今、ARグラスに興味を持った人が最初に突き当たるのが、こんな悩みではないでしょうか。
「XREALとVITURE、結局どっちがいいの?」
実際、この2ブランドは国内ARグラス市場で圧倒的なシェアを持っており、どちらも完成度の高いモデルをラインナップしています。でも、実際に使い比べてみると「同じARグラス」とひとくくりにするには、実はあまりにも目指している方向性が違います。
両ブランドのほぼすべてのシリーズを実際に体験してきた中で、それをつくづく感じてきました。

というわけで、この記事では、現行の主要4モデル——XREAL 1S・XREAL One Pro・VITURE Luma Ultra・VITURE Beastを対象に、スペックの比較だけでなく、「どんな用途に向いているのか」という観点で、どれを選ぶべき?という問いに僕なりの体験で正直にまとめていきます。
カナちひこの記事が、自分にぴったりのARグラス選びの参考になれば幸いです。
この記事で比較するARグラス
2026年6月現行モデルのスペック比較
まず現行4モデルの基本スペックを一覧で紹介します。
| 項目 | XREAL 1S | XREAL One Pro | VITURE Luma Ultra | VITURE Beast |
|---|---|---|---|---|
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| 発売日 | 2026年1月30日 | 2025年7月24日 | 2025年11月18日 | 2026年2月25日 |
| 解像度 | WUXGA(1920×1200) | FHD (1920×1080) | WUXGA(1920×1200) | WUXGA(1920×1200) |
| FOV(視野角) | 52° | 57° | 52° | 58° |
| 最大輝度 | 700nits | 700nits | 1500nits | 1250nits |
| 電子調光 | ○ (3段階) | ○ (3段階) | ○ (3段階) | ○ (9段階) |
| 重量 | 82g | 87g | 83g | 88g |
| 視度調整 | × (要インサートレンズ) | × (要インサートレンズ) | ○ | × (要インサートレンズ) |
| 3DoF | ○ | ○ | △ (iPhoneは専用アダプターが必要) | ○ |
| 6DoF | ○ (要XREAL Eye) | ○ (要XREAL Eye) | ○ (デバイス・アプリの条件あり) | △ (今後対応予定) |
| 2D→3D変換 | ○ | ○ | ○ (アプリ経由) | ○ (アプリ経由) |
| OSD (空間映像メニュー) | ○ | ○ | × | ○ |
| 価格 | ¥67,980 | ¥84,980 | ¥89,880 | ¥82,880 |
| Check | Check | Check | Check |
| 項目 | XREAL 1S | XREAL One Pro | VITURE Luma Ultra | VITURE Beast |
|---|---|---|---|---|
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| 発売日 | 2026年1月30日 | 2025年7月24日 | 2025年11月18日 | 2026年2月25日 |
| 解像度 | WUXGA(1920×1200) | FHD (1920×1080) | WUXGA(1920×1200) | WUXGA(1920×1200) |
| FOV(視野角) | 52° | 57° | 52° | 58° |
| 最大輝度 | 700nits | 700nits | 1500nits | 1250nits |
| 電子調光 | ○ (3段階) | ○ (3段階) | ○ (3段階) | ○ (9段階) |
| 重量 | 82g | 87g | 83g | 88g |
| 視度調整 | × (要インサートレンズ) | × (要インサートレンズ) | ○ | × (要インサートレンズ) |
| 3DoF | ○ | ○ | △ (iPhoneは専用アダプターが必要) | ○ |
| 6DoF | ○ (要XREAL Eye) | ○ (要XREAL Eye) | ○ (デバイス・アプリの条件あり) | △ (今後対応予定) |
| 2D→3D変換 | ○ | ○ | ○ (アプリ経由) | ○ (アプリ経由) |
| OSD (空間映像メニュー) | ○ | ○ | × | ○ |
| 価格 | ¥67,980 | ¥84,980 | ¥89,880 | ¥82,880 |
| Check | Check | Check | Check |
数字だけ見ると「VITUREのほうが輝度が高い」「XREALは本体がよりコンパクト」といった違いが見えてきますが、重要なのはこのスペック差が実際の体験でどう感じられるかということ。次のパートで順番に解説していきます。
【XREALとVITUREの比較】それぞれが掲げる設計思想の違い

