『XREAL Air 2 Pro』&『XREAL Beam Pro』レビュー|3D映像の自作視聴ができる最新ARデバイスを紹介

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こんにちは、カナちひ(@kana_chihi)です。

毎日のように発売される最新ガジェットの中でも僕が今もっとも注目しているのが、「ARグラス」と言われるアイウェア型の空間映像投影デバイス。

文字通りメガネをかけるだけで、現実の空間にデジタル情報や映像コンテンツを表示できる近未来型のデバイスなんですが、今回紹介するのはなんと「投影する3D映像さえも自分で撮影できちゃう」という何ともワクワクが止まらない最新ARデバイスです。

それがこの『XREALエックスリアル Air 2エアー ツー Proプロ』と『XREALエックスリアル Beamビーム Proプロ』。

そう、これはそれぞれが独立した商品なんですが、2つを組み合わせることで、これまでとは一味も二味も違ったAR体験ができる素晴らしいポテンシャルを発揮します。

もちろん基本性能においても、ベストセラーとなった前作を凌駕する品質で「今選ぶならこれで決まり!」と言い切れるほどのプロダクトに仕上がっているので、その特徴や体験レビューをサンプル映像も交えながら詳しく紹介していきます。

この記事はメーカーさんから商品提供をいただき執筆しています。

目次

XREAL Air 2 Pro / Beam Pro の概要

XREALってどんなデバイス?

商品レビューの前に少しだけXREALエックスリアルについて紹介しておくと、群雄割拠のARグラス業界で現在世界シェアトップを誇る企業で、ファーストモデルとなる「XREAL(旧Nreal)Air」が2023年Q3当時累計35万台(市場シェアの51%!)という大ヒットを飛ばしたのも記憶に新しいところ。

当時このブログでもレビューさせて頂いたのですが、何もない空間に浮かぶ鮮明で美しい映像と、デバイスとしての完成度の高さには本当に衝撃を受けました。

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今回レビューする「XREAL Air 2 Pro」/「XREAL Beam Pro」はその次世代に当たるモデルで、手軽さはそのままに映像品質やユーザビリティの向上に加え、3D映像撮影や空間投影を実現した最新のARデバイスです。

今作のXREALはこんなデバイス

最大330インチの大画面映像が楽しめるARグラス

  • 片眼1080P/TÜV色精度認証の美しい映像投影
  • 500ニト/電子調光機能で屋外でも高い視認性を確保
  • サイドバイサイド形式の3D映像視聴が可能
  • ゲームプレイにも最適な120Hzのリフレッシュレート
  • 低ブルーライト/フリッカーフリーで目に優しい
  • 音漏れの少ない指向性スピーカーを採用
  • 専用アプリで最大3画面のモニター表示が可能
  • わずか72gの軽量設計

とはいえ具体的に「何がどう変わったのか」「今買うならどのモデルなのか」という点をスペック表を見ながら紐解いていきます。

XREAL Air 2 Pro のスペック

まずARグラス「XREAL Air 2 Pro」については、無印の「Air 2」と「Air」と比較してみます。

モデルAir 2 ProAir 2Air
商品画像
解像度(単眼)1920×1080p1920×1080p1920×1080p
視野角約46度約46度約46度
映像サイズ最大330インチ最大330インチ最大201インチ
PPD494949
輝度500ニト500ニト400ニト
リフレッシュレート120Hz120Hz120Hz
電子調光
スピーカー
(音漏れ軽減効果あり)

(音漏れ軽減効果あり)
質量約75g約72g約79g
価格¥61,980¥54,980¥45,980
CheckCheckCheck
実勢価格は2024年9月6日現在のAmason税込価格

サイズや形状こそどのモデルもほとんど変わりませんが、輝度の向上や「エレクトロクロミック調光」によるグラス単体での光量制御など、映像の見やすさが大きく進化※XREAL Air 2 Proのみ

