デスク上のスペースを、もっとうまく活用したい——
そんなときにぜひ検討して欲しいのが、今回紹介するRasical(ラシカル)の新型デスクシェフ、『Rasical Shelf』。

モニター下の空間をうまく使い、省スペース化と見た目の整ったデスク環境を両立できる、ちょっと気の利いたアイテムなんですが、この商品の魅力は何といっても充実した追加モジュールによる拡張性。
この記事の執筆にあたりメーカーさんからRasical Shelf本体と、いくつかの追加モジュールをご提供いただいたので、実際に導入したみた感想やデスクでの佇まい、メリット・デメリットなどをレビューしてみたいと思います。
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Rasical Shelf の概要

Rasical Shelf(ラシカルシェルフ)は、以前レビューした「Rasical Desk(ラシカルデスク)」との併用を前提に作られた同ブランドの新型デスクシェルフです。
無垢のアッシュ材を使用した上質な天板と、デスクスペースを最大限に活かすために細部まで考え抜かれた構造で、”シンプルに使いやすい“というのが、ひとつめの感想。

もうひとつの大きな特徴といえるのが、追加モジュールによるカスタマイズ性。
ガジェットや小物をすっきり整理しながら、「ここにこれを置きたい」「もう少し見た目を整えたい」といったユーザーの希望に柔軟に応える、デスクシェルフとしては破格の拡張性が大きな魅力となっています。

必要なものだけ追加購入することで無駄がなく、結果的にコスパの良い自分にとって最高のデスクシェルフが完成します。


スペックと仕様
Rasical Shelfは、用途やデスクサイズに応じて選べる2種類の幅違いモデルをラインナップ。
今回僕が選んだのは幅85cmモデルですが、モニター+スピーカーをを乗せたいなら、よりワイドな100cmモデルもおすすめです。




100cmモデルにはコーナーに切り欠き加工が入っているので、よくある「モニターアームに干渉して使いにくい」というケースも少ないと思います。


色の組み合わせは天板5色 × 脚2色の計10パターン。落ち着いた色味が中心で、どんなデスクにも自然に馴染んでくれそうなのは嬉しいですよね。
85cm天板 | 100cm天板 | |
---|---|---|
![]() ![]() | ![]() ![]() | |
天板カラー | ナチュラル / ウォルナット / ホワイト / チャコールグレー / バーンドウッド | |
脚カラー | ブラック / ホワイト | |
サイズ | W850 × D230 × H120mm | W1000 × D230 × H120mm |
重量 | 約3.6kg | 約4.1kg |
天板素材 | アッシュ無垢材 | |
耐荷重 | 30kg | |
価格 | ¥15,840 | ¥18,240 |
一見華奢に見えますが、耐荷重は最大30kgとかなりしっかりした作り。重さを気にせず、好きなモノを自由に配置できる”余裕”もRasical Shelfの魅力です。
デザインと外観
天板は無垢のホワイトアッシュを使用しており、高級感のある見た目だけでなく、触れたときの質感もとても上質。


(天板のカラーはナチュラル)
脚部は塗装されていますが、うっすら見える木目からおそらく材質は天板と同じアッシュ材が使われています。


デスクとの設置面にはゴムが貼られていて安定感も抜群。グリップもしっかりしていて意図せず動くような心配もありません。


脚の中心部分がアーチ状になっていて、隙間からケーブルなどを出せるのも何気にありがたいです。


その他、天板裏に無数に空いたネジ穴で、さまざまなモジュールを簡単に取り付けられるのもRasical Shelfの特徴。


この辺りは次のパートで詳しく紹介します。
Rasical Shelf の拡張性|各モジュールの使用感


続いて、今回一緒にご提供いただいた、4つの追加モジュールについてレビューします。
なんとも「欲しいところに手が届く」よく出来たアイテムばかりなので、モジュール選びの参考にしてみてください。
PC Tray for Desk / Table|PCトレイ


