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新型 iPad mini(第6世代)がビジネス手帳としてどこまで使えるか検証

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カナちひ

必要な時にさっと取り出してすぐ使えるコンパクトな「iPad mini」はやっぱりいいですよね!

最新の第6世帯ではコンパクトなサイズはそのままに、8.3インチに拡大されたベゼルレスディスプレイ、外出時も使いやすいTouchID(指紋認証)、iPad Proにも匹敵する高性能Bionic A15チップ、Apple Pencil 2への対応、5GやWi-Fi6など高速通信にも対応しつつ価格は5万円台からと最近進化の遅い(と感じる)Apple製品において、まさに神器と言っても過言ではないでデバイスです。

【参考】iPad mini(第6/5世代)の主な特徴比較

スクロールできます
スペックiPad mini(第6世代)iPad mini(第5世代)
発売時期2021年9月2019年5月
5G◯(Wi-Fi+Cellularモデルのみ)
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac/ax(Wi-Fi6)802.11 a/b/g/n/ac
画面サイズ8.3インチ7.9インチ
サイズ(mm)195.4 x 134.8 x 16.3203.2 x 134.8 x 6.1
質量293g(Wi-Fiモデル)
297g(Wi-Fi + Cellularモデル)
300.5g(Wi-Fiモデル)
308.2g(Wi-Fi + Cellularモデル)
CPUA15 Bionic(6コア)A12 Bionic(6コア)
RAM4GB3GB
カメラ(画素数)1,200万画素(背面カメラ)
1,200万画素(インカメラ)
800万画素(背面カメラ)
700万画素(インカメラ)
生体認証指紋認証顔認証
イヤホンジャックなしあり
ポートUSB Type-CLightning
対応ペンシルApple Pencil(第2世代)Apple Pencil(第1世代)
価格59,800円〜(64GB|Wi-Fiモデル)
77,800円〜(64GB|Wi-Fi + Cellularモデル)
50,380円〜(64GB|Wi-Fiモデル)
69,080円〜(64GB|Wi-Fi + Cellularモデル)
カナちひ

仕事で使う手帳はアナログが好きな僕ですが、さすがにそろそろデジタル化するタイミングかも・・・

という事で、正当進化した『iPad mini 第6世代をビジネス手帳の代わりとしてどこまで使えるか』という視点で色々と考察してみたいと思います。

目次

ビジネス手帳に求める6つのポイント

まずビジネス手帳を選ぶ際に検討、比較すべき点を考えると基本的には以下の6つでしょうか。

ビジネス手帳に求めること
  • スケジュール管理機能
  • タスク管理機能
  • 作業性の良さ(即応性・丈夫さ・罫線レイアウト等)
  • 携帯性(サイズ・重量)
  • 管理のしやすさ(保管や検索)
  • TPOを限定されないこと

実際にこれまで色々なビジネス手帳を使ってきた経験上、上記のうち1〜2つの使い勝手が悪いだけで別のノートを持ち歩くはめになったり、買い換える必要性が出たりするので各ポイントはしっかり押さえておきたい部分です。

それではiPad mini(第6世代)がどこまで対応できるのか考えてみたいと思います。(機能性は各種アプリの活用を前提としています)

⚫︎ ビジネス手帳として見たiPad mini(第6世代)の評価

項目評価理由
スケジュール管理「カレンダー」アプリのPC連携での一元管理が便利
タスク管理「リマインダー」アプリの機能性は高いが入力が手間
作業性即応性OS15の新機能「クイックメモ」で大幅に改善
レイアウト「GoodNotes5」など多彩なフォーマットが使用可
書き心地Apple Pencil2とペーパーライクフィルムで紙の質感同等
(ただし、やや遅延があるため速記には不向き)
携帯性A6サイズ手帳とほぼ同等で重さや薄さは優位
管理性保管保管が容易でいつでも過去の活動の振り返りが可能
検索アプリによっては手書きテキストの検索も可能
剛性ヨレたり滲んだりはしないが故障時のダメージは大きい
TPOTPOにより使用範囲が限定される
その他・充電の手間とバッテリー持ち
・同サイズの手帳と比較すると記入スペースが限られる