エレクトロクロミック調光:電圧による酸化還元反応で透過率を変化させる技術。XREAL Air 2 Proでは透過率0%、35%、100%の3段階調整が可能。

以前のように光を遮るために物理的なシェードを使わなくてよくなったことで、使い勝手も改善しています。

映像のくっきり感がさらに向上

逆に映像サイズについては、初代XREAL AirもBeamを繋ぐことで300インチまで拡大することができるので、表記ほどの大きな違いはなさそうです。

XREAL Beam Pro の進化ポイント

一方「XREAL Beam Pro」については設計思想から完全に見直され、名前こそ踏襲していますが似て非なるデバイスに進化を遂げました。

モデルBeam ProBeam
商品画像
OSnebulaOS
(Android14ベース )
Android11
Googleアプリ対応
単体でのコンテンツ視聴
他のデバイスとの連携
3DoF表示対応
カメラ50MP 3Dデュアルカメラ
8MP 前面カメラ
価格¥32,980¥16,980
CheckCheck
実勢価格は2024年9月6日現在のAmason税込価格

まずそもそもの役割も大きく異なっていて、初代BeamはiPhoneやMacなどとの中継機兼リモコンという立ち位置でしたが、「XREAL Beam Pro」は独立したAndroidデバイスで、これ単体でコンテンツを視聴したりアプリを動かすことができます。

ただしSIMには非対応で通話やモバイルデータ通信は不可

そしてなんと言っても一番の魅力は、50MPデュアルカメラを使った3D映像の撮影機能。

3D映像はiPhone15ProやiPhone16/16Proでも空間ビデオとして撮影できるのですが、視聴するためには60万円もする「Apple Vision Pro」が必要になります。

「XREAL Beam Pro」は汎用性の高いサイドバイサイド方式を採用しているため、質にこだわらなければスマホを挟んで使う安価なVRゴーグルでも視聴可能。(作例はこちら

人間の目に近いレンズ配置で自然な3D撮影が可能

カメラレンズは5cm間隔で配置

逆に初代Beamでは可能だったサイドビュー(コンテンツ映像を小さく表示して隅に配置する機能)や、ニンテンドースイッチとの有線接続機能は省略されたみたいですね。

カナちひ

XREAL Beam / Beam Proに関しては新旧というより用途によって使い分けるイメージに近いかも。

ここからは実際の商品を見ながらデザインや機能性を確認していきます。

デザインと外観

まずは「XREAL Air 2 Pro」から。それにしてもXREALは毎回パッケージがお洒落なんですよね。

こちらが中身。うっすらと入った”XREAL”のロゴがカッコいい。

コンパクトなケースだけど、中にはARグラスとシェード、ケーブルがしっかり収まります。

これが本体。少しフレームが厚いかなというくらいで見た目は至って普通のサングラスです。

XREAL Airは初代から一貫してフレームとレンズの間に段差がないフラット形状を採用。

透かしてみると奥にもう一枚小さなレンズが見えますが、この部分に映像が投影される仕組み。

で、その映像を映しているのがフレーム上部に配置されたSONY製の0.55インチMicro-OLEDパネル

とても小さなモジュールながら、フルHD画質を49PPDの高密度で再現できるのは実は結構凄かったりします。

PPD:視野角1度当たりのピクセル数を表す画素密度の単位で、数値が大きいほど精細な描写が可能。一般的なVRゴーグルのPPDはおよそ20〜30程度。

グラスを支える鼻と耳に触れるパーツにはとても柔らかい素材が使われていて、ずれ落ちにくいだけでなく長時間かけていても痛くなりません

鼻あては簡単に外すことができて、付属する高さ違いのパーツと交換することも可能。

装着感もさることながら意外と映像の見え方にも影響するので、面倒がらずしっかり自分にあったものを使うのが大事です。

眉間の位置にある丸いところはセンサーになっていて、グラスを外して一定時間が経つと自動的にスリープ状態に移行してくれます。(そもそも電源ボタンの類はありません)

操作系は右側の「つる」に集約。少し高さが設けてありボタンのサイズも異なるので、指の感覚だけで操作が可能です。

給電と映像を担当するUSBケーブルは左側のつるの先端に繋ぐ仕様。

スピーカーは耳のやや前方にくる位置に配置されています。「XREAL Air 2 Pro」のスピーカーには指向性が備わっていて、周囲に音が漏れにくくなりました。

続いて「XREAL Beam Pro」も見ていきます。

ぱっと見は普通のスマホなんですが、実際にカメラ部分を見ると通常ではありえないほど離れて配置された大型のレンズはとても存在感があって、いかにも「いい絵が撮れそう」な雰囲気を醸し出しています。

