3D動画撮影もできる!『XREAL Beam Pro』レビュー|XREAL最強のコンパニオンデバイスが凄い

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こんにちは、カナちひ(@kana_chihi)です。

業界シェアNo.1ARグラスとして知られる「XREALエックスリアル Airエアー」。メガネを装着するだけで空間に浮かぶ大画面のAR体験ができるという僕もイチオシのアイテムなんですが、今回そんなAirをもっと便利に使える新型コンパニオンデバイスを入手したので、早速レビューしてみたいと思います。

それがこちら、『XREALエックスリアル Beamビーム Proプロ』。

XREAL Airの最強の相棒

ざっと出来ることをまとめると以下の感じなんですが、特に3D写真や動画を自分で撮影できるカメラ機能にはなんともワクワクが止まりません!

Beam Proに出来ること
  • Googleアプリの直接利用
  • 3D写真/動画の撮影ができる
  • 3DoFでの映像やアプリ操作
  • Bluetooth機器との接続
  • 家庭用ゲームのリモートプレイ
  • Androidタブレットとしての利用
XREAL Airがもっと便利に!

この記事ではそんな「XREAL Beam Pro」の特徴や出来ることに加え、前作「XREAL Beam」との違いや実際の使用感など3Dサンプル映像も交えながら詳しく紹介します。

この記事はメーカーさんから商品提供をいただき執筆しています。

目次

XREAL Beam Pro の概要

「XREAL Beam Pro」は2024年8月に発売されたシリーズ最新のARコンピューティングデバイス。

XREAL Beam Proの特徴

基本的には見たままスマホなんですが、モバイル通信機能がない代わりに「XREAL Air」でのAR体験を大きく向上する専用の空間コンピューティングアプリや3D映像撮影用のデュアルカメラが搭載されています。

XREAL Beam Proの特徴

3D映像を撮影できるXREAL専用のコンパニオンデバイス

  • 5000万画素のデュアルカメラ搭載
  • 3D写真/動画を撮影可能(最大1080p/60fps)
  • 数百万ものGoogleアプリをDL可能
  • PS5/XBOXなどのワイヤレスプレイが楽しめる
  • 3DoF(空間固定モード)に対応

XREALにはすでに「Beam」というコンパニオンデバイスがありますが、設計思想から完全に見直された印象で、名前こそ踏襲していますが、似て非なるデバイスに進化を遂げています。

旧モデルとの比較

モデルBeam ProBeam
商品画像
OSnebulaOS
(Android14ベース )
Android11
Googleアプリ対応
単体でのコンテンツ視聴
他のデバイスとの有線接続
Bluetooth機能
データ保存
3DoF対応
カメラ50MP 3Dデュアルカメラ
8MP 前面カメラ
価格¥32,980¥16,980
CheckCheck
実勢価格は2024年9月6日現在のAmason税込価格

まず役割の違いですが、初代BeamはiPhoneやMacなどとの中継機兼リモコンという立ち位置でしたが、「XREAL Beam Pro」は完全に独立したAndroidデバイスで、単体でコンテンツを視聴したりアプリを使うことができます。

そして、なんと言っても一番の売りが50MPデュアルカメラを使った3D撮影機能。

実売価格3万円ちょっとという価格ながら、iPhone15Pro以降に搭載された「空間ビデオ」のような3D撮影が可能になりました。

人間の目に近いレンズ配置で自然な3D撮影が可能

しかも汎用性の高いサイドバイサイド方式を採用しているので、質にこだわらなければスマホを挟んで使う安価なVRゴーグルや平行法による立体視でも視聴可能だったりします。(作例はこちら

逆に初代Beamには搭載されていたサイドビュー(コンテンツ映像を小さく表示して隅に配置する機能)や、ニンテンドースイッチ等との有線接続機能は省略されていますが、ここまでの完成度なら文句はありません。

カナちひ

XREAL Beam / Beam Proに関しては新旧というより用途によって使い分けるイメージだと思います。

デザインと外観

続いて「XREAL Beam Pro」のデザインや外観から基本構造を紹介します。

まず見た目は普通のスマホなんですが、カメラ部分の2つのレンズの間隔が5cmくらい離れていて、この視差によって立体的な3D映像を作り出します。

レンズ自体もそれぞれ5,000万画素という超高画質。写真も綺麗に撮れそうです。

ディスプレイ側にも800万画素のレンズが搭載されているのですが、こちらは今のところ使い道がなく切り替えることもできません(顔認証にも非対応)。将来的に使えるようになるかな?

