こんにちは、カナちひ(@kana_chihi)です。
快適なデスク環境には欠かせないワークチェアですが、デザインや機能性も様々でどれを選んでいいか迷っちゃいますよね。
今回、僕も愛用しているCOFO Chairに新たなラインナップが追加されると言うことで、さっそく使わせて頂きました。
それがこちら『COFO Chair Pro 2』。

前作同様「欲しい機能全部のせ」の贅沢仕様はそのままに、可動域や機能性が見直され、より快適な座り心地を実現しています。
この記事では、COFO Chair Pro 2の特徴や使用感など、詳しくレビューしていきます。
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COFO Chair Pro 2 の概要

COFO Chair Pro 2は、クラウドファンディング「Makuake」で2億円以上の寄付金を集め、シリーズ累計販売台数10万台を超える大ヒットチェア「COFO Chairシリーズ」の最新モデル。
その特徴はなんと言っても、大手高級デスクチェアでは一般的にオプション扱いで別売りされるさまざまな姿勢サポート機能を標準装備した対応力の高さ。
ワークチェアの座り心地は「いかに身体にフィットするか」で決まってくるので、体型や姿勢に合わせて細かく調整ができることは本当に大事なんですよね。
サポート機能 | 可動範囲 |
3Dヘッドレスト | 上下・傾き・前後の3方向に可動(高さ調整幅は4cm) |
3Dアームレスト | 上下に10cm・前後に5cm・回転215°の3方向に可動(内側に35° / 外側に180°) |
ランバーサポート | 前後に3段階(7.5°/段階) |
背もたれ | 上下4段階(5cm/段階) |
リクライニング | 固定4段階(98° / 108° / 116° / 127°)+ フリーリクライニング |
座面 | 高さ6cm / 前後4cm |
フットレスト | 前方に最大41cm |
僕は職業柄一日中イスに座って過ごすことも多いんですが、実際このチェアの恩恵で腰や肩、腕の負担が気になることも減り、長時間作業による疲労感もずいぶん緩和された気がします。
仕様とスペック
初代COFO Chair Proから大きく進化を遂げた「Pro 2」は、デザインこそ踏襲しているものの、機能性は大幅に改善されています。
モデル | Pro 2 | Pro |
---|---|---|
外観 | ![]() | ![]() |
カラー | ブラック / ライトグレー / ホワイト | ブラック / ホワイト |
ヘッドレスト | 3D | 2D |
アームレスト | 3D | 1D |
ランバーサポート | 可動式 | 固定 |
フットレスト | ||
座面高さ調節 | (44~50cm) | (48~56cm) |
座面奥行調節 | ||
ジャケットハンガー | ||
耐荷重 | 125kg | 125kg |
寸法 | 67.5 × 69 × 106~112cm | 66 × 68 × 115~126cm |
重量 | 23kg | 20kg |
価格 | ¥59,999 | ¥39,999 |
特に可動式になったランバーサポートは腰をがっちり支えてくれるので、腰痛や猫背が気になる人にも最適。
2万円の価格差を考えるとより安価に購入できるCOFO Chair Proも魅力的ですが、性能の違いや今後長期間使い続けることを思えば個人的にはやっぱりCOFO Chair Pro 2をおすすめしたいところ。

デザインと機能性
初代Proによく似たデザインのCOFO Chair Pro 2ですが、背もたれと座面の結合部やジャケットハンガーなど細かいパーツの形状が見直され、より洗練されたイメージに仕上がってます。








今回僕は新カラーの「ライトグレー」を選択。白基調のデスクとの相性も悪くないです。

フレームが樹脂製で上位モデルCOFO Chair Premiumのような高級感こそありせんが、その分落ち着いた雰囲気で、さまざまなデスクに合わせやすそう。

前作では固定式だったランバーサポートが可動式にアップグレードされていて、前後方向に3段階の調整が可能です。


操作レバーは右手側に1つ、左手側に2つの合計3つを装備。それぞれのレバーは座面のすぐ真下にあって、座ったまま自然な姿勢で操作できます。
意外と見落としがちですが、チェアによっては大きく姿勢を変えないと操作できない場合もあるのでこの点はさすが。



ヘッドレストは大きめで可動域も広く、リラックスした姿勢での活用も想定されています。

フットレストは角度調節のできない簡易的なものですが、その分出し入れが簡単で手軽に使えます。
クッション性が高く使い勝手も上々。

リラックスタイムに最適なリクライニングは最大127°まで。
フルフラットにはなりませんが、普通に眠れるくらい快適です。

組み立て手順
COFO Chair Pro 2は半組立状態で届くので組み立ては自分で行います。


工程自体は難しくはないんですが、とにかくパーツひとつひとつが重いのと、ネジを締める作業が多く、ひとりで組み立てるのは少々骨が折れます。
できれば二人以上での作業を推奨。