ノートPCを少数ペースですっきり配置できるトレイで、最大3.5mm厚 & 2.5kgまでのPCや書類を収納できます。
PC Tray for Desk / Table | |
---|---|
サイズ | ![]() ![]() |
カラー | ブラック / ホワイト |
素材 | スチール(粉体塗装)/ ポリエステル |
耐荷重 | 2.5kg |
価格 | ¥7,984 |
金属製の面板には、薄いフェルト生地が貼られていて、傷防止と滑り止めに一役買っています。


両サイドが完全にオープンになっているので、横からUSBやHDMIポートのアクセスしやすいのも嬉しいポイントでした。


逆に奥行きがあまりないので、16インチとか大きめのノートPCだと前方に飛び出してしまう点には注意(後方で吊り下げる構造のため、後ろにはズラせません)。
Rasical ShelfだけでなくRasical Deskにも取り付けられるなど、かなり実用性の高いモジュールだと思います。







以前から同じようなPCトレイを使っていた僕的には必須のアイテムです。
Magnet Base for Desk / Shelf|マグネット接続プレート


デスクやシェルフに取り付けることで、マグネット接続のアイテムを貼り付けられる金属プレート。
PC Tray for Desk / Table | |
---|---|
サイズ | ![]() ![]() |
カラー | ブラック / ホワイト |
素材 | スチール(粉体塗装) |
耐荷重 | 2kg |
価格 | ¥2,682 |
シンプルな金属板でこれ単体では意味を為しませんが、後述のマグネット充電スタンドやケーブルホルダーなど磁力で吸着するアイテムを使いたいなら必須のモジュール。


複数の穴が空いているこのプレートは、他のモジュールと”重ね付け”ができるのも特徴です。
Magnet Stand for SmartPhone|スマホスタンド


MagSafe(マグセーフ)対応のスマホ用を取り付けられるマグネットスタンド。
PC Tray for Desk / Table | |
---|---|
サイズ | ![]() ![]() |
カラー | ブラック |
素材 | スチール(粉体塗装)/ シリコンゴム |
耐荷重 | 400g |
価格 | ¥3,984 |
先ほどのマグネット接続プレートに貼り付けて使うことで、こんな風にスマホを浮かした状態で配置可能。磁力も強く、そのまま操作もできます。


スタンドとスマホの間にMagSafeやQi2(チーツー)対応のマグネット充電器を装着することで、そのまま充電も対応。


使わない時は折りたたんでおけるので、複数設置しても邪魔になりません。


使っているうちにヒンジが緩くならないかだけはちょっと心配ですが、今のところむしろキツめで安定感も抜群でした。
Gadget Holder for Shelf|ガジェットホルダー


StreamDeck(ストリームデック)などの左手デバイスをマウントできるホルダーです。
PC Tray for Desk / Table | |
---|---|
サイズ | ![]() ![]() |
カラー | ブラック / ホワイト |
素材 | スチール(粉体塗装)/ シリコンゴム |
耐荷重 | 0.5kg |
価格 | ¥3,984 |
あまりサイズが大きくない+背面がフラットである必要があるので、僕が普段使っている「StreamDeck +」は使えませんでしたが、条件があえばその他のデバイスでも活用できそう。


僕は何も考えずうっかり右側につけてしまいましたが、普通に左側につける方が良いと思います(本来、マウスと逆の手で使うデバイスなので…)。
Rasical Shelf レビュー|良かったところ・気になったところ


ここからは、実際にRasical Shelf(+モジュール)を使ってみて感じた、使用感やメリット・デメリットをまとめていきます。
Rasical Deskとの親和性が抜群
たとえば天板の素材ひとつとっても、メーカーや仕上げが違えば、同じ木材でも微妙に質感や色味がズレてしまうことってありますよね。
その点、Rasical Deskと同じブランドのシェルフであれば、木目や色合い、角のR加工まで完全に統一されていて、見た目のまとまりが本当に心地いいです。