オレンジの目を惹くロゴも、どことなくアクションカメラっぽい印象。

ディスプレイ側にもレンズが搭載されていますね。今のところ顔認証には非対応ですが、将来的に使えるようになるのでしょうか。

決定的にスマホと異なる点はSIMカードスロットがないこと。それっぽい場所にはMicroSDが入ります。

もともと本体ストレージの容量が大きくないので、SDカードとの併用はほぼマストかも。

OSはAndroid14ベースとのことで、YouTubeやプライムビデオなどのコンテンツもデバイス単体で視聴可能です。

物理ボタンなどはすべて右側面に集約されています。

ちなみにARグラスのリモコンとして使う際は右手で持って右親指で操作するイメージになるので、左利きの人にはちょっとだけ使いにくいかも。

USB-Cポートは2つ用意されていて、充電しながらでもAR視聴が可能です。

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XREAL Air 2 Pro / Beam Pro 体験レビュー

ということで、ここからは僕が実際に使ってみた感想や使用感をまとめていきます。

手軽に近未来を覗けるARグラス

改めて「XREAL Air 2 Pro」によって空間に投影される映像は思わず笑ってしまうほどに感動的で、まさに近未来の映像体験といった感じ。

解像度こそ前作同様のフルHD(1920×1080p)ですが、画素密度(PPD)は「Appleアップル Visionヴィジョン Proプロ」や「Metaメタ Questクエスト 3」といったVRゴーグルより遥かに高く、文字の読みやすさや、細かい描写はまるで本物の巨大ディスプレイがそこに存在するかのよう

Air 2 ProVision ProQuest 3PICO 4
解像度1920 x 10803800 x 30002064 x 22082160 x 2160
視野角46° FOV推定 90° FOV110° FOV105° FOV
画素密度49 PPD推定 34〜35 PPD25 PPD20.6 PPD
Vision Proのスペックは推定値

視界を完全に覆わないARグラスは周囲の風景も一緒に目に入るので没入感こそ得にくいのですが、その分歩きながらだったり、寝転がって視聴できるのは嬉しいですよね。

寝転がっての視聴しては最高

耳に向かって真っ直ぐ音声が入るように設計されたステレオスピーカーは音に厚みがあり、ちゃんと臨場感を高めてくれます。

指向性があり外に漏れにくい音場設計

ARやVRってなんだか目が疲れそうな印象がありますが「XREAL Air 2 Pro」もアイコンフォートディスプレイとして第三者認証機関「TÜVテュフ Rheinlandラインランド」認定を取得、低ブルーライトやフリッカーフリーなど目の健康にも配慮されています。

目が疲れにくいので長時間の視聴も可能

装着感も含めすべてが高いレベルで完成されていて、さすがは業界No.1企業の最新デバイスと言った感じ。視聴品質に関しては文句のつけようがありませんね。

屋外利用での電子調光はかなり便利

顔半分を覆うVRゴーグルと違い、隙間が多く正面からも光の入り込むサングラス型のウェアラブルデバイスでは周囲の明るさをどう抑えるかも重要なポイント。

これまでのモデルは主にプラスチック製のシェードを被せることで物理的に光を遮ってきましたが、エレクトロクロミック調光レンズを採用した「XREAL Air 2 Pro」はボタンひとつで瞬時にレンズの透過率を調整できます

調整範囲は「LEVEL 1(透過率0%)」 「LEVEL 2(透過率35%)」「LEVEL 3(透過率100%)」の3つ。

これが本当に凄くて、透過率0%にすれば日中の太陽光の下でもはっきり見えるし、何よりいちいちシェードをつけたり外したりといった手間から解放されるのはかなり便利だと思いました。

NebulaアプリでPC作業を効率化

映像コンテンツの視聴と並ぶもうひとつの活用方法が、空間コンピューティング。専用アプリ「Nebulaネビュラ for mac(β版)を使うことで、外出先でも自宅以上の作業環境を構築可能です。

特に凄いのが、3Dofによる空間固定で最大3枚の仮想ディスプレイを並べて表示できる点。

僕が使っているMacBook Proは本来2台までの外部モニターにしか対応していませんが、このアプリを使えば夢の3モニター体制での作業が可能に。

Virtual Desktopによるマルチディスプレイのイメージ

実際に使ってみた感想としても運用にはすでに充分なレベル

頭を動かすと多少画面が揺れる点は少し気になりますが、画面との距離や視野角も細かく調整できるので「文字が小さくて見えにくい」とか「画面が狭い」と言ったストレスは感じません。

レイアウトや画面サイズも自由に調整可能

強いて言うならクラムシェルモードで使えないのが個人的には少し残念ですが、それでも充分に実用的だと思います。

カナちひ

画面の位置を自由に動かせるから、姿勢改善や腰痛対策にも良さそうですね!