電動工具があれば2〜30分くらいで組み上げられると思います。
クリックして組み立て手順を見る
付属の緩衝材の上で脚パーツを組み立てていきます。


5つの脚パーツをベースに差し込み、裏側からネジで固定。




それぞれの脚にキャスターを装着。


脚のベースが完成しました。


ベース部分にカバーを装着し、シリンダーの太い方を下に向け差し込む。




これで土台部分は完成です。


座面については空き箱を利用して、逆さ状態で作業していきます。


左右の向きに気をつけながらアームをネジで留める(3 × 2カ所)。




座面側の金具の裏に、背もたれ下部を差し込む形でネジ留め。(2人作業推奨)




留める位置は左右の4カ所。


完成した座面を脚ベースに装着します。座面金具の穴にシリンダーを挿入。(2人作業推奨)


チェアの全体像が見えてきました。


背もたれ上部の隙間にヘッドレストを差し込み、ネジで固定(2カ所)。




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COFO Chair Pro 2 の使用感


ここからはCOFO Chair Pro 2の機能性についてもう少し詳しく解説していきます。
自然と背筋が伸びる背面構造
長時間座っているとついつい猫背になりがち。
腰痛対策には腰椎のS字カーブを正しく維持することが重要なんですが、COFO Chair Pro 2のランバーサポートは前方にグッと押し出してくれるので、自然と背筋が伸びて快適に作業することができます。


体勢に合わせて3段階の調節ができ、極端に反り腰にならないのも特徴。


使い方も前方に引き出すだけなので簡単です。
以前使っていたオカムラのバロンチェアのランバーサポートは背面にプレートを挟むタイプで、背骨が痛くなることもあったのですが、腰全体を包み込むようなCOFO Chair Pro 2のそんな心配もありません。


年中快適なメッシュ座面
座面や背もたれにはメッシュ素材を採用していて通気性がよく、夏場にムレにくいのも嬉しいところ。
座った時の感触はウレタン座面より硬めなんですが、その分姿勢維持がしやすい利点もあります。


メッシュのパターンはタテヨコで張力が異なる構造。お尻や腿など体重のかかり具体に応じて適切に沈み込んでくれます。
ワントーンより汚れが目立ちにくいのもいいですよね。


女性でも使いやすい低座面設計
オフィスチェアはしっかり奥に腰掛けた状態で、ちゃんと足が地面につくことも大事。
全体重の30%と言われる下肢を踵に預けることで、腰やお尻にかかる重さを分散できるだけでなく、太ももの圧迫による血流の悪化やむくみの解消にも効果的です。
正しいイスの座り方(参考)


COFO Chair Pro 2の座面高は最低44cmからと、女性や小柄な人でも使いやすい高さ。


前後位置も4cmほど動かせるので、セットバックすれば少し前屈みで座る際もモモ裏に負担がかかりません。


高さについてはフットレストなどで対策もできるんですが、行動範囲が限定されたり、掃除の時に邪魔になるといったデメリットもあるので、できれば最初から体格に合うチェアを選びたいところですね。


アームレストが秀逸
今回僕が一番感動したのがこのアームレストの機構。
3D設計なので左右の幅の調整はできないんですが、可動域がかなり広くて特に水平方向には215°ぐるりと回転します。






最初は「何のため?」と疑問だったんですが、色々試してみるとなるほどリクライニング用なんですね!
回転させることでアームレストの傾きも変わって、ちょうどリクライニングに適した角度に。アームレストが背もたれに追従しないCOFO Chair Pro 2の構造に合った素晴らしい工夫だと思います。




背もたれは体重移動だけで調整可能
リクライニング時の背もたれの絶妙な反発力も特筆すべきポイント。
あくまで僕個人の感覚ではあるのですが、COFO Chair Pro 2はフリーリクライニング状態でも体重移動だけで欲しい位置にピタリと止まってくれます。
これ、倒すほど反発力が増すCOFO Chair Premiumとは逆のバランスで、普通に座った状態からは意識的に倒そうとしない限り倒れないから、わざわざロックレバーを操作する手間も省けるんですよね。
リクライニング時の反発力のイメージ




逆に体重をかければ、最後までスッと倒れていくので姿勢変更がかなり楽ちん。


大きめのヘッドレストも可動域も広く、首から上をしっかり支えてくれるのでリラックス効果も高め。


この辺りはさすがリラクゼーションブランドを起源とするCOFOといった感じです。
フットレストは引き出し式
フットレストは指を引っ掛けてそのまま引き出せるシンプルな構造。レバーなどの操作も必要ありません。


ふくらはぎを支えるパッドの部分はバネで10°くらい傾く構造になっています(固定は不可)。
リクライニングと合わせてリラックスタイムに大活躍する機能です。


ジャケットハンガーも何かと便利
あると嬉しいジャケットハンガーも標準装備。
強度も高めでリュックなども全然かけておけます。


試しに10kgくらいの荷物を詰めたバッグをぶら下げてみましたが、重さでひっくり返ることもなく実に安定していました(耐荷重は不明なのであくまで自己責任でお願いします)。
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COFO Chair Pro 2 の気になった点


忖度抜きでかなり完成度の高いCOFO Chair Pro 2ですが、今後の期待も込めて気になった点も紹介します。
前傾機能には非対応
かなり充実した機能性を持つCOFO Chair Pro 2ですが、残念ながら前傾機能はありません。
PC作業にはあまり必要ないんですが、書き物や工作などデスクで作業をする時には欲しい機能のひとつ。


