 | 洗濯機、掃除機、テレビ、トイレの音 |
50dB | エアコンの室外機、換気扇 | |
40dB | 静か | 市内の深夜、図書館、静かな住宅街の昼 |
30dB | 郊外の深夜、鉛筆で書く音 | |
20dB | きわめて静か | ささやき、木の葉が触れ合う音 |
10dB | 蝶の羽音 | |
0dB | 無音 | 無響室内 |
屋外ではさほど気にならないし、ノイキャンヘッドホンなどで充分対策ができるレベルですが、会話やテレビの音が聞こえにくくなるくらいの影響はあるので触れておきます。


長時間だと重く感じる
首に掛けて使うアイテムとしては500gという重さも少し気になるところ。
重量バランスが良く支点もある程度分散されてはいるんですが、長時間肩で支えるにはちょっと重い気がします。


あと、ヘッドホンのように折り畳むことはできないので、持ち運びにも若干工夫が必要ですね(一部の競合品のように専用ケースがあっても良かったかも)。


このサイズの冷却モジュールを積む以上ある程度仕方がない部分だとは思いますが、一般的な首掛け扇風機と比べると2倍くらい重いので、その点は注意してください。
ネッククーラーとしては高額
RANVOO AICE LITE プラスの価格は約3万円と、ネッククーラーとしては少々高額。
前作から冷暖ともに1シーズンがっつり使ってきた今ならその価値を理解できますが、Amazonなどで数千円代から購入できるアイテムということを考えるとやはり悩みどころかも知れません。



バッテリー交換が出来ないのもちょっと気になります。
もう少し手軽にRANVOOの冷却アイテムを体験したいという人には、こちらのハンディファンもおすすめ。
- 最大風量10m/sのパワフル設計
- 細かい風量調整が可能な無段階調整機能
- わずか112gの軽量&コンパクト設計
- 最長12時間の連続使用が可能
20,000rpmの強力な冷風機能で、AICE LITE プラスに近い冷却効果が体験できそう。こちらは比較的安価なので気軽に導入できるのも嬉しいですよね。
まとめ


この記事では、RANVOOの最新ネッククーラー『AICE LITE 』をレビューしました。
動作音や重さなど気になる点もありますが、冷却性能については前作の口コミも概ね好評で確かな効果を感じているひとがほとんど。
ごく短時間の暑さ対策なら、濡れタオルや保冷剤入りのジェルタイプもありですが、通勤通学や外作業などを想定するなら約18℃固定で長時間しっかりキープしてくれるAICE LITE プラスは、かなりおすすめ。
昨年は発売直後から品薄になったほどの人気商品なので、気になった人はぜひ早めにチェックしてみてください。
以上、カナちひ(@kana_chihi)でした。


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