ゲーミングモニターとしても優秀

USBによる映像出力に対応したデバイスであれば、基本的に何でも投影できるのが「XREAL Air 2 Pro」の魅力。

iPadなどのタブレットはもちろん、PS5やXBOXと繋いで大画面でゲームプレイに没頭するというのも最高の使い方のひとつです。

300インチ相当の臨場感はヤバい

120Hzの高リフレッシュレートに対応しているので、遅延が命取りとなるFPSでも使えそうなのは嬉しいですよね。

「XREAL Air 2 Pro」単体ではUSBケーブルによる接続のため遊べる場所は自宅に限定されますが、「XREAL Beam Pro」を介することで離れた場所でのプレイも可能になります。

自由度が格段に上がる「XREAL Beam Pro」

そんな感じで「XREAL Air 2 Pro」単体でも十分楽しめるのですが、「XREAL Beam Pro」があれば更に活用シーンが広がります。

その核になるのがプリインストールされている「マイグラス」というXREAL専用のシステムアプリで、XREAL Airに最適化されたUIを「XREAL Beam Pro」をレーザーポインターのように使って操作ができます。

マイグラスの操作画面

スクロールできます

この操作感がまた秀逸で、iPhoneと接続した時のように毎回画面を見ながら指で操作確認する必要がなく、空間に浮かぶ映像を直接操作できます。

向きとタップで操作が可能

前述の通りモバイル通信機能はないので、ストリーミング再生こそ使える場所を選びますが、DLできるコンテンツであれば本体やSDカード内に保存しておけば外出先で楽しむこともできます。

飛行機や新幹線などで長時間の移動する際にはありがたいですよね。

素直に楽しい3D動画撮影

そして何より嬉しいのが、50MPデュアルカメラによる3D映像の撮影ができるようになった点。

XREAL Beam Proで撮影したSBS動画

平行法による立体視でも視聴可能

3D撮影自体はiPhone15ProやiPhone16/16Proでもできるけど、その5分の1の価格で同じような映像撮影ができるのはコスパにおいてもかなり優秀だと思いませんか?

スマホ型なので自撮り棒やスマジンバルに載せて安定した映像が撮れるのも嬉しいポイント。

今のところ撮影した3D動画を編集するすべがないのは個人的に残念ですが、撮って出しでも充分に楽しめる映像の面白さは間違いなくありますね。

コンパクトで気軽に持ち出せる

ARグラスを使う利点のひとつにサイズ感ゆえの携帯性の高さもあります。ケーブルさえ外してしまえば、普通のサングラスのようにどこにでも簡単に持ち出すことができるのがVRゴーグルとの大きな違い。

さすがに装着しまま歩くには危ないし、周囲の目も気になりますが、胸にぶら下げたり頭に乗せておくなど違和感なくファッションに取り入れられます。

外出時にはとりあえずバッグに押し込んでおいても良いかも。

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XREAL Air 2 Pro / Beam Pro の気になるところ

という感じで最高の視聴体験を約束してくれる「XREAL Air 2 Pro / Beam Pro」ですが、細かい部分ではそれなりに気になるところもあったので紹介しておきます。

気になったところ
  • 外で使うとちょっと目立つ
  • 3D動画の編集が困難
  • 生体認証には非対応
  • コードは右側のつるに繋がって欲しい

外で使うとちょっと目立つ

屋内では気にする必要はないのですが、メガネ型とはいえ目とレンズの間にある程度の距離が必要になるARグラスは、外で使うとちょっと目立ちます。

鼻あてを低いものに交換することで多少の改善は期待できますが、それでも普通のサングラスのように顔に沿うような装着はできず、違和感は残ってしまいます。

ARグラスもだいぶ認知されてきたとはいえ、何もない空間に向けてスマホを振り回していると高い確率で好奇な目で見られてしまうので、あまり目立ちたくないなら使う場所を選びましょう。

3D動画の編集が困難

高品質な3D映像は撮って出しでも充分に楽しめますが、きちんとした作品として編集しようと思うとなかなか大変です。

タイムラインの切り貼りくらいなら、一般的な動画編集ソフトでも出来なくはないのですが「文字を入れたい」「トランジションを挟みたい」となると、相当難易度が上がります。