スペックを眺めるだけで、どちらを選ぶべきかを判断するのはなかなか大変。でも実際に使い比べてみると「ARグラスで何を実現したいか」という根っこの部分が、少しずつ見えてきます。
目指す方向性の違い
まずXREALが目指しているのは、「空間コンピューティングのインフラになる」こと。
独自SoC「X1」を搭載し、グラス単体での3DoFをいち早く実現。OSD(空間に投影されたメニュー画面)による直感的な操作、コンパクトで薄いボディ設計など、「道具として日常に溶け込む」ことへの意識を強く感じます。
さらに専用のカメラモジュール「XREAL Eye」を装着すれば、一定の条件下で6DoFにも対応し、体験の幅をさらに広げることも可能です。

一方VITUREが一貫して磨いているのは、「映像体験の質を限界まで引き上げる」こと。
1500nitsという業界トップクラスの輝度、HARMAN監修のサウンド、視度調整ダイヤルの内蔵。Luma Ultraではデバイス・アプリの条件を満たした環境では6DoF・ハンドジェスチャー操作にも対応し、「見る・聴く・操る」という体験そのものを豊かにしようという姿勢が、モデルを重ねるごとに強まっている印象です。

操作性の違い
この違いは、iPhoneとの連携体験にも表れていて、VITUREはSpaceWalkerアプリを起動することで画面がワイド表示に切り替わり、iPhoneをレーザーポインターやトラックパッドのように使ってARグラス上のコンテンツを操作できます。
専用のニュースコンテンツや、複数アプリを並べて使えるマルチ表示機能も備えており、iPhoneの画面をほとんど見ずに操作が完結します。

一方XREALは、iPhoneの画面を直接見ながら操作する従来のスタイル。ARグラスへの映像出力とスマホ操作が自然につながり、サングラスをかけながらスマホを操作するようなイメージの手軽さが◎。

どちらが使いやすいかは用途次第ですが、「グラスの中で世界を完結させたい」のか、「スマホと自然に連携したい」のか、という思想の違いがよく現れた部分だと感じます。
周辺アクセサリーの違い
実は、視聴体験を引き上げる周辺アクセサリーの展開にも、ブランドの個性がよく表れています。
たとえば、XREALのコンパニオンデバイス「Beam Pro」はスマートフォン型で、空間マウスやレーザーポインターのような操作性が持ち味。さらにサイドバイサイド形式の3D動画が撮影できるというユニークな機能も備えています。

一方VITUREの「Pro ネックバンド」は首掛けタイプで、ハンドジェスチャー操作との連携がメイン。首元から空間操作ができる体験は、他にはない特徴で、慣れると手元を見ずに操作が完結します。
アクセサリの充実度もVITUREが一歩リードしており、Switch 2と充電ドックをジョイントできる専用ケースや、ゲームパッドまで揃っています。「映像体験の周辺をまるごと整える」というブランドの姿勢が、エコシステム全体から伝わってきますよね。
フォームファクターの個性
本体形状や装着感から両ブランドの個性を感じられる部分も。
XREALはテンプル(つる)が細く薄い設計で、耳への負担が少なく、日本人の骨格にもなじみやすい形状。一方のVITUREはやや厚みのあるつくりで、欧米向けの販路を意識した設計に感じます。


着圧はVITUREがやや強めで、動きながら使ってもずれにくい一方、その分締め付け感があります。XREALは逆に少し緩めで装着感は軽い反面、頭を振るとわずかに画面が揺れる感覚があります。


実際、このフォームファクターの違いは、撮影に協力して頂いたモデルさんの中でも好みが分かれることが多く、単にデザイン性で選ぶより、どちらが自分の骨格や顔の形に合うかを冷静に見極めたいところです。
用途別比較:あなたの使い方はどっち向き?