使いどころも限定される機能なので、多くを望み過ぎかも知れませんが、ここまで来たら前傾機能もカバーして欲しかったというのが本音です。
小柄な人には使いにくい部分も
座面の高さなど幅広い体型に対応できる設計になっているのですが、以下の点については小柄な人には少し使いにくいかも。
- ロッキングの反発力が調整ができない
- アームレストの幅を狭くできない
特にロッキングの反発力がやや高めで、体重の軽い人だと倒すのに少し力がいります(ちなみに30kg台の娘ではどう頑張っても倒せませんでした)。


全体的な作りはそれほど大きくないので、僕のような標準体型の日本人にはジャストフィットするはずですが、心配な人は2025年1月30日現在、以下に展示されている現物を確認してみるのが良いかも。
- ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba 2F(Makuakeコーナー)
- ヨドバシカメラ マルチメディア梅田 1F(Makuakeコーナー)
- 三井リンクラボ新木場2内 MITSUI LINK-Lab LINK-Stock
※展示期間や営業日などはこちらをチェック
組み立てがちょっと大変
前述の通り個々のパーツが重く、数も多いので組み立て作業は少し大変です。
僕はこれまで複数のワークチェアを組み立ててきた経験から、比較的コツは理解しているつもりですが、それでもひとりで組むのは正直結構きつかったです。



特に女性ひとりだと箱から部品を取り出すだけでも一苦労かも。
あと梱包がめちゃくちゃ丁寧なので、作業後に出る大量のゴミの処理にもちょっと困りました。


COFO Chair Premium との違い


今回基本性能が大きく向上したことで、逆に気になる上位モデルCOFO Chair Premiumとの違いについても簡単に触れておきます。
デザインやサイズ感の違い
まず外観についてはご覧の通りかなり違います。
アルミ合金を採用し細身のフレームで仕上げたCOFO Chair Premiumと比較すると、COFO Chair Pro 2はややゴツい印象を受けます。


でも実際には華奢に見えるPremiumの方が耐荷重は上だったりするので、やはりフレーム素材の差は大きいよう。
モデル | Pro 2 | Premium |
---|---|---|
外観 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
カラー | ブラック / ライトグレー / ホワイト | ブラック / グレー / ホワイト |
フレーム素材 | アイアン+ナイロン | アルミ合金 |
耐荷重 | 125kg | 135kg |
寸法 | 67.5 × 69 × 106~112cm | 65 × 68 × 115~123.5cm |
重量 | 23kg | 26kg |
背もたれや座面の大きさはほぼ変わらないので、座った時のホールド感みたいなのはどちらも似たような印象でした。
仕様と機能性の違い
まず構造的に大きく異なるアームレストの挙動。背もたれに連動するCOFO Chair Premiumに対し、COFO Chair Pro 2は座面と連動して動きます。
これはどちらが優れているという話ではないんですが、若干使用感も変わってくるので留意したいポイント。
- 背もたれを倒してもデスクとの間に距離ができない
- リクライニング時に腕の位置が不自然になりやすい
その他の違いはこんな感じです。
モデル | Pro 2 | Premium |
---|---|---|
外観 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
ヘッドレスト | 3D | 2D |
アームレスト | 3D | 4D |
ランバーサポート | 可動式 | 固定 |
フットレスト | ||
座面高さ調節 | (44~50cm) | (48~56cm) |
座面奥行調節 | ||
反発力調節 | ||
ジャケットハンガー | ||
バッグホルダー | ||
価格 | ¥89,999 |
汎用性の高さでは、より座面の高さを下げられるCOFO Chair Pro 2が優位。
身長174cmの僕も普段は一番下に降ろして使っているので、もっと小柄な人だと踵が浮いてしまうかも知れません。
おすすめなのはどっち?
ワークチェアはデスクの印象を大きく変えるアイテムでもあり見た目も疎かにできませんが、使い勝手や価格差を考えるとやはりCOFO Chair Pro 2がおすすめ。
特に以下の点では優位性を感じられると思います。
- 可動式ランバーサポートで腰の支えが強い
- リクライニングの反発力が絶妙で体重移動だけで動かせる
- アームレストの可動域が広くさまざまな姿勢に対応できる
とはいえフルリクライニングでの座り心地は、よりヘッドレストが大きく、フットレストの可動域が広いCOFO Chair Premiumの方が優位に感じたので一応補足しておきます。


まとめ


ということで今回は大人気ワークチェアの次世代モデル『COFO Chair Pro 2』をレビューしました。
座り心地の良さはもちろん、身体や姿勢に沿って細かくサポート機能を調整できるこのチェアは姿勢改善にも効果的で、長時間作業でも疲れにくいのが最大の魅力。
充実した機能を考えると価格も控えめで、コスパを重視したい人にもおすすめです。
2025年3月9日までは、Makuakeで最大17%OFFの¥49,799で応援購入ができるので、気になっている人はぜひチェックしてみてください。
以上、カナちひ(@kana_chihi)でした。
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