iPad Pro用のキーボード比較と「Ankerウルトラスリムキーボード」を購入した理由

Ankerキーボード

以前もiPad Proにお勧めのアクセサリーとして少し紹介しましたが改めて「Anker ウルトラスリム Bluetooth キーボード」について紹介したいと思います。

まずi-Padを普段使いするならソフトキーボードで充分、キーボード自体不要という方も多いと思います。実際僕も長いテキストを入力するならノートPCを使えばいいと言う考えでしたが、ちょっとした移動時にPCを持ち出すのって意外に面倒なんですよね。

「やっぱり普段持ち歩くiPadで使えるキーボードがあると便利だな」と思い直し、この商品を購入するに至ったのですが、実際使ってみると軽さ、サイズ、使用感ともにとても満足いくものだったのでお勧めのポイントを中心に紹介していきたいと思います。

 

目次

iPad Pro(Air)用キーボードの選択肢

僕がiPad Pro用に検討したキーボードは以下の5つでした。

・iPad Pro/Air用 Magic Keyboard
・Smart Keyboard Folio
・Apple Magic Keyboard
・Logicool Keys-to-Go keyboard
・Anker ウルトラスリム Bluetooth キーボード

それぞれのキーボードのデータは以下の通り。

製品 キー配列 サイズ(WxDxH) 質量(g) Amazon価格
iPad Magic Keyboard (11㌅)  JAN / US 593 ¥34,980
Smart Keyboard Folio (11㌅) JAN / US 296 ¥20,680
Apple Magic Keyboard JAN / US 279 x 115 x 11 231 ¥10,334
Logicool Keys-to-Go US 240 x 140 x 6 180 ¥8,182
Anker ウルトラスリム US 284 x 122 x 19 191 ¥2,000

iPad Pro/Air用 Magic Keyboard

まずiPad Pro(Air)用のキーボートと言えば純正のカバー一体型キーボード「iPad Pro/Air用 Magic Keyboard」が候補に上がると思います。

Magic KeyboardiPad Pro/Air用 Magic Keyboard(11インチ)¥34,980 ※執筆時の価格です
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僕ももちろん最初に検討したのですがまず持ち歩くには重過ぎました。11インチ用で公称593gは iPad Pro11インチ(WiFi+Cellularモデル)の473gより重く、本体と合わせて1kg超えは個人的にちょっと厳しい。

アップルストアで現物を見て、iPad proとの一体感やフローティングデザイン、キータッチ感にはとても惹かれましたが、どうしてもこの重さがネックとなり断念しました。あと価格もちょっと(結構)高いです。

 

Smart Keyboard Folio

次に「Smart Keyboard Folio」ですが、コンパクトながらもキーピッチもしっかりあり、重さもMagic Keyboardの約半分の293gと軽く最初はこちらが本命でした。

Smart Keyboard FolioSmart Keyboard Folio(11インチ)¥21,780 ※執筆時の価格です
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ただ実際に触ってみるとシートタイプのキーボードは皆同様かもしれないですが、キーのタッチが浅くタイピンクしにくそうな印象を受けました。

また、そもそもの話ですが、カバー一体型のタイプは通常キーボードを使わない僕には普段使いではむしろ邪魔になる感じがしてこちらも断念。

 

Apple Magic Keyboard

カバー一体型を断念したことで選択肢は増えたのですが、iPadとの一体感は欲しいです。単体で一番良さそうだったのはやっぱりApple純正キーボード。iMacとかについてくるヤツですね。

Magic KeyboardMagic Keyboard ¥10,780 ※執筆時の価格です
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これ、めちゃくちゃ打ちやすくて打鍵感もあってお洒落アイテムなんですが、11インチのiPad Proと比較すると少しだけ大きいんですよね。横幅が27.9 cm(iPad Pro11インチは幅24.8cm)。

あとやっぱり価格です。先の2つと比較すると安く感じますが個人的にキーボードに1万円はやっぱりちょっと勿体無い気がしました。なんせ普段は使わない前提ですからね。

 

Logicool Keys-to-Go keyboard

昨年iPad Proを購入した時点では多分まだ発売されていなかったと思うのですが、今はアップルストアでも販売されている社外製のBluetoothキーボードです。

Logicool Keys-to-Go keyboardLogicool Keys-to-Go keyboard ¥9,768 ※執筆時の価格です
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キーボードってコンパクトサイズのものでも幅は27cm前後なのですが、このキーボードは24.2cmと11インチiPad Proにジャストサイズなのでフィット感がめちゃくちゃいいです。

しかも表面がファブリック製でブラック、ブルー、ピンクと3色展開と個性も出せます。surfaceの純正キーボードみたいな感じのイメージだと思います。

ネックはシートタイプのキーと価格です。やっぱりキーボードってキーが独立してないと高速でタイピング出来ないんですよね(なので何かと保護したがりの僕もMacBookのキーボードカバーだけは使っていません)。※すいません、この1週間後についキーボードカバー買ってしまいました。使ってみた感想は以下の記事を参照ください。