それではビジネス手帳と比較してiPadの有利/不利な点紹介していきたいと思います。

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手帳よりもiPadの方が優位な点

iPadの方が有利なポイント
  • 他デバイスとの同期が可能
  • タスク管理に加えリマインド機能が使える
  • さまざまな罫線レイアウトが使用可
  • ページが増えても携帯性が変わらない
  • 保管に場所を取らず検索が容易

他デバイスとの同期が可能

iPadでのスケジュール管理の起点となる「カレンダー」アプリは、他のアプリやWindow「Outlook」とも同期が可能です。(「手帳に予定を書き、PCに入力する」という2重作業が減らせます)

入力したスケジュールは「Planner」などの手帳アプリで、直接 出来事やメモを取ることもでき手帳さながらの使い方も可能。iPadを手帳代わりにするなら必須のアプリです。

「Planner」を使えば紙の手帳に近い感覚での使用が可能
(スケジュール自体はカレンダーアプリから同期)
Planner for iPad

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タスク管理に加えリマインド機能が使える

複数のワークフローを一つずつ潰していくような作業にはタスク管理が必要不可欠です。

紙の手帳で複数のタスクを日付を跨いで管理したい場合、付箋や次のページに書き写す作業が発生しますが「リマインダー」などのアプリを活用することで容易に進捗管理が可能です。

期日も確実にリマインドしてくれるので漏れや遅延対策にも◎

この点も紙の手帳より便利と言えるポイントです。

さまざまな罫線レイアウトが使用可

リフィル型の手帳などと同様に「GoodNotes5」を使えば様々な罫線レイアウトの用紙(ノート)を使うことができます。

またPDFを読み込んでメモを追加したり、写真や画像を貼り付けたりアイデア次第で自由にレイアウト可能な点もiPadならではのメリットです。

GoodNotes 5

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ページが増えても携帯性が変わらない

iPad mini(第6世代)は縦195.4mm x 横134.8mm x 厚さ16.3mmと、A6サイズとほぼ同等、質量も300gを切る重さで僕の手帳(A6サイズ ジブン手帳DIARY/LIFE/IDEA + 手帳カバー(革製)で374g)より軽く携帯性は高いです。

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どれだけページが増えても嵩張らないiPadは携帯性にも優れています。

保管に場所を取らず検索も容易

過去の記録や振り返りのため、意外と見返すことが多いビジネス手帳は管理や検索のしやすさも重要です。

手帳でも使い続けて自分の記入方法が確立すると短時間で検索可能になりますが、過去全ての記録を持ち歩くことは不可能ですのでこの点でもiPadの有用性を感じられます。

保管に場所を取らず過去の記録もすぐ見れる

ビジネス手帳は基本的に1年で買い替えるため、基本的に1年以上前の記録を持ち歩く事はできません。(僕は交換タイミングの異なる手帳と合わせて使うことである程度過去の記録も確認できるよう工夫しています)

しかしiPadであれば容量が許す限りいくらでも保存でき、どこにいても過去の記録を確認することが可能です。

手帳アプリで可能な範囲なら検索も容易

例えばたまにしか発生しない業務の手順確認のため、手帳をめくってもメモした場所が見つからず結局また教わったなんて経験は誰しもあるのではないでしょうか。(無造作に書いたメモは役に立たない典型的な例です)

iPadでも複数のアプリに無造作にメモを取っていると変わりませんが、手帳機能を「GoodNotes5」等にまとめておけば、手書きであってもワード検索が可能でいつでも必要な情報をすぐに見つけることができます。

手帳と同等に使える点

手帳と同等に使える点
  • 作業性は手帳とほぼ同等
  • 書き心地は紙と変わらないレベル

作業性は手帳とほぼ同等

作業性については「即応性」「文字の書き心地」に分けて確認していきたいと思います。

最新OS15により即応性が向上

電話応対やふとした気づきがあった際など、すぐにメモを取れることも大事です。

これまでiPadでメモを取る際「画面を上にスワイプ>アプリを起動>新規メモを開く」という手順が必要で即応性にやや不満を感じていました。

しかし、9月にリリースされたiPad OS15で「クイックメモ」が追加され、どのページやアプリからでも画面右下から中央にスワイプするだけでメモが立ち上がり即座にメモを取れるようになりました!