そしてスマホと決定的に異なる点はSIMカードスロットがないこと。それっぽい場所にはMicroSDが入ります。

もともと本体のストレージ容量が大きくないので、動画撮影にしろ、コンテンツのDLにしろSDカードとの併用はほぼマストと言えますね。

OSはAndroid14ベースの「NebulaOS」を採用。プリインストールされている「Google Play ストア」から、YouTubeやプライムビデオなどお馴染みのアプリを好きなだけダウンロードできます。

物理ボタンはすべて右側面に集約。それぞれのボタンの役割や操作方法はこんな感じです。

USB-Cポートは2つ用意されているので、充電しながらでもARグラスを使えるのは嬉しいですね。

全体的にシンプルでミニマルなデザインですが、ロゴはしっかり刻まれていました。

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XREAL Beam Pro レビュー

ここからは、実際に「XREAL Beam Pro」を使ってみた感想と使用感について紹介します。

XREAL Airの自由度が格段に上がる

これまで「XREAL Air」単体で使っていても特に不自由を感じることはなかったのですが、実際に「XREAL Beam Pro」を導入してみると、これまでとは別物のような使用感に驚きます。

その核になるのがプリインストールされている「マイグラス」というXREAL専用の空間コンピューティングアプリで、XREAL Airに最適化されたAR空間内で「XREAL Beam Pro」をレーザーポインターのように使って操作する感じはまるで「Appleアップル Visionヴィジョン Proプロ」や「Metaメタ Questクエスト」といったVRヘッドセットのよう。

マイグラスアプリの機能
  • 空間内でのアプリの実行
  • 映像サイズの拡大/縮小
  • 3DoFによる映像の空間固定
  • 複数アプリを並べて表示
  • 仮想キーボード入力

マイグラスの画面

スクロールできます

他のデバイスと接続した時のように画面を見ながら指で操作をする必要がなくなることで、より直感的に目の前の映像に没頭できます。

向きとタップで操作が可能

もちろんダウンロードしたアプリやコンテンツは「マイグラス」内で自由に使えます。

これ有料でいいので、このままiPhoneで使えるアプリにして欲しい!

3D動画撮影も超簡単

そして何より素晴らしいのが、50MPデュアルカメラによる3D撮影機能。

これ、実際にXREAL Beam Proで撮影した3D映像なんですが、平行法での立体視ができる人なら肉眼でも見えるのでちょっと見てみてください。ね、これだけでもこのデバイスを導入するメリットを感じるでしょ?

XREAL Beam Proで撮影したSBS動画

平行法による立体視でも視聴可能

ちなみにこの3D映像はXREALでも「空間ビデオ」と表現されるのですが、Appleの「空間ビデオ」とは異なる形式で、SBS(サイド・バイ・サイド)と呼ばれる2枚の横並びの映像が出力されます。

SBS形式は汎用性が高く、安価なVRゴーグルでも視聴できる上YouTubeで簡単に共有できるので、新たなコンテンツを生み出せそうな予感もしますよね。

スマホと同じ形状なので自撮り棒やスマホジンバルに載せて安定した映像が撮影できるのもポイントです。

今のところ撮影した3D動画は見るだけで編集する方法がないのは残念ですが、撮って出しでも充分に楽しめる映像の面白さは間違いなくあると思います。

外出先でもPS5やXboxで遊べる

PlayStationやXboxのリモートプレイアプリをDLし、コントローラーをBluetoothで接続すれば、遠隔でのゲームプレイが可能です。

残念ながらモバイル通信機能はないので、Wi-FiルーターやiPhoneからのテザリングは必須となりますが、飛行機や新幹線などで長時間の移動中にも大画面でゲームできるなんて贅沢過ぎますよね。

もちろん、スマホゲームも遊べますよ!

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XREAL Beam Pro の気になったところ

気になったところもいくつか紹介しておきます。完成されたデバイスだからこそ高望みしてしまうのかも知れませんが、ご参考まで。

3D動画の編集が困難

高品質な3D映像は撮って出しでも充分に楽しめますが、きちんとした作品として編集しようと思うとなかなか大変です。

タイムラインの切り貼りくらいなら、一般的な動画編集ソフトでも出来なくはないのですが「文字を入れたい」「トランジションを挟みたい」となると、相当難易度が上がります。

というか、視野角と奥行きを考慮しながら感覚で合わせるのはほぼ不可能です。

iPhoneで撮影した空間ビデオ(3D映像)は、今回の「Finalファイナル Cutカット Proプロ」のアップデートで編集ができるようになったのですが、残念ながら「XREAL Beam Pro」で撮影したSBS映像の編集はできませんでした。

調べたみたところ有料版の「DaVinciダビンチ Resolvリゾルブe Studioスタジオ」で編集できそうですが、当然それなりの投資は必要ということになりそうです。

生体認証には非対応

今回僕が一番ストレスを感じたのが、「XREAL Beam Pro」を開くたびに要求されるパスコード入力。

そう、「XREAL Beam Pro」は生体認証に対応していないんです。4桁とはいえ毎回入力するのは正直かなり面倒くさいなあ、と感じてしまいます。

せっかくインカメラが付いているのだから、今後なんとかソフトウェア更新で対応してくれると嬉しいのですが、無理ですかね。

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XREAL Beam Pro をお得に購入する方法

とはいえ、ARグラスと合わせて10万円という価格に二の足を踏んでしまう人も多いと思います。そこでなんとかお得に購入する方法はないかといろいろ調べてみたので紹介します。

セール時期を狙う

誰でも思いつく方法ですが、少しでも安く購入したいという場合はやはりセール時期を狙うのが一番です。

発売されて間もない「XREAL Beam Pro」はまだセール対象にはなっていないのですが、XREALの公式ストアで頻繁にセールを行なっているので、定期的に覗いてみるのをおすすめ。

直近のセール情報

XREAL秋のスペシャルセール(2024年)
XREAL感謝祭(2024年)

Amazonのプライムデーやブラックフライデーに合わせてイベントを行う場合も多いので、今のうちに「ほしい物リスト」に入れておくのも良いです。

レンタルサービスを活用する

もうひとつはレンタルサービスを活用する方法。「XREAL Beam Pro」は現在、家電レンタルサービス「Rentioレンティオ」でレンタル可能です。

在庫があれば注文から2日くらいで届くし、一定期間レンタルすれば買取できるプランもあるので、「どんなもんか一回試してみたい」という人はチェックしてみてください。

カナちひ

2024年12月4日現在、月額4,800円でレンタルできるみたいだね。

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まとめ

XREALエックスリアル Beamビーム Proプロ』は「XREAL Air」の活用シーンを大きく広げてくれるコンパニオンデバイスです。

特に自分で3D映像の自作&視聴ができる点は、他のARグラスにはない特徴で「XREAL」を選ぶ大きな動機になるのではないでしょうか。

良かったところ
気になったところ
  • XREAL Airをもっと楽しめる
  • 3D映像が撮影できる
  • 外出先でもPS5やXboxで遊べる
  • 3D映像の編集が困難
  • 生体認証には非対応

Androidをベースにしたことで今後の開発や拡張も比較的容易なはず。あくまで僕の想像ですが、もしかすると今後さらに面白い機能や、将来的に発売されるAirの機能に合わせたバージョンアップにも期待できる気がします。

いずれにしても、現在「XREAL Air」を所有しているなら買って後悔はしないアイテムだと思うので、ぜひチェックしてみてください。

以上、カナちひ(@kana_chihi)でした。

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