[clink url=”https://cotonohablog.com/gadget/2021/02/keyboard-cover/”]

 

Anker ウルトラスリム Bluetooth キーボード

そして今回僕が購入したのがこの「Anker ウルトラスリム Bluetooth キーボード」です。

Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード
Anker ウルトラスリム Bluetooth キーボード ¥2,000 ※執筆時の価格です
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この商品の何がいいって2,000円という価格と軽さです。この価格なら万が一使う(持ち出す)ことがなくても後悔しません。サイズはiPad Proより若干大きいものの軽さは191gと「Logicool Keys-to-Go」とほぼ同じ程度ととても軽量で僕の用途にはぴったり。

あとは見た目ですが、シルバーのボディに白いキーで「Apple Magic Keyboard」に近い印象でわりと好きなデザインです。

次の項目で使用感をレビューしていきます。

 

使ってみて良いと思った点

・とにかく安くて軽い
・キーの高さとピッチがありタイピングしやすい
・電源が電池という手軽さ

とにかく安くて軽い

購入理由の一つだった軽さですが、実際使ってみても本当に軽いです。iPad Pro11インチと合わせても合計664gとMacBook Airの約半分の重量。これなら普段から持ち歩いてもいいかなという気になります。

また特にケースなどは付属していませんが、とにかく2,000円と安いので気軽に適当に持ち歩ける点は利点です(全体がプラスチックなので傷は付きやすいと思います)。

 

キーの高さとピッチがありタイピングしやすい

通常サイズのキーボードの約2/3のサイズですが、キーの高さも2mmほどあり、キーピッチ(キー同士の距離)もしっかり確保してあるのでとてもタイピングしやすいです。

あと、奥側に電池ケースが配置してありそこが台となることでキーボードに適度な角度がつく点もいいですね。

また節電のため30分ほどで自動的に電源が切れますが、物理スイッチもついておりシンプルで分かりやすい設計なのも好感がもてます。

キーボード台角度調整は出来ませんが少し傾斜がつくのも使いやすい点

電源が電池という手軽さ

冒頭に書いた通り、基本的にはiPadでタイピングはしない前提だったので、あまり出番がなさそうなことを考えると電源が電池(単4×2本)というのはとてもいいです。

Windowsで使っているマウスもそうなのですが出先に限って充電が切れるんですよね。家なら充電すればいいのですが、出先ではそうはいかず一気に効率が下がってしまう。

電池ならコンビニでも買えますし毎日長時間使う前提でなければコスパも悪くないかなと感じます。

電池部分単4電池2本で3ヶ月以上使用可能とのこと

 

使ってみてイマイチだと思った点

・US配列のみでJIS配列がない
・ちょっと安っぽい
・iPad Pro11インチには少し大きい

US配列のみでJIS配列がない

US配列はキーの配列が美しく見た目は好きなのですが、使用感を考えるとやっぱり慣れ親しんだJIS配列の方が使いやすいです。

特に不便だと感じるのは日本語とアルファベットの切り替えで、JIS配列であれば「英数」と「かな」が独立したキーとして存在するためワンタッチで切り替えが可能ですが、US配列の場合キー自体が存在せず「control+スペース」という操作が必要な点。この切り替えは非常によく使うのでこの一手間が結構ストレスになります。

 

ちょっと安っぽい

一見してMacBookシルバーのようなアルミ素材っぽい本体ですがプラスチック製です。実際安いですし軽量化を考えるとこれが正解だと思いますが、特に裏面の下駄の部分が安っぽく感じていまします。

あとキーボードを叩く音がカチャカチャ結構大きいのもチープな感じがしてしまいます。

 

iPad Pro11インチには少し大きい

iPad Pro11インチの幅24.8cmに対し、キーボードの幅が28.4cmとやや大きいです。別に本体とジョイントする訳でもないので通常は問題ないのですが、バッグなどに入れる際の収まりが少し気になります

ただサイズは操作性とトレードオフの部分だと思うのでちょうどいいのかも知れません。

キーボードサイズ感iPad Pro11インチとのサイズ感はこんな感じです

 

まとめ

実はAmazonでもとても評価が高く商品自体に不安はなかったのですが、実際に購入してみて「メチャメチャ コスパがいい!」と感じました。

パッケージデザイン商品パッケージはこんな感じ(せっかく撮影したので!)

特に僕と同じように普段はタブレットとしての使用が中心でたまに文章も打ちたい方には最適だと思います。(もちろんもっと高額のキーボードも選択肢に入れるなら別ですが)

「普段使わない前提」というニッチなコンセプトでしたが参考になれば幸いです。

Ankerキーボード

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