ここからは、具体的な使用シーン別に4つのモデルを比較してみたいと思います。
動画・映画視聴で選ぶなら
映像への没入感という意味では、VITUREの2モデルが頭ひとつ抜けています。
VITURE Luma Ultraの1500nits、VITURE Beastの1250nitsという輝度は、XREAL含む競合他社品の明るさと比べて数値上では倍近い差があります。実際に日中の屋外でも映像がくっきり視認でき、HDR映像のハイライト表現に違いを感じます。
中でも映画・エンタメに振り切るなら、視野角58°という4モデル最大の画面サイズを持つVITURE Beastが、より圧倒的な没入感を体験させてくれます。

4m先に175インチ相当の画面が広がる感覚は、まさに「コンテンツの世界に入り込む」という表現がぴったり。さらに内蔵機能「VisionPair」によりグラス単体・ボタン操作だけで3DoFの切り替えができ、OSDメニューも本体から直接操作できます(現在は英語・中国語のみ、日本語対応予定)。


アプリを立ち上げなくても画面の固定や表示設定をその場で変えられる直感的な使い勝手は、「見たいときにすぐ見られる」気軽さをさらに後押ししてくれます。
なお、2D映像をリアルタイムで3D変換する機能は4モデル全てが対応。XREALの2モデルはグラス単体でアプリなしに使える一方、VITURE Luma UltraとVITURE BeastはSpaceWalkerアプリ経由が前提となります。
PC作業・マルチモニター用途で選ぶなら
仕事の道具として使うなら、XREALシリーズが頼りになります。
XREAL 1SとXREAL One Proは、どちらもグラス単体で3DoFに対応しており、空中に固定された画面の中で作業ができます。画面が頭の動きに追従せず、空間にピタリと固定されることで、長時間の作業でも疲れにくい。これがPC用途で特に重要な要素なんですよね。

なお、XREAL Eyeを別途装着することで、一定の条件下では6DoFも使えるようになり、「近付いて、見る」という現実さながらの体験が広がります
解像度の面では、XREAL 1SがWUXGA(1920×1200)を採用しており、縦ピクセルが120px広い分、ブラウザのタブやタスクバーを表示しながら作業しても画面が窮屈になりません。ノートPCの画面をそのまま空中に広げたような感覚をイメージすると分かりやすいかも。

作業領域の広さを最優先するならXREAL One Pro(視野角57°)、コストとのバランスを取るならXREAL 1S(¥67,980)という選び方が現実的だと思います。
ゲーム(Switch 2など)で使うなら
ゲーム用途で特に光るのが、VITURE Beast。
視野角58°の画面サイズと1250nitsの明るさが生み出す没入感は、特にアクションゲームや奥行きのあるタイトルと相性が抜群。「VITURE Pro モバイルドック」を使ったNintendo Switch 2との組み合わせは、家庭用ゲームの体験がまるで変わるほどのインパクトがあります。

ボタン操作のみで簡単に0DoF↔3DoFを切り替えられるほか、OSDメニューからAnchor(空間固定)・Smooth Follow(追従)・Ultra Wide(パノラマ)など表示モードのカスタマイズも可能。
Switch 2にARグラスを2台接続可能な充電ドックや専用ケース、ゲームパッドなどアクセサリーも充実。これ、ゲーム体験をまるっと整えたい人にとっては大きな優位性になり得るポイントです。

XREALも十分快適にゲームが楽しめますが、「エンタメへの没入」を主目的に置くなら、VITUREのほうが体験の振れ幅が大きいと思います。
外出・持ち運び重視で選ぶなら
4モデルの重量は82〜88gと、さほど大きな差はありませんが、持ち運びやすさという点ではXREALに分があります。
というのも、ケースの大きさがVITUREよりひと回り以上コンパクトで、カバンの中でかさばりにくい。外に持ち出す用途では、この小ささがかなり効いてきます。
逆にVITUREのケースはゆったりしていて、グラス本体と一緒に厚手のクロスなども収納できる余裕があります。どちらもグラス+ケーブルは収納できるし、邪魔になるほどのサイズでもないので、「とにかく少しでも荷物を減らしたい」ならXREAL、「収納に余裕を持たせたい」ならVITUREという感覚でOK。


メガネ派の人にとっては、裸眼で使えるかどうかも重要な分岐点です。
VITURE Luma Ultraは視度調整ダイヤルを内蔵しており、軽微な近視であればコンタクトなし・インサートレンズなしでダイヤルを回すだけでピントが合わせられます。

XREAL 1S・XREAL One Pro・VITURE Beastの3モデルは、視力補正が必要な場合に別売インサートレンズが必要になります。
一度作ってしまえば手間はなくなりますが、初期コストと手配の手間がかかる点は考慮しておきたいところ。