クイックメモは自動的に「メモ」アプリに保存されます

このクイックメモは何かと便利で、手帳としての実用性もかなりアップしましたね。

書き心地は紙と変わらないレベル

新たに対応したApple Pencil(第2世代)と、ペーパーライクフィルムと組み合わせることで書き心地はほぼ紙同等、ペン先と画面の視差もほとんど感じません

ただし、iPad mini(第6世代)はリフレッシュレート*が60Hzとやや低く、普段iPad Pro(120Hz)に慣れていると描写が少し遅れる感覚があります。速記にはやや不向きかも・・・。
*1秒間の画面更新数を示し数値が大きいほど描写遅延がなく滑らか

手帳よりもiPadの方が劣位な点

iPadの方が劣位なポイント
  • 剛性と故障時のリスク
  • TPOによって使える場面が限定される
  • 充電の手間とバッテリー問題
  • 作業スペースが狭い

剛性と故障時のリスク

紙の手帳の良し悪しでは耐摩耗性や速乾性など「紙の質や剛性」が大きく関わり、薄くて丈夫な紙であることは手帳としてとても大切です。

その点、iPadはいくら消しゴムをかけてもヨレず、破れず、裏写りもせずいつでも”紙”自体の質は担保されているのですが、反面、本体自体が衝撃や破損に弱く故障時は物理的に使えなくなる点は大きな課題です。(データ破損対策として絶えずiCloud等へのバックアップが必須です)

手帳としての使用を考えると普段からバッグなどで携帯する必要がありますので、雨や満員電車の圧力対策も必要となり手帳より手間がかかる点も考慮する必要があります。

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TPOによって使える場面が限定される

一般的に手帳はいつでもどこでもすぐに出して使えることが重要です。

iPadは通信機器故に以下のようなシーンなど使用に制限がかかる(誤解も含む)場面も多く、使いどころが限定される点は考慮すべきです。

iPadを使いにくいシーン
  • クライアントや目上の方との商談時|失礼と捉えられる可能性を考慮
  • 情報の取扱いや技術開発企業への訪問時|誤解を招く場合を考慮
  • 病院や飛行機内など|通信が制限される場面
  • セミナーや研修時、美術館など|撮影や録音を制限される場面

ビジネスシーンで使うひとも増えだいぶ市民権を得てきたとはいえ、実際には使用を禁止している会社もまだ多くTPOを考えずiPadを取り出すと変な誤解を生む場合もあるので手帳からのシフトに踏み切れないのが僕の現状です。

充電の手間とバッテリー問題

手帳では不要な充電の手間とバッテリー問題も考えられます。

iPad mini(第6世代)Wi-Fi + Cellularモデルのモバイルネットワークでのインターネット利用時間は最大9時間(公称)と通常使用では充分と考えられます。

しかし、充電忘れや外泊時などバッテリー切れのリスクは付きまとう為、別途モバイルバッテリーを持ち歩くなどの対策は必要かも知れません。(荷物は増えますがビジネス手帳として使うならば使用不可の状態は避けたいところ)

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作業スペースが狭い

外径が同じA6サイズの手帳と比較して作業スペースが狭い点もポイントです。(A6手帳は見開きでA5サイズになります)

またボールペンのように細かい文字は書けず、より紙面のスペースを圧迫しがちですので、普段からある程度のボリュームや頻度で記入する人は注意が必要です。

まとめ

さて、iPad mini(第6世代)をビジネス手帳代わりに使う視点で色々と考えて見ましたが、いかがでしたでしょうか。

結局は環境や何をポイントに置くかによって、使える・使えないは変わってくるのですが、少なくとも機能性においては充分にビジネス手帳の役割は果たせると考えます。

カナちひ

一方で、ビジネスの場ではiPadもまだまだスマホと同程度の認識(「人が話している時にスマホを触るな!」みたいな)で、多少なりともTPOを考えながら使用しないといけない現状ではまだ紙の手帳は手放せないかなというのが僕の結論です。

とはいえ、普段使いとして考えた場合、iPad mini(第6世代)は性能・コンパクトさ・実用性ともに完璧と言えるデバイスで買って後悔はないと付け加えておきます。

それでは!

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