少なくとも視野角と奥行きを考慮する必要があり感覚で合わせるのはほぼ不可能です。

iPhoneで撮影した空間ビデオ(3D映像)は2024年内に「Finalファイナル Cutカット Proプロ」で編集可能になるようですが、他社製品で視野角も異なる「XREAL Beam Pro」の動画が対応できるかどうかは出てみないと分かりません。(というかおそらく無理かと)

通常の動画のように簡単に加工できるモノではない、という点は覚えておきましょう。

生体認証には非対応

今回のレビュー記事執筆にあたり僕が一番ストレスを感じたのが、「XREAL Beam Pro」を開くたびに要求されるパスコード入力。

そう、「XREAL Beam Pro」は生体認証に対応していないんです。4桁とはいえ毎回入力するのは正直かなり面倒くさい。

せっかくインカメラが付いているのだから、なんとかソフトウェア更新で対応して貰えないものでしょうか。

コードは右側のつるに装着したい

最後にもう一点。スマホを横向きに使う場合、カメラ位置の関係で通常外部端子は右側に来ることが多いと思うのですが、「XREAL Air 2 Pro」の接続端子は左側のつるに配置されています。

つまりケーブルがデバイスと身体の間を斜めに通る格好になり、シンプルに邪魔になってしまいます。

デバイスの端子は右側
XREAL Airの端子は左側

特にiPhoneで使う場合は映像がデバイスの向きに依存するため、横向きで使うシーンが多くなることを考えると、やはりARグラスの接続端子は右側の方がいい気がします。

カナちひ

もちろん縦持ちで使うXREAL Beam Proの場合は、どちらでも問題ありません。

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XREAL Air 2 Pro / Beam Pro をお得に購入する方法

そんな魅力あふれる「XREAL Air 2 Pro / Beam Pro」ですが、合計で10万円近い価格に二の足を踏んでいるという人も多いと思います。

そんな人に向けて、少しでもお得に購入する方法を紹介します。

セール時期を狙う

誰でも思いつく方法ですが、少しでも安く購入したいという場合はやはりセール時期を狙うのが一番です。

例えば、今年2024年にAmazonプライムセールが実施された7月11日〜7月17日には「XREAL Air 2 Pro」が15%OFFの52,680円で販売されていました。

前回のセールイベント

XREAL社ではAmazonのセール時期に合わせてイベントを行う場合が多いので、次回のブラックフライデーに狙いを定めて購入するのもいいかも知れません。

家電レンタルサービスを活用する

発売されたばかりの「XREAL Beam Pro」 はまだラインナップされていませんが、「XREAL Air 2 Pro」は家電レンタルサービス「Rentioレンティオ」でレンタルが可能になっています。

どんなデバイスも実際使ってみないと本当の価値は分かりませんし、気になっているなら一度借りてみて購入するかどうか判断するのも良いかも(最終的に買取可能なプランもあります)。

カナちひ

2024年9月13日現在、月額3,500円でレンタルできるみたいですよ。

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まとめ

普通のメガネをかけるように近未来のAR映像体験ができる『XREALエックスリアル Air 2エアー ツー Proプロ / XREALエックスリアル Beamビーム Proプロ』は、エンタメユースだけでなく、PC用のマルチディスプレイとしての活用も可能な完成度の高いARデバイス。

良かったところ
気になったところ
  • 高精細の大画面映像で臨場感が凄い
  • 屋外で便利な電子調光機能付き
  • PCワークでの実用性もバッチリ
  • ゲーミングモニターとしても優秀
  • Beam Proによる拡張性がヤバい
  • 3D映像が撮影できる
  • コンパクトで携帯性抜群
  • 外で使うとちょっと目立つ
  • 3D映像の編集ができない
  • 生体認証には非対応
  • コードの向きが逆かも

世界初のコンシューマー向けARグラス「Xreal Light」が発売されてからまだ4年しか経っていないARグラスは、世代交代のたびに驚きの新機能が追加され、iPhoneの黎明期を彷彿とさせるワクワク感を与えてくれます。

今回紹介した「XREAL Air 2 Pro / Beam Pro」も間違いなくそんな感動を与えてくれるデバイスなので、気になっている人はぜひ実際に試してみてください。

以上、カナちひ(@kana_chihi)でした。

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