XREALの2モデルを比較:1SかOne Proか

「XREALにしよう」と決めた後、次に来るのが「1SとOne Proどちらにするか」という点。結論、用途によって答えが分かれます。
僕の場合、仕事・作業用途がメインならXREAL One Pro。

視野角57°という広大な作業領域と、X1チップによる強力な3DoF・ブレ補正は、長時間の集中作業でも疲れにくい環境をしっかり作ってくれます。
カフェや新幹線の座席でも、かけた瞬間に作業環境が整う感覚は、使ってみて初めてわかる快適さです。
一方、エンタメと仕事を両立させたいならXREAL 1S。

WUXGA解像度による縦方向の余裕と、グラス単体での2D→3D変換機能が、日常の動画視聴から作業まで幅広くカバーしてくれます。
価格も¥67,980とOne Proより約17,000円抑えられるので、はじめての1台として導入しやすいのもポイント。
| XREAL 1S | XREAL One Pro | |
|---|---|---|
![]() | ![]() | |
| 向いている用途 | エンタメ+作業の両立 | 作業・マルチモニター特化 |
| 視野角 | 52° | 57° |
| 解像度 | WUXGA (1920×1200) | FHD (1920×1080) |
| 2D→3D変換 | ○ | ○ |
| 6DoF | △ (要XREAL Eye) | △ (要XREAL Eye) |
| 価格 | ¥67,980 | ¥84,980 |
| XREAL 1S | XREAL One Pro | |
|---|---|---|
![]() | ![]() | |
| 向いている用途 | エンタメ+作業の両立 | 作業・マルチモニター特化 |
| 視野角 | 52° | 57° |
| 解像度 | WUXGA (1920×1200) | FHD (1920×1080) |
| 2D→3D変換 | ○ | ○ |
| 6DoF | △ (要XREAL Eye) | △ (要XREAL Eye) |
| 価格 | ¥67,980 | ¥84,980 |
詳しくは、それぞれのレビュー記事をご覧ください。


VITUREの2モデルを比較:Luma UltraかBeastか

「VITUREにしよう」と決めた後のもうひとつの選択が、Luma UltraかBeastか、です。
映像体験の没入感を優先するならVITURE Beast。

前述の通り4モデル最大の視野角と、HARMAN監修のサウンドと合わせた没入感はまさに格別です。ゲームや映画など、コンテンツへの没入を第一に置くなら、おそらく現時点で最も体験の振れ幅が大きい一台。
0DoF/3DoFの切り替えがボタン操作だけで完結し、OSDも本体から直接操作できる即応性の高さも大きな魅力です。
映像の明るさと先進的なAR体験を求めるならVITURE Luma Ultra。

輝度1500nitsは屋外や機内でも映像をくっきり見せてくれ、環境が整えば6DoF・ハンドジェスチャー操作にも対応。空中に浮かんだ画面を手で動かす体験は、ARグラスとしての可能性をひとつ先の次元を示してくれます。
なお、iPhoneで3DoFを使う場合は別途専用アダプター(USB-C XR Charging AdapterまたはHDMI XR Adapter)が必要になる点と、6DoFは現時点では未対応(今後対応予定)という点は、購入前に確認しておきたいポイントです。
視度調整ダイヤルが内蔵されている点も、VITURE Luma Ultraが優位と言えそうです。
| VITURE Luma Ultra | VITURE Beast | |
|---|---|---|
![]() | ![]() | |
| 向いている用途 | 高輝度・6DoF体験重視 | 没入感・ゲーム・映画特化 |
| 視野角 | 52° | 58° |
| 最大輝度 | 1500nits | 1250nits |
| 視度調整 | ○ | × (インサートレンズ別売) |
| 3DoF | △ (PC+SpaceWalkerで対応。iPhoneは専用アダプター必要) | ○ |
| 6DoF | ○ (諸条件あり) | △ (今後対応予定) |
| 2D→3D変換 | ○ (SpaceWalkerアプリ経由) | ○ (SpaceWalkerアプリ経由) |
| 価格 | ¥89,880 | ¥82,880 |
| VITURE Luma Ultra | VITURE Beast | |
|---|---|---|
![]() | ![]() | |
| 向いている用途 | 高輝度・6DoF体験重視 | 没入感・ゲーム・映画特化 |
| 視野角 | 52° | 58° |
| 最大輝度 | 1500nits | 1250nits |
| 視度調整 | ○ | × (インサートレンズ別売) |
| 3DoF | △ (PC+SpaceWalkerで対応。iPhoneは専用アダプター必要) | ○ |
| 6DoF | ○ (諸条件あり) | △ (今後対応予定) |
| 2D→3D変換 | ○ (SpaceWalkerアプリ経由) | ○ (SpaceWalkerアプリ経由) |
| 価格 | ¥89,880 | ¥82,880 |
詳しくは、それぞれのレビュー記事からどうぞ。