また、追加モジュールにはデスク・シェルフ両方に取り付けられるものが多く、必要に応じて融通し合えるのも、大きなメリット。将来的にモジュールが増えても置き場所に悩む心配が減るので、比較的気軽にカスタム可能。




もちろん、品質や拡張性に優れたRasical Shelfは、社外製のデスクでも活躍するのは請け合いですが、少なくともRasical Deskユーザーであれば、このデスクシェルフを選ばない理由はないと思います。
自分好みのカスタムが楽しめる
`````一般的なデスクやシェルフをカスタムしたい場合、通常であれば——
- まず、使えそうな什器を探す
- 取り付けるためのネジ穴の位置を測る
- 正しい位置にネジで取り付ける
と、最低でもこの3ステップが必要になるんですが、Rasicalの拡張モジュールは、商品一覧から欲しいものを選んで、決められたネジ穴に取り付けるだけ。
工具やネジなんかも同梱されているので、DIYが苦手な人でも簡単に”自分だけの理想のシェルフ”を手軽に作成できます。


種類も豊富で、便利そうな拡張アイテムがずらり。まだ予約受付中のモノもありますが、逆に少しずつ育てていくという楽しみ方もあるかも?
シェルフで使えるモジュール一覧
今回実際に使ってみた中で、僕が一番「これいいな」と思ったのが、このガジェットホルダー。
普段はデスクに置きっぱなしの左手デバイスですが、なるほど、こんな風に浮かせて使うことで掃除もしやすいし、安定感もあってキーも押しやすい。何といってもケーブルをうまく隠せて見た目がすっきりすることで、自然と作業のモチベーションも上がります。


そんな感じで新しい発見やひらめきが見つかるのも、拡張性の高いRasical Shelfならではの魅力ですね。
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120cm幅のモデルも欲しい
一点だけ気になったのが、天板サイズのラインナップについて。
僕が以前使っていたデスクシェルフは110cm幅で、31.5インチのモニターの横にブックシェルフスピーカー(KEF LSX Ⅱ LT)を置けたんですが、Rasical Shelfは最大でも100cm幅と、ちょっと長さが足りないんです。
モニターサイズ | モニターの横幅 | 余剰幅(片側) |
---|---|---|
24インチ | 約53.0cm | 約23.5cm |
27インチ | 約59.7cm | 約20.1cm |
32インチ | 約70.7cm | 約14.7cm |
そんなわけで、今回は85cm幅のモデルを選んだのですが、今度は左右の余白の広さが少し気になる…このあたりは感覚的なところなので、気にならない人も多いかも知れませんが、個人的にはなんとも悩ましいバランス。


もちろんこれはあくまで「僕のデスク環境に限った話」ではあります。
ただ、おそらく標準である140cm幅のRasical Deskに合わせて使う人も多いであろうことを考えると、もうひとつ、120cm幅のラインナップもあっても良かったのでは?というのが正直な感想です。
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まとめ


Rasical Shelfは、素材の質感・見た目のバランス・拡張性、どれを取っても”ちょうどいい”をしっかり押さえた、完成度の高いデスクシェルフでした。
個人的な感想としてはもう少し大きめのサイズが欲しいところでしたが、それを補って余りある使いやすさと拡張性があり、デスク環境を整えるうえで非常に頼れる存在だと思います。
- 無垢材の質感と温かみが好きな人
- モニターアームや周辺機器との干渉を避けたい人
- DIYやカスタマイズが好きな人
- Rasical Deskを使っている or 購入を検討している人
デスクをもっと快適にしたいけど、どこから手をつけていいかわからない——
そんな人こそ、まずはデスクシェルフから始めてみるのがおすすめ。せっかくならRasical Shelfで、自分だけの最高の環境を整えてみるのはいかがでしょうか。
以上、カナちひ(@kana_chihi)でした。
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