よくある質問(FAQ)
最後にFAQ形式で、XREALとVITUREの違いをまとめておきます。
- はじめてのARグラスにはXREALとVITUREどちらがおすすめ?
-
用途次第ですが、最初の1台としてはXREAL 1Sが導入しやすいと思います。グラス単体で3DoFが使えて、4モデル中最も安価(¥67,980)。映像の明るさや没入感を優先したいならVITURE Beastも有力な選択肢です。
- iPhoneユーザーはどちらを選ぶべき?
-
操作スタイルの好みで選ぶのがおすすめです。XREALはケーブルを挿せばiPhoneをそのまま操作するだけ。VITUREはSpaceWalkerアプリ経由でiPhoneをトラックパッドのように使う体験ができます。ただしLuma Ultraで3DoFを使うには別売アダプターが必要な点は要注意。
- Nintendo Switch 2で使うならどっち?
-
VITURE Beastがおすすめです。視野角58°×1250nitsの没入感と、ゲーム向けアクセサリの充実度はVITUREが一歩リード。XREALも快適に使えますが、エンタメ特化という観点ではVITUREに分があります。
- 視力が悪いのですが、おすすめのモデルはある?
-
視度調整ダイヤルを内蔵しているのはVITURE Luma Ultraのみ(最大-4.0Dまで対応)。コンタクトなしでダイヤルを回すだけでピントが合わせられます。他の3モデルは別売インサートレンズが必要です。
- 映像の見え方はどう違う?
-
最大の差は輝度です。VITURE Luma Ultraが1500nits、Beastが1250nitsに対し、XREALの2モデルはともに700nits。明るい環境ではその差がはっきり出ます。解像度はXREAL One ProのみFHD(1920×1080)で、他の3モデルはWUXGA(1920×1200)。映像の歪みや反射ノイズの少なさはXREAL One ProとVITURE Beastが優位に感じます。
- 装着感の違いは?
-
XREALはテンプルが細く薄い設計で、日本人の骨格になじみやすい印象。VITUREはやや厚みがあり、着圧が高めでずれにくい。重量は4モデルとも82〜88gで大差なし。ただ長時間使用時の快適さは個人差が大きいため、できれば実機を試してからの購入がベストです。
購入前にレンタルで試してみるのもおすすめ
映像の見え方や装着感については、できるだけ分かりやすくご紹介したつもりですが、やはり間違いないのは実際に試してみること。
とはいえ、取り扱いのある店舗はまだ限られるので、「GYMGATE」や「Rentio」、「kikito」といったレンタルサービスを活用するという方法もありだと思います。

サービスによっては最終的に買取できるプランもあるので、いきなり購入するのが不安という人はぜひチェックしてみてください。
まとめ|2026年最新ARグラス比較、自分の使い方に合うのはどれ?

この記事では、XREALとVITUREの現行4モデルを比較しながら、どう選ぶべきかという問いに向き合ってみました。
改めてこの4モデルの選び方の軸を、シンプルに整理してみます。
- 作業・マルチモニター用途がメイン → XREAL One Pro
- エンタメと作業を両立したい、できるだけ費用を抑えたい → XREAL 1S
- 映画・ゲームへの没入感を最大化したい → VITURE Beast
- 高輝度・6DoFまで体験したい → VITURE Luma Ultra
XREALとVITUREは、それぞれが異なる体験を突き詰めているブランドで、良い悪いと単純に比較できるものではありません。ただ、両ブランドのモデルを複数使い続けてきた僕から言えることは、どちらを選んでも「ハズレ」を引く心配がほとんどないくらい、完成度が高いということ。

だからこそ、悩んだときに立ち返ってほしいのは、もっともシンプルな「毎日どこで、何のために使うのか」という問い。
その答えが、自分にぴったりの1台を教えてくれると思います。
以上、カナちひ(@kana_chihi